2017.01.19
【時短料理】3日分の夕飯ができる!ポトフを使った展開レシピ4選
ワーママにとって帰宅後は戦闘状態。お惣菜を買っちゃう事も、外食ですませちゃうのだってアリアリです。でも実はちょっとした工夫でお金も時間も節約できる「料理のコツ」があるんですよ!おいしそーに見えちゃって、実際に美味しい時短料理を紹介します。しかも1日頑張っておけば、3日はイケる献立です。
今回は寒い冬に嬉しい「ポトフ」のレシピからの展開料理、伝授いたします。
まずはあつあつ湯気もごちそうの「ポトフ」
1日目の献立『あったかいポトフで元気になろう』
- ポトフ
- サラダ
- パン
▼用意する材料 4人分
(豚肩ロース500g前後を2つ・キャベツ・大根やかぶなどの冬野菜・人参・メークイン・フランクフルト・コンソメキューブ・粒マスタード・サラダ用材料・パン)
*ポトフの作り方
- 厚手の鍋にたっぷりの水を入れる
- 豚肩ロース肉をいれて一度軽く沸騰させアクをとる
- 途中でアクをとりながら数時間煮込む
- 大根は時間をかけた方がいいので、大根を使う場合には早めに鍋へ
- 肉が柔らかくなったら、豚肩ロースのひとつは厚めにカットしてお鍋に戻す
- もうひとつはゆで汁少しと一緒に「ジップロック」などで保存用に冷蔵庫へ
- コンソメキューブを溶かし、野菜類を投入
- 最後にフランクフルトを入れて、スープの味を見て塩胡椒をする
お皿にきれいに盛りつけて、粒マスタードで頂きます
離乳食なら、人参やジャガイモをスープでつぶしてのばせばOK。子どもはケチャップ垂らして食べてもOK。さらに具とスープをもりつけて、残ったスープにご飯をいれて即席リゾットにしてもうまいのだが、翌日も利用したいので量をみて我慢して下さい(笑)
*1日目のポトフは手間はかかりませんが、ちょっと時間はかかります。アクをとるのに神経質にならなくても大丈夫なので「ほったらかし」で大丈夫。なので日曜日にでも、たまった家事を片付けついでに作るなんてどうでしょう。今回は豚肩ロース肉のかたまりを使っているので時間がかかる方ですね。例えば骨つき鶏肉(手羽元など)なら時間も大幅に短縮できます。1時間も煮込めば大丈夫ですから。
ついでに。もっと言っちゃうと、肉類は最後に入れるフランクフルトだけにして(野菜も大根などを抜いて、すぐ煮えるものだけで)、コンソメキューブで味をつけ、野菜から出る出汁だけでもサッパリとして、これはこれでいいものです。
2日目の献立『専門店みたいなカレーライスが出来る!』
- カレーライス
- サラダ
▼用意する材料4人分
(カレーのルゥと福神漬け)
*カレーライスの作り方
- ポトフの具で大きなものを取り出して小さめにカットして戻す
- カレーのルゥを入れて煮込む
以上。これは前日の夜、ポトフを頂いた後にカレールゥをつっこむ所までやっておけばベスト。翌日はご飯を仕立てておくだけですよ。
*作り方も何もない(笑)市販のカレールゥを加えるだけです。朝でもルゥを入れて10分でも火をいれたらオッケーですね。ただし夏場はそのまま放置は危ないので、必ず冷蔵庫に入れます。後は帰宅してから又弱火にかけて、その間に子どものお世話していれば出来上がり!ポトフでおいしいスープが出来ているし、野菜も入っているし、使い回しなのに「本格的カレー」が出来ます。
3日目の献立『ゆで豚』
- ゆで豚
- チャーハンor麺類など
用意する材料4人分
(冷蔵庫に保存しておいた豚肩ロースのゆで肉、キュウリ、ネギ、チャーハンの具またはチルドで茹でるだけのつけ麺や焼きそばなどでも!)
*ゆで豚の作り方
- キュウリとネギは千切りにする
- 甜麺醤(なければ小鍋に味噌と砂糖をいれて練ったもの、あるいは市販の中華風ドレッシングでもOK!)を用意
- 豚肩ロース肉を薄切りにして、野菜と一緒に盛りつける
*さあ最後の3日目は、ポトフで作って「保存しておいた」豚肩ロースが活躍します。ゆで豚をメインにしていますが、このゆで豚とキュウリの千切りをたっぷりのせた「冷やし中華」なんていうのもイイですよー。
オマケ「まだポトフが残っていたら、最後はミネストローネだ!』
もし、まだ残っていたら、具を小さめにカットしてからトマトピューレを加えて、すぐ茹であがるショートマカロニを加えてみて下さい。10分の煮込むと、美味しい自家製ミネストローネが。粉チーズたっぷりふってどうぞ! 朝食にはもったいないくらい美味しいんです。ガーリックトーストと市販のサラダを添えれば、これまた立派なディナーになるかも。
「おウチにご飯ができている!」ちょっとの余裕が嬉しいかも
どうでしたか? ポトフのような淡泊な味の煮込み料理は、どんどん使い回しがきく。料理が展開できて、忙しいワーママにはとても助かるんです。しかも、けっこう「見栄え」いいでしょ? 誰にも手抜き料理なんて言わせません。そもそも「手抜き」の料理なんてないんですから。例え買ってきたお惣菜だって、ピッタリ張り付いたラップをはずして、レンチンして、テーブルに運ぶだけでも「お母さんの手が動いている」ですからね。
企業も決算時期が多いし、子どもがいると何かと忙しい年度末が迫ってきます。疲れて寒くて、ついつい保育園から子どもの手をひっぱりながら小走りになる季節。でも(おウチには美味しいカレーができてるし)(今日は手作りゆで豚あるから、冷凍チャーハンだけ買えばオッケー!)そう思えば、ちょっとだけでもラクな気持ちになりませんか? よかったら3日使えるポトフ献立、チャレンジしてみて下さいね。
大橋 礼
ライター
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。