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2019.11.14

先輩ママに聞く!共働き家庭の「小学校入学準備」、「小1の壁」を何とかするには?



小学校に入学するとワーママの前に出現する「壁」の数々。それは、「平日に働く両親」がいることを前提とした“保育園”から、「平日にどちらかの親が家にいる」ことを想定した“小学校”に入るという違いから生じることが多い気がします。
ぱっと思いつくだけでも、平日にピンポイントで容赦なく時間指定される「就学前健診」「学校説明会」「入学式」「保護者面談」、給食なしの「午前授業」、台風等による突然の「閉校」、感染症流行による「学級閉鎖」、建前任意・実質強制の「PTA役員や係」、春・夏・冬の「長期休暇」・・・・まさに「壁」!

公的学童はありがたい!・・・でもさらなる準備が必要かも?


自治体が月数千円(私の地域では5000円、※自治体によるため確認を)という格安料金で、放課後の子どもの居場所(公的学童保育)を提供してくれるのは本当にありがたいです。が、共働きが主流の今はどこもすし詰め状態。保育園ではきちんと決められていた「子ども1人あたり面積」も「指導員の専門性」も問われません。
その結果、狭いスペースで小競り合いが頻発し、指導員の目が行き届かない学童の噂もチラホラ・・・。また、宿題時間の設定はあるものの、やるかどうかは子ども次第(女子はたいていきちんとやるが、男子は…)。おまけに、住んでいる地区の学童の受入時間は「放課後から18:15(長期休暇中は朝8:15~)」で延長もなし(マジか)。やはり保育園の面倒見の良さとは全く異なった次元です。

果たして小1で、初日から1人で登下校したり留守番をしたりは可能なのか、など色々迷いつつ入学準備をしている共働き家庭もけっこうあると思います。
そこで、今回は周囲の先輩ワーママ・パパさんから頂いたアドバイスをもとに、「共働き家庭ならではの、こういう準備をしておくと安心かも!」というものを紹介したいと思います。

「鍵っ子」の練習~鍵の開閉、在宅時の施錠、その他のルール決め

働く親の中には、子どもの入学を機に雇用形態や勤務時間を変えたり、公的学童、民間学童、送迎付の習い事を組み合わせたり、祖父母やファミサポ、シッターなどの様々なリソースを活用しながら、子どもを1人にしない環境を整える家庭が多いと思います。
しかし、両親が働いていると、どうしても1人で帰宅してお留守番をせざるを得ないこともあるかもしれません(例:親の急な残業、インフル等の感染症のために1週間自宅で安静が必要なケースなど)。そのため、そうした事態も想定して、予め複数の合鍵を作ったり、それらを各種の鞄(ランドセル、習い事バッグ等)に取り付けて、リールを延ばしながらの「鍵の開閉に慣れておく」、「在宅時には常に鍵をかけておく」、「親の不在時に友達を自宅に入れない」など、いろいろな約束ごとを親子で事前に話し合って準備しておくと安心かもしれません。

セキュリティグッズの選定-GPS、キッズフォン etc.


保育園から時々一斉に配信される不審者情報。先日はついに、近所の公園で誘拐未遂事件まで発生してしまいました。そんなご時世の中、周辺の共働きの先輩に話を聞くと、かなりの割合で、ランドセルにキーホルダー型のGPSを付けたり、GPS機能がついたキッズ用携帯をランドセルの奥に仕込んでいる人が多いです。中には、極小カメラをランドセルの肩口に取り付けて、子どもが見ている風景をそのまま親のスマホから見られるワザありの人もいました(録画機能もついているので、不審者の特定や、いじめ対策としても人気の商品になっているそうです)。

GPSの精度や月額使用料、充電の頻度など、いろいろな口コミ等を確認しつつ、入学前にいくつか目星をつけておくと良いかもしれません。
余談ですが、話を伺った、あるワーママさんは、「ランドセルじゃなくて子どもの皮下に極小のチップを埋め込みたい」と真剣に話していました。気になって調べてみたら、すでにアメリカでは実用化されていて、自動販売機メーカー等では、従業員に米粒くらいのチップを手の皮下に埋め込んで外回り作業の効率化を図っているそうです。もしかしたら近未来では、本当に皮下にチップを埋め込んだ小学生が増えるかもしれませんね・・・。

近所のお助け人を事前に確保-ファミサポ、シルバー人材センター etc.


