2016.07.19
【あるあるから珍事件まで】保育園・学校・学童から「お呼び出し電話」の内容って?
朝いつもどおりに元気に登園・登校したのに、仕事中、しかも打ち合わせ中とかに携帯に電話がかかってきて「ど、どーした?」とハラハラすることありますよね。
そんな「お呼び出し」の理由や内容もいろいろ。今回はそんな携帯あるいは職場にかかってきたさまざまなお呼び出し電話の内容をご紹介します!
突然食物アレルギーに!?~病気編
「熱出ました」のお呼び出しは、皆さん一度や二度、経験しているのでは。でも、熱だけではない病気のお呼び出しも意外に多いようで…
ちょうど取引先に向かおうとしていたとき、携帯に保育園からの着信。「うひゃ~」と思いながら取ると「○○ちゃん、昼寝明けに計ったら37.8度ありました。お迎えに来られますか?」やっぱり熱かぁ! でも大事な打ち合わせがぁ! と焦りつつ、おばあちゃん(私の母)に緊急出動要請をお願いしました。
幸いOKで、電話の1時間後におばあちゃんが娘を救出(?)その後高熱が3日間続いて焦りましたが、結局突発性発疹でした…
〔Tさん、子ども12歳、9歳、2歳〕
お昼過ぎに突然保育園から電話。昼寝前に熱出たか? と思って出ると、「○くんが給食後に体中赤くなってしまったので、病院に連れて行きます」とのこと。え?? 今まで食物アレルギーなんてなかったのに! と、顔面蒼白状態で速攻早退して病院へ。検査の結果、そば粉アレルギーが判明!
〔Oさん、子ども1歳〕
「ちょっとウンチが水の状態で元気もないので、お迎えに来ていただけますか」朝までEテレの体操に合わせて踊りまくるほど元気だったのに、いったいなにが…近くに両親もいないし、旦那も忙しくてお迎えは無理。私も会社から園まで1時間半ほどかかる。保育士さんに「あと2時間ほどで必ず迎えに行きます」と伝えると快諾してくれたので、20分で仕事の段取りをつけて、そのままダッシュでお迎えに行きました。
結局風邪がお腹にきただけでしたが、「下痢お呼び出し」は初めてだったのでビックリしました。
〔Nさん、子ども3歳〕
病気編お呼び出しは、やはり保育園がほとんどですね。小学生ともなると、だいぶ丈夫になって、そういうお呼び出しはあまりないようです。
「頭打った!」の連絡で会社を飛び出した!~ケガ編
いつも元気いっぱいの子どもたち。周りを気にせず思いっきり遊ぶことも多く、それがケガにつながってお呼び出し、なんてことも多いようです。
「園庭で走っていてお友達とぶつかって、仰向けに転んで後頭部を打ってしまいまして…」という電話が。そのとき長女はまだ2歳だったし頭を打ったこともなかったので、かなり焦り「すぐ行きます!」と、会社を飛び出しました。上司にどう説明したかあまり覚えてない(笑)転んですぐに泣いたし、そのあとは元気に遊んでいるので、保育園に常駐している看護師さんも「とりあえず明日の朝までしっかり様子を見てあげてください。お風呂は控えて」とのことでした。結局ぜんぜん大丈夫でしたが、「頭を打った!」というショックが大きくて、あのお呼び出しが一番強烈でしたね。
〔Aさん、子ども11歳、8歳〕
ある日会議から戻ると小学校から何回かの着信履歴と留守電が。滅多にお呼び出しがなかった長男、小学校高学年にもなってどうした?と焦りました。どうたら昼休みに鬼ごっこをしていて段差で転び、ヒザを強く打ってぱっくり割れ、そのまま病院に担ぎ込まれ5針縫ったそう。「お医者さんも大丈夫とのことで、もう病院から戻って授業受けてますが、できればお迎えに来てあげてください」なんとも微妙なお呼び出しでしたが、とにかく大事にならなくて何よりでした。
〔Tさん、子ども12歳、9歳、2歳〕
掃除の時間に雑巾がけレースをやったらしく、ですべって顔面強打!「口が派手に切れ、けっこうな出血です」との電話が。「あーなにバカなことやってんだよ~」と呆れながらも早退して学校へ駆けつけました。息子に思わず「もー、なにやってんの! バカたれ!!」と言ってしまいつつ、たらこ唇に思わず笑ってしまいました。でも、それで息子の気持ちもほぐれたようです(笑)
〔Yさん、子ども10歳〕
なぬ!?鼻の穴に石が詰まった!? ~珍事件編
子どもって本当に理解不能なことをしますよね。病院沙汰ではあるけど、どうしてもくすっと笑ってしまう、そんな珍事件お呼び出しも。
「鼻に石を詰めて取れなくなって耳鼻科へ連れて行きました」そんな電話もらったら、二度聞きしますよね(笑)たまにビー玉とかを思い立ったように鼻に詰めるので注意はしてたのですが…どうやら、園庭でせっせと鼻に石を詰めていたようです。なんか入れたくなったんでしょうかね。何個かは保育士さんが必死で取ってくれたようですが、奥までいったものは耳鼻科沙汰。
無事取れて、お呼び出しまではいかなかったのですが、もう心配したわ保育士さんに申し訳ないわ、恥ずかしいわで…(苦笑)
〔Oさん、子ども2歳〕
「給食を食べすぎて持ち悪くなり、保健室で寝ているのですが、お迎え来られますか」という電話。「へ?」と思いつつ、私は仕事的に行けなかったので、私の母にお願いしました。
どうやら給食メニューが大好物のカレー。2杯目を多くつぎすぎて、無理して詰め込んだようです。なんかホント男の子って…と思ってしまう珍呼び出しでしたよ。〔Yさん、子ども10歳、5歳の双子〕
いかがでしたか。「あるある」から、思わず電話で聞き返してしまうような「珍事件」まで、いろいろなエピソードがありましたね。
こう見ると、子どもって本当に予測不可能。「朝まで元気で、なんでいきなり高熱?」「なんでここで走るの?」など…でも、子どもたちに理由なんてないんです。
子どもたちが毎日頑張っているからこそ起こる‟事件”なのかもしれません。働いていると、突然のお呼び出しはなかなかキツイですが、誰もが通る道。長い目で、温かい気持ちで対応してあげたいですね。ってなかなか難しいですが…
田崎美穂子
mamaライター