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2021.01.08

子どもの英語の早期教育って実際どう?オススメは?3人の英語教育のプロに聞きました!



小学校での英語教育必修化が始まり、子どもへの英語教育について真剣に考える方も増えているのではないでしょうか。特に低年齢の子どもへの英語教育、いわゆる早期教育については賛否があるので悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回は英語教育のプロたち(英語教師で2歳と0歳のママ、在日10年目で1児のパパのAET講師、在日20年の1児の父で元インターナショナルスクールの講師)と、子どもへの英語教育について話し合いました。

子どもへの早すぎる英語教育ってNG?我が家の場合・・・!


まず英語のプロたち全員が口にしたのは「英語教育は早ければ早いほど良い」という結論でした。なぜ、早ければ早いほど英語教育は良いのでしょうか。また、早くから英語教育をしたことによって子どもの日本語の習得に影響はあるのでしょうか。

文字に興味を持つ前の方が耳が育ちやすい
文字を取得する前の方が耳が飛躍的に良く、吸収が早いため、『聞き取る、しゃべる』という点であれば成長が早いという子が多いというのが英語のプロたちの意見でした。小さい子が日本語を話せるようになるのも幼少期から繰り返し両親が発している日本語を聞いていることによって話せるようになります。両親が英語を話せないという場合でも早期から英語を耳で聞いていることによって、英語を理解し正しい発音で話せるようになる子が多いという見解でした。

早期教育をするなら継続する
ただし、早期に英語を取り入れるならば継続していくことが最も大切であると英語のプロたちは言います。子どもは吸収力も良いですが、忘れるのも早いです。ですので、早くから始めたのならば細く長くでも継続することがおすすめです。

教えていたお子さんが家庭の事情で、1年スクールに通った後に1年休学して復学した。1年全く英語に触れなかったと言っていたが本当に1年間やってきたことをさっぱり忘れていて衝撃を受けた。継続は大事だなと実感したよ。(元インターナショナルスクール講師)

英語を早く始めても日本語は問題なし?


よく言われる英語を早く始めると日本語を覚えないのでは…という心配。我が家の現在2歳8か月の子どもは0歳10か月より英語を開始。現在2歳8か月で、日本語の能力については、地域の担当保健師曰く4歳レベルの会話力と言われています。実際に2歳にして母だけでなくママ友とも普通に会話ができています。英語については親が家庭で継続しきれていないという部分もあるので単語は英語で言えるが、文章などは言えないのでネイティブの1歳児レベルと英会話の先生から言われています。つまり、個人差はあるかもしれませんが、英語を早く始めても日本語への影響はほぼないと言えるのではないでしょうか。

0歳から英語を家庭でできる英語教材や通信教育の教材を活用して自宅で教えています。保育園に通っていますが、日本語のレベルは英語を早くから始めていない他の園児と同じくらいですので、英語を早く始めても日本語への影響を感じていません。(英語教師ママ)

英語を早く始めることのメリット・デメリットはどう考える?


英語教育を早めにやることでメリットやデメリットはあるのでしょうか?

英語を早く始めることへのメリット
メリットは前述の通りやはり耳がいいということ。模倣が上手な時期なので聞いた音をマネしてくれるので発音が良くなるようです。

ある程度の年齢にいくと「Appleって書いてあるのになぜアップルと読まないの?」と文字先行になったり理論的に考える子もいるね。特に和製英語なんかがそうだね。あとは幼稚園の年長くらいになると先生のマネして発音することが恥ずかしいっていう子もいる。だから上達まで時間がかかることもよくあることだよ。(AET講師)

つまり、早めに始めておくことで恥じらいや、読み方について深く考えずに発音を習得できるということのようです。また、特に就学前は家庭での学習時間が確保しやすいことから、家庭で英語のための時間が確保しやすいということもポイントなんだそうです。

英語を早く始めることのデメリット
英語を早く始めることに対してデメリットは少ないと英語のプロたちは言います。ですが、特に低年齢であればあるほど英語と日本語が混じって日常的に会話をしてしまうそうです。そのため、同年齢の子どもたちから何を話しているのか理解をされず結果としてコミュニケーションがうまくいかないこともあるそうです。

昔、スクールに通う4歳の子が公園で同年齢の子たちに「Thank you」とか「○○Please」と話しかけたらしいんだけど、英語が分からないから会話が成立せずに、仲間はずれにされてしまったという報告があったな。(元インターナショナルスクール講師)

ちなみにこれに対してこのお母さんは英語を話す場所を限定するように子どもに指導をし、その子は学校と自宅以外では英語を話さないようにしたことで徐々に地域の子どもたちとも打ち解けられるようになったそうです。英語もコミュニケーションツールなので、こういった配慮も低年齢化から英語を学ばせると必要になるのかもしれません。

子どもの英語教育ってどれがおすすめ?


英語のプロたちにこの質問を投げかけたところ満場一致でやはり「ネイティブに直接教えてもらうこと」が最も効果的であると回答していました。
なぜ、ネイティブからの直接指導が最も効果的なのでしょうか。

アウトプットがしやすい環境
DVDなど自宅でできる教材はインプットにはとてもよいツールですがアウトプットが難しいというのが英語のプロたちの意見です。またDVDやYouTubeなどの教材は今後の英語学習において知っておいた方がいい内容や単語は含まれているため、学校の授業などの先取りにはよいかもしれません。ですが、生活に使えたり、実際の会話に活用できタイルするような表現が含まれていないので、使える英語の取得となるとネイティブとの会話で取得するのが1番ということでした。

英語を喋れる日本人の先生はどうなの?