入学当初から、1人きりで登下校をさせたり、習い事に行かせるのが不安な家庭もあるかもしれません。そんな時のために、なるべく近所で、信頼できるお助け人を事前に確保しておくと心強いです。例えば、各地域にあるファミリーサポートセンターへの事前登録・面談を済ませておくなど。また、なかなか近くでファミサポが見つからない時は、地域のシルバー人材センターにお願いするという手もあります。習い事送迎のみの場合は、日の丸交通(東京)の子育てタクシー、日本交通のキッズタクシーなどのサービスを利用している人も周囲にけっこういます。そのほかAS MAMAやKIDS LINEなどのオンラインマッチングを通じて、近所の人を見つけることも可能です。そして、もし良さそうな人が見つかったら、なるべく入学前に何度か会ってお願いして、子どもとの関係を築いておくと、さらに安心かと思います。

絵本で自然に予備知識


こちらは共働きならでは・・というわけではありませんが、オマケ情報で。
未就学児に向けた小学校の入学準備絵本は山のようにありますが、私のオススメは、小学2年生の女の子が新小学1年生に向けて書いた「しょうがくせいになるまでに、やるといいこと。しょうがくせいになったら、やるといいこと。しょうがっこうがだいすき(作:うい 絵:えがしらみちこ)」という絵本です。教室で叫んではダメな理由、人の話をよく聞かなければいけない理由、自分の名前は書けるようになっておくと良い理由など、いろいろなことが小学生の視点から丁寧に説明されていて、小さな子でもスンナリ理解できる納得の1冊です。

この他にも小学校の1日を写真で綴るユーモラスな写真絵本、「1ねん1くみの1にち(写真・文 川島敏生)」や、くすっと笑ってしまう新1年生向けハウツー絵本の「しょうがっこうへ いこう(作:斉藤 洋 絵:田中 六大)」など、素敵な絵本が沢山あるので、入学前に親子で読んでおくと、自然に予備知識も入り、小学校に行くのが楽しみになるかもしれません。

その他のアドバイス


このほか諸先輩からは、“入学前にしておくと良いこと”として、「男の子はすぐに傘を壊したり紛失したりするから、なるべく多めに傘を買っておいた方がいいよ」、「ある日、何気なく筆箱を空けたら鉛筆が1本しか入ってなかった・・・。予備にもう1つフルセットで買っておくと助かることがあるかも」、「空き牛乳パック(図工用)や小銭(集金用)は常備しておいた方がいいよ」、「毎日、教科書や副教材等の荷物が重いから(子どもがまさかの腰痛になった!)、なるべくランドセルや学用品は軽いものを選んだ方がいいよ」、「公的学童は、習い事の中抜け禁止だから、帰宅せずにランドセルを置いて習い事で中抜けしたい場合には民間学童を利用した方がいいよ」、「ホテルやレストラン、各種施設は、小学生から有料になる所があるから、無料の未就学児のうちにたくさん楽しみつつ、小学生でも無料という所も見つけておくといいよ」などのアドバイスをもらいました。

小学校入学準備は、各ご家庭の就業状況、自宅と小学校・学童の距離、子どもの発達・自立度等によっていろいろ変わってくると思いますが、「備えあれば憂い無し」。余裕を持って準備できると良いですね。

市口 芳江

市口芳江

4歳の子どもを育て中。保育園には足を向けて眠れません。


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