仕事、妊娠、出産、子育て、夫婦関係…働くママを応援| BRAVA(ブラーバ)

2021.01.26

育休明け少しでも負担を減らすために!子育てで疲れないために私がやらなくなったこと


2eab589be157623d2ed75882ff1f3a46_m
毎日働きながら、育児も家事に追われて、ヘロヘロに疲れ切っている働くママ多いのではないでしょうか。
そう、わたしもそのひとりです!とくに育休が明け、復職したときは、あれもこれもでいっぱいいっぱいになり、正直つらいと感じる日々が続くことも。
今回は、友人のアドバイスなどを参考にして、私が日々を乗り切るためにしている「戦わない育児」の一部を紹介したいと思います。

「片付けなさい」を言わない

da0e89edcfcd8d98738ba9a42c5a58bd_m
自宅では、リビングのマット上が子ども専用の遊び場。そのスペースに関して「片付けなさい」は言いません。
「お父さんに見せたい」「帰ったらブロックの続きしたい」と子どもが思ったら、ずっとそのまま。片付ける場合でも、箱や引き出しにポイっとするか、ブロック上のマットの口を絞るだけで終わり。
ルールは1つだけ。出す玩具は1種類のみ。ニューブロックで遊んでいて、それを出しっ放しのままレゴでは遊べません。レゴで遊びたくなったら、ニューブロックを片付けてから。

この「片付けない方式」は、友人の子どもが通う学童の話しからヒントを得ました。
その学童では、建て替え前は積木遊びをしたら毎日片付けなければならず、準備と片付けにかなり時間がかかっていたそうです。それが建て替えて広くなり、専用の積木部屋ができて、遊び途中でもそのまま帰れるようになりました。翌日に続きからできるので、子ども達のストレスが減り、喧嘩も減ったそうです。今では少しずつ積み上げて、立派な家のような作品もできているとか・・・。

スペースや、子の人数にもよると思いますが、この方式を導入して、私も子どももかなりラクになりました。

スーパーぐずりをなくす

b3c26fc8ad6b812f24abde234cf7ee99_m
子どもは、スーパーではぐずったことがありません。
なぜなら、「子どもと一緒にスーパーに行かない」から。これも上の子がいる専業主婦のママ友から得た知恵です。
彼女の場合は、「2人の子どもの手を引いて買い物は非効率的だし重労働すぎる」ということで、基本的に「夫がいる週末に車で大量購入」を原則にしていました。

我が家の場合は、「ネット通販」、「パルシステムの指定便(必要な時のみスマホでぽちっと購入。5千円以上購入すれば何でも無料で配達してくれます)」、昼休みに「職場近くの店で少量の総菜」、だけで基本的に済ませます(週末も買い物はせず、遊びに徹します)。

これも、その家庭や生活パターンによるかもしれませんが、「子連れでスーパーに買い物」が日常から無くなるとすごくラクになります。

祖父母とは戦わない

4570ab250f928766835e4108756b5787_m
年老いた両家の祖父母とは基本、戦いません。
両家の祖父母とも、「実子に対するあの厳しい躾はなんだったのか」と思うくらい孫には甘いです。

ジュースもチョコもアイスも初体験は、祖父母宅で。
おもちゃもいろいろ大量に買ってもらい、テレビも見放題・・・。
なんだかダメダメな子になりそうと思いつつも、まあ、どうせ年に数回。

何も言わず、たっぷり祖父母と良好な関係を構築してもらい、小学校に入ったら夏休みに1週間ずつくらい預かってもらおうと今から目論んでいます。

朝のむちゃぶりは、スルー

5522987deda765fc8b443aacb71d3c39_m
子どもって、忙しい朝に限ってむちゃぶりしてきませんか?
息子も自我の芽生えとともに、「着替えない。パジャマのままで行く」、「(晴れているのに)長靴を履く」と言ったり、「昨日の緑の服しか着ない」と言ったり・・・いろいろ過去にむちゃぶりをしてきました。
こういう他人に迷惑をかけないむちゃぶりは、基本的に即座にOKします。「いいよ、はい、どうぞ」と言ってそのまま保育園に行きます。
着替えや靴は持って行きません。昨日着た緑の服が着たければ洗濯してなくても、濡れてなければ着せます。

しばらく経つとむちゃぶりは自然と収まるので、それを待ちます。
「子どもの主張は、他人に迷惑をかけない限り認める(しかしその責任は自分に取らせる)・・」とするとだいぶラクになります。

戦いごっこは真剣に避ける

829091
息子4歳。いま保育園では、男子の間で戦いごっこがブームです。
園に迎えに行くと、レンジャーの決めポーズで出迎えてくれるお友達に混じって、息子もウルトラマンビームを出しています(テレビで見たこともないのになぜか見事にポーズ。ちなみにヒーロー番組はまだ未体験です)。
ついには母を怪獣に見立て、自分は正義のヒーローになって戦いを挑んで来るようになりました。

そこで真剣な顔で「正義のヒーローになるには、空手か剣道か柔道などの武道ができないとなれないんだよ・・」と言い、早速、近所の空手道場を見学。
そのまま道場に放り込んで、日頃あり余るパワーを使い果たしてもらおうと本気で考えていましたが、型と組み手の体験練習だけでバテてしまい、正義のヒーローには簡単になれないことが分かったようです。

「母に戦いを挑むと、次は剣道場に連れていく」と真剣に予告したところ、それ以来、一切戦いを挑んでこなくなりました・・・。

適当バンザイ!

育児期間が長くなるにつれて、だんだん「スルー力」や「鈍感力」がパワーアップしていくのを感じます。
新生児の頃、全く知識がない時にあんなに授乳や寝かしつけでテンパっていたのは何だったんだろう。
あの頃の自分に言いたい。「テキトーでいいんだよ、本当に」。
さらに10年後の自分から見ると、今もどうでもいいことでテンパっているんだろうな~と思いながら今日もヘロヘロになっています。

※この記事は2017年9月に公開されたものです。

市口芳江

市口芳江

4歳の子どもを育て中。保育園には足を向けて眠れません。


, , , , ,