日本人でも帰国子女、外資系企業でバリバリ働いてきた方などが講師として英語を教えているスクールがあります。ここで教えていらっしゃる方は英語力が高い方もいるかと思います。日本人講師についてはネイティブの間でも賛否両論あるようです。

少し年齢が上がってきた子はオールイングリッシュに抵抗がある子もいる。日本人講師なら英語も日本語も話せるから英語に親しむという点なら子どもも安心感を持って受けられるんじゃないかな。(AET講師)

英語には日本語にない音もある。また表現など現地で長く生活していなとわからないものもある。外国の文化を学びたいという方も増えてきているためそういうのも含めてネイティブがいいのでは?と思うな。(元インターナショナルスクール講師)

オンラインってぶっちゃけどうなの?


ネイティブから指導を受けたいけど自宅近くにネイティブのいる英語教室がないという方で活用されるのがオンライン英会話。特に感染症万円の影響でオンライン英語の需要は高まっています。オンライン英語って英語のプロたちから見るとどうなのでしょうか。

3歳以上には非常に良いツール
ネイティブたちの共通の意見は3歳以上の子であればオンライン英語は非常に良いツールであるということ。自宅に居ながら外国の人と話せるのでリラックスできること、1対1のところであれば、他の子の目を気にせずオープンに話せるというところがポイントとなるようです。

昔、英会話教室で講師をしていたんだけどやっぱり5歳くらいでも親と離れて1時間レッスンを受けることに抵抗がある子もいる。オンラインだと親がそばにいて、英語ができるから安心感はあると思う。(AET講師)

3歳以下におすすめできない理由とは?
3歳以下にオンライン英語をおすすめできない理由は英語の習得過程にあると言います。実際に英語圏の子どもたちも3歳以下は遊びながら英語を覚えてきます。これは日本語の覚えていく過程と同じであるといえます。例えば日本の子どもはブロックで遊びながらブロックの形である丸、三角、四角を覚えていきますがこれは英語圏の子どもたちも同じです。画面上のやり取りで一緒に遊べないということがネックであり、英語のプロたちもオンラインのみで
3歳以下に英語を取得させるのは難しいとのことでした。
3歳でも画面越しにずっと座っていられる、受け答えができるのであればオンラインは活用できるでしょう。ただ、30分以上の継続は就園児でも難しいことがあり、それが普通です。

ママ友の話ですが、コロナがはやったことをきっかけにオンライン英会話教室に切り替えた2歳のお子さんが、やはり集中できなくてたびたび画面から消えてしまっていたようで。お母さんがすわって聞きなさいなどと指示することで英語嫌いになってしまったそうです。(英語教師ママ)

ずっと座っていなくてもとにかく耳に英語が入っていればインプットされる可能性もありますが、やはり遊んで身体で習得していくことが望ましいそうです。そのため、オンライン英会話の教室では3歳以上を推奨しているところがほとんどのようです。

家庭で英語を続けるポイントは?


日欧生活の中で毎日英語を続けていくということは日本人のママにはハードルが高いかもしれません。特に働くワーママはなおさら英語のための時間を取ることが難しいかもしれません。日本で英語を家庭で続けていくためのっポイントを英語のプロたちに聞いてみました。

おうちの一家ックに英語ブースを
両親がネイティブレベルに英語を話せないと英語を家庭内で継続することは難しいと英語のプロも言います。特に2歳以降は自分の興味のあるものも出てくるので英語に見向きもしなくなることもあります。ネイティブたちのおすすめは家庭の一角に英語ブースを作ることだそうです。例えばカーペットや色の異なるジョイントマットを敷きつめて英語ブースを目で分かるように作り、そこに英語の本やアルファベットのパズルなど英語に関するものを置きます。そのスペースにいるときには見聞きするものをすべて英語に変えるという方法です。学習するという環境を作ることで、家庭に居ながらにして英語に集中できる環境を作ることができるとのことです。

インプットのためなら視覚教材の活用も
DVD教材やYouTubeも家庭内で英語を聞かせるという意味では活用するのも良いと言います。ただ、低年齢の子には特にあまり画面を見せたくないとCDをかけ流すのみで頼ってしまう方もいらっしゃいますが音と映像(視覚)がマッチすることで早く覚えやすいので、極力映像も見られるとよいと言います。
もしも映像を見せたくないという場合にはかけている音とリンクできるようにするとよいとのことです。例えば絵本の音源をかけ流しながら絵本を見せたり、アルファベットの歌ならアルファベットパズルを曲を聞きながらやるなどすればかけ流しでも内容が理解でき、覚えられると英語のプロは考えています。

早く始めるというよりも細く長く続けていけることが大事


今回英語のプロたちにお話を聞いてみなさん共通しておっしゃっていたのが、早く始めることを意識するよりも長く続けるということを意識してほしいということでした。早くから英語を始めるということはもちろん悪いことではありません。また、もしも遅く始めたからといって英語力がつかなくなるということでもありません。実際に大人世代は小学校から英語を学んでいる人は少数ですが、留学して英語を身に着けたり、留学していないのに外国人とコミュニケーションできるほど英語力がある人もいます。幼少期から英語を続けることで最も大切なのは細くてもよいので長く続けていくこと。そのためには、家庭でその環境を作り出すことが大切といいます。我が子に早いうちから英語を身につけさせたいと考える方はぜひ、英語教育のプロたちの意見を参考にしてみてくださいね。

ふう

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