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2021.01.26

コロナ禍で子どもが発熱!どうするべき?受診のタイミングや気を付けたいこと<ママたちの体験談も紹介> 



コロナ禍の前は、発熱したらもちろん心配だし焦りますが、「あら、風邪かしら」「インフルエンザだったら、1週間かかるなあ~」程度のことでした。
感染者がうなぎ上りに増え、再び緊急事態宣言が出された今、もし子どもが発熱したら、真っ先に「コロナか!?」と、頭が真っ白になってしまいそうです。
そんなご時世、子どもが熱を出したら、どう対応すればいいのか、様子を見るべきかすぐ受診すべきか、受診する場合はどうしたらいいか、などを紹介します。以前だったら、すぐにかかりつけの病院に行って、薬をもらって、数日園や学校を休んで、で済んだのに。本当に嫌な世の中になってしまいました…

熱が出た!様子見?すぐ受診すべき?


子どもの場合、熱の原因もいろいろ。いきなり高い熱が出たのに、すぐ下がって後は何事もなかった、という原因が分からないケースも多くあります。
特にこのコロナ禍ではちょっとでも熱が高いと冷や汗ものですが、発熱は予告なしに突然やってきます。もし子どもが発熱した場合、様子を見る目安や受診する目安を紹介します。

【比較的元気で水分が摂れていれば様子見でOK】
・熱がある程度高くても、水分が摂れていて、比較的元気があれば、安静と栄養補給で治癒していきます。この場合は2〜3日待って症状がよくならなければ受診しても遅くはないそうです。
・100%とはいえませんが、他の家族に症状がなく、濃厚接触の可能性も低く、子どもだけ熱や咳の場合は、コロナではなくほぼ通常の感染症と考えられます。

【早めに受診するべき症状】
・4日以上熱が続いたり、他の家族に発熱・強い咳がみられる場合。
・呼吸が少し苦しそう(肩で息をしている感じ、咳で話せない・吐き戻してしまうなど)
・嘔吐を繰り返す
・水分が摂れない、尿が出にくい

つい「受診すると、病院で感染してしまうかもしれない」と思ってしまいがちですが、予約制の小児科を探す、空いている時間を問い合わせてから行くなどすれば、待ち時間がほとんどなく受診することが可能になっています。

病院はどのような対応や方法取っているの?


発熱で受診した場合、コロナ禍の今はどんな流れで診察をするか、どんな対応をするのでしょうか。すべてには当てはまりませんが、参考にしてみてください。

【子どもの様子、家族の状況を聞いてから来院してもらう】
子どもの現在の様子(熱の高さ、水分は摂れているか、熱以外の症状はどうか、など)と、家族の状況(熱や喉の痛みなどはないか、周りにコロナにかかっている人はいないか、など)を聞いてから、来院させる病院がほとんどです。万が一、話の中で受診が難しそうな場合、「小児発熱外来」のある病院を紹介するなどの対応をします。
※小児発熱外来は、新型コロナウイルスの検査を行うためのもではありませんが、発熱した子どもへの適切な対応と院内感染を防ぐ目的で実施されています。

【とにかく触らせない】
医者・看護師は、マスク・フェイスガード・簡易防護服などで対応します。インフルエンザと同じように、発熱のある子どもは別室で待機。徹底した感染対策のため、もし子どもがトイレなどに行く場合も、ドアなどに触らないよう、すべて看護師がドアの開閉やトイレを流す、などのことを行うところも多いそうです。

【診察ももちろん別室】
診察も、待機している別室で行います。インフルエンザなど、熱が出る可能性のある感染症の検査をしたり、もしくは問診や触診で総合的な判断を出します。

コロナ禍で子どもが発熱!ママたちの体験談


実際にこの時期に子どもが熱を出した、というママの経験談を紹介します。

・朝起きたら子どもが熱い!!
朝、ふと隣に寝ていた息子を触ると熱い…寝起きだからだよね、布団で体が温まっているだけだよね、と思い込みたかったのですが、やはり熱っぽい。測ってみると38度。学校にも「熱で休みます」と言いたくない(言いましたが)…もう頭の中はぐちゃぐちゃでした。
朝一番でかかりつけの小児科に電話すると、「今患者さんゼロだし、お父さんお母さんも感染の可能性低そうなので(夫婦でフリーランス、ほぼ引きこもり)すぐ来てください」ということだったので、即受診。検査の結果、「溶連菌」でした。溶連菌も嫌ですが、とにかく安心しました。〔Yさん、子ども7歳〕

