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2020.11.03

子どもの英語は何歳から?メリットは?幼児に英語を習わせているママに聞いた!


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ここ最近、子どもの習い事上位に必ずランクインするのが「英語」。子どもが3人いながら、英語にはまったくと言っていいほど触れさせなかった筆者も、「幼児向け英会話教室」のCMなどを目にするたび、焦りを感じ始めています。2020年からは「小学3年生から英語必修化」、「小学5年生から教科化」が始まることもあって、「子どもの英語教育どうしよう?」と悩んでいるパパやママも多いのではないでしょうか。
とはいっても、「まだ日本語もろくに話せない幼児から、英語を習わせる必要なんてあるの?」と思ってしまいますよね。英語を小さいころから習うメリットはなんなのか、子どもに英語を習わせているママたちの声などを紹介します。

幼児だからこそ英語を習わせるべき!? そのメリットとは?

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0~3歳、人間はこの時期がいわゆる「脳のゴールデンエイジ」といわれています。見たもの聞いたものを、すべてをスポンジのように脳に吸収できる時期。羨ましいですよね(笑)
そしてさらに、すべての赤ちゃんは、生まれたときに「独特の音」を持って生まれてくるともいわれています。これは、世界すべての言葉を話すことができる音なんです! しかし、残念なことに、成長するにつれ、その音はどんどん消えていってしまいます。11~12歳くらいまでには「自分の音」がフィックスされてしまい(日本語なら日本語の音だけになる)、そこから新しい言語を習得するには、かなり苦労をともなうそう。
そう、この無限の可能性を持つ「独特の音」が残っている幼児の頃こそ、英語を始める絶好のタイミングであり、小さい子どもに英語を習わせるメリットだといえるようです。

教室に通うのと通信教育、どっちがいい?

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といっても、「なにから始めればいいの?」「どこでなにをしたらいいの?」状態ですよね。今は、幼児向け英語教室や、幼児向け英語通信教育がかなり充実しています。多くの会社が競合して、幼児にも分かりやすいように、そして楽しみながら遊び感覚でできるプログラムや教材がどんどん開発されています。パパやママが「これよさそう!」「これ、子どもが好きそう」と直感的に感じたものを選んでもいいと思います。
テキストだけでなく、DVDやタッチペンなど、楽しい教材を使っているところもたくさんあります。遊び感覚、おもちゃ感覚で楽しみながら英語が学べたらいいですよね。教材で楽しくひとり遊びなんてしてくれたら、ママも家事が進むし、一石二鳥(笑)
教室に通うか、通信教育にするか迷いますが、「英語教育」もある程度お金がかかるもの。子どもの性格や家族のスケジュールに合わせ、楽しく長続きできて、せっかくだから身につくものを選びたいですよね。ほとんどの教室や通信教育が体験やお試し教材などがあるので、まずはそこから始めてみては。

おウチでできることってなに?

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では、パパやママはお家でなにをしたらいいのでしょうか? それは、とにかく英語の音にたくさん触れさせ、慣れ親しませること。CDやDVDをBGMのようにかけているだけでも効果があるそうです。それは、幼児にはすべての周波数を聞き取って、それを脳や耳に残す「英語耳」を持っているから。英語を耳になじませるだけで、英語を聞き取る力が身につくんですね。子どもってすごい!
そしてもしできるなら、やみくもに聞かせるのではなく、子どもが楽しめる音を、楽しめる環境で、たくさん聞かせてあげるとベターです。
一番大切なのは、「さあ、勉強の時間ですよ!」と強制的に聞かせるのではなく、普段の生活の中に、自然な形で英語の音を取り込むこと。そして、パパやママもいっしょに楽しんで聞いたり、普段の会話にちょっと英語をはさんだりするのもいいですよね。

赤ちゃんのときから英語を習わせているパパやママの声

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【教室に通わせている】

育休中に児童館で知り合ったママさんから「明日、英語教室の無料体験があるから、もしよかったら一緒に行かない?」と誘われました。そのとき子どもはまだ10ヶ月で、「あー」とか「だだー」くらいしか言ってなかったし、「まずは日本語でしょー」と思いましたが、暇つぶしになるし、近いし、タダだし、と思って行ったんです。
人見知りのあった娘が、英語の歌やリズム遊びでものすごく楽しそうに満面の笑顔で遊んでいたので、もうそれだけで嬉しくなって通わせることに決めました。思ったより高くなかったのも決め手。
年長の終わりまで通い、ウチではたまにDVDを見る程度でしたが、中1になった今、英語に何の抵抗もないようですし、定期テストも英語が一番成績がいいかも。今、下の子が通っています。〔Mさん、子ども13歳、4歳〕

【通信講座】

割と有名な通信講座をやっています。育休中に、ネットで見ていたら無料サンプルがあったので「ポチ」っと(笑)サンプルはテキスト(ほぼ絵本)とDVDだったのですが、子どもが飛びつくように遊んだり見たりして、ときおり英語の音を口ずさんだりもしていたので、じゃあやってみようと。その通信講座のメインキャラクターが、私が大好きなキャラクターだったことも決め手かな(笑)少々高めでしたが、教室に通い続けることを考えたらさほど変わらないし、何より子どもが楽しそう。
テキストやグッズなどにも面白い仕掛けや工夫がされているので、けっこう1人でも遊んでくれます。正直、私はほとんど何もしていません…
今はまだ3歳ですが、もちろん日本語もしっかり話せますし、ウチではたまに英語で話したりしています。これはバイリンガルになるんでは?! なんて勝手に期待(笑)〔Hさん、子ども3歳〕

ちょっと楽しい「習い事」として、気軽に始めてみるのもいいかもしれません。大人になってから苦労して学ぶより、スポンジのように柔らかく、吸収力抜群の幼児期からスタートするメリットは、実はたくさんあるのです。
そして始めたら、決して無理な学習ではなく、楽しく遊びながら。そしてパパやママも「時間がないから無理!」なんて構えずに、できるときにできることをしてあげれば、子どもは自然と英語に慣れ親しんでいくようです。

参考サイト/子供英語タイムズ

※この記事は2017年10月に公開されたものです。

田崎美穂子

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