・保育園から発熱の呼び出し…
「〇ちゃん(次女)、お昼寝明けから少し熱が出ています。お迎え来られますか」という電話に、「ひぃ~~~~!!」でした。会社の人にも、「子どもが保育園で吐いてしまったので」と、思わず違う理由を言っていました。お迎えに行って抱っこすると「あれ?平熱じゃね?」、帰宅後熱を測ると36.7度…心の中で「なんやねん!」と叫びつつホッとしました。が!!夜になるとまた上がって、下痢の症状も。軽くパニックになりながら、とにかく他の家族から隔離しました。娘は食欲も元気もあったのですが、翌朝も下痢症状と熱も37度ちょっとあったので、予約制の小児科へ。個室に通され、インフルエンザ・溶連菌の検査をしましたが陰性。熱の出方やお腹の症状から、ウィルス性腸炎と診断されました。解熱剤と整腸剤をもらい、その日に熱もお腹の症状も治まりました。念のためもう2日休んで、やっと登園できました。
〔Tさん、子ども10歳、6歳、4歳〕

冬の「発熱」理由はこんなにある!


冬は寒さや乾燥が厳しくなるため、病気が流行しやすい季節。そして子どもが熱を出しやすい季節でもあります。
この時期、風邪やインフルエンザ以外に、子どもがかかりやすい「発熱を伴う病気」にはどんなものがあるか、それぞれどんな症状が出て、どんな治療法があるのでしょうか。

・溶連菌
その名の通り「溶連菌」という細菌が感染することで、のどの痛み、発熱、首のリンパの腫れなどをおこす病気です。特に子どもの場合、舌に赤いブツブツができたり、かゆみをともなう全身の細かな発疹が出ることがあります。抗生物質が有効で、多くの場合数日で回復します。出された薬はきっちり飲み切ることが大切です。

・ウィルス性腸炎(ノロウィルス、ロタウィルスなど)
ウイルスが胃腸に入り込んで、胃腸の働きを悪くするため、嘔吐下痢、発熱などの症状が出ます。根本的な治療方法はありませんが、こまめな水分補給、安静、整腸剤などの対症療法で数日で回復します。嘔吐物、便およびそれが空中に漂って感染するので、マスクや手袋(処理するとき)などの感染予防が必要です。

・RSウィルス
RSウイルスという細菌の感染によって、鼻汁・鼻づまりなど軽い「鼻かぜ」の症状が出始め、2~3日後には咳き込み症状が現れる場合が多いです。38度程度の発熱を伴うこともあり、生後1歳までに半数以上が、2~3歳までにほぼすべての子どもが感染するといわれています。まだ、これ!という治療薬はありませんが、咳や熱の対処療法薬が処方されます。

コロナ感染症拡大の影響で、マスク・手洗い・うがいの習慣が浸透しているため、上記の病気は、この冬激減しているそうです。改めて手洗い・うがいの効果が感じられます。

もし万が一わが子がコロナになったら…


両親がなっていない場合、子どもだけがコロナにかかるというケースはほとんどない、といわれていますが、子どもだって園や学校など、家庭外で過ごす時間も多いもの。もしもわが子がコロナ陽性になったら…現時点での国や医師会の対応はどんなものなのでしょうか。

コロナはまだまだ未知のウィルスですが、全世界の統計でみると、もし子どもが感染しても、比較的軽い症状で済むようです。
日本小児学会は、「子どもが陽性と判明するケースでは、親もすでに感染していることが多い。軽症であれば自宅などで療養するか、入院が必要であれば親子が一緒でいいのではないか」という見解を示しています。もちろん子どもは軽症で済む、という理由も大きいですが、新型コロナウイルスで入院した場合、個室に閉じこもった状態が続き、医師や看護師は防護服姿という重々しい雰囲気が大きな精神的ストレスになってしまう、という理由もあるそうです。
とはいえ、子どもだけ感染、親は感染していない場合、付き添いを認めると、さらに感染者を増やすというリスクがあるのも確かです。子どもであっても「ひとりでの隔離・入院」を原則としている病院もあれば、親が「どうしても付き添いたい!」という要望に応える病院もあるようです。子どもが感染したケースでは、自宅療養・入院・隔離・付き添いなどのルール化がなかなか難しいのが現状のようです。

小児科などの病院や自治体によっても対応は異なってくるので、必ずホームページで確認したり、電話などでの問い合わせが必要です。
ただでさえ我慢ばかり強いられ、もし今我が子や自分や夫が熱を出したら、尋常じゃないくらい焦ってしまう…そんなつらい日々が続きますが、「大切な人を感染させない」という気持ちで、もう少しだけ頑張りましょう。
家族の誰かがコロナになり、自身や子どもが濃厚接触者になった場合の体験談「家族がコロナ感染したら…!濃厚接触者の親子が経験した14日間の過ごし方、大変だったこと<体験談>」も併せて、参考になれば幸いです。

参考:日本小児学会ホームページ〔公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY 〕
厚生労働省ホームページ(新型コロナウィルス感染症について)〔新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省 〕

田崎美穂子

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