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2020.12.15

育児と仕事と家事に奮闘しつつも「ワーママを楽しむ」方法とは?ママたちの日々を覗いてみた!


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働くお母さんは疲弊している・・・確かに。育児と仕事と家事に奮闘しつつも、ワーママを楽しむ方法ってないのでしょうか?

それは他人から見たら小さなことかもしれません。そんなことで両立の大変さなんて変わらない・・・かもしれません。でも、自分を大切にしようかな、働く私を私自身で励ましてみようかな。そんな前向きな気持ちで日々なんとかやり過ごしているママたちの日々、ちょっとのぞいてみましょうか。

まずは「思考から変えていった」体験談を紹介します。

考え方ひとつでポジティブなワーママへ

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育児と仕事の両立、と考えない。両立させたいのは「働く(子育ても仕事も労働だから!)私」と「遊ぶ私」です。労働のあとのビールはうまい、が私の合言葉。つまり働いているからこそ、たまにであっても遊びに行ける時間がより楽しく感じる、そう前向きに考えています。例え半年に1度の飲み会でも、吐くまで飲む!かーっ、散々頑張ったんだから、今日は遊ぶぞーっという貴重な時間だからこそ、余計に楽しいと思ってます(Uさん/32歳/子供1歳6ヶ月)

 

出産前以上に成果を出そうとしたら、心身共につぶれそうになりました。それ以来、仕事を家に持ち帰らないようにしています。そもそもパソコンもなるべく開きません。私の場合ですが、職場と家庭を切り離すことによって、働く時間が貴重に思えるし、また逆に家に戻ればホッとできます。境界線をつけることで、それぞれの良さがわかるようになった気がします(Aさん/30歳/子供10ヶ月)

 

やらなくてはならない事を数え出すとキリがない・・・。もはや捨ててます。永遠ではないのだから、子どもの世話がラクになるまではヘタレでいいわ~と開き直ってからはずいぶん気が楽になりました。会社でも保育園呼び出しが減るまでは最低限迷惑がかからないようにし、部署全体のお荷物にならないようにが第一目標! ズボラ、ぐうたらと言われようが家ではトド状態。ワーママやるなら図太く、気楽にいかないと神経持ちません。上履きなんて洗わず持たせる月曜日よくあるけど、子どもと「ママだめだね~」と笑い飛ばしてます!(Kさん/39歳/子供3歳・8歳)

家族も知らない!? 秘密の楽しみがあればなんとかなるさ~

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年に2~3回程度ですが、ライブに行きます。友達とコンサートに行っていると夫は思っていますが、実はハマってるのはヘビメタ。しかも小バコでやる、マイナーなデビュー前くらいのグループを見つけて徹底的に応援する! まぁ隠す必要もないんですが、なんとなく家族には言いたくない。妻でも母でもない自分っていう感じの時間がすごく楽しいから(Iさん/40歳/4歳・7歳)

 

働く=自分のお金があるということ。ボーナス時に思いっきりゴージャスなランチを食べ、昼からシャンパンを飲む。ワーママは大変と言われるけど、私には自分で使える自分で稼いだお金がないほうが辛い。無駄遣いこそ、ワーママが出来る楽しみです!(Mさん/36歳/2歳)

 

ひとりカラオケ。しかも演歌。こぶし使いまくる。夜子どもが寝て、夫が帰宅したら月イチペースで。職場もママ友もとにかく誰かに気を遣う世界だから、究極のひとり時間として楽しんでます(Kさん/41歳/5歳)

 

腐女子です!だからどうした(笑)BLコミック読んでると別世界に行ける~。働いて自分のお金があるからこそ出来るBLコミック大人買い!バリバリ働く昼間、子どもに絵本を読む時間、そしてその後ひそかにニヤつきながらBL読む自分、そのギャップにひとりで満足している。ヘンですか?(Mさん/29歳/2歳)

まったくの無駄じゃないムダな時間

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働くからこそ、手に入れられやすいものもあります。もちろん専業主婦のかたも、主婦業という立派な仕事をしているわけですが、報酬というわかりやすいものがないだけに、逆に自分のためにお金を使うことに負い目を感じるという人も・・・。

いっぽうワーママは自分の稼ぎがある。もちろん多くが生活費や教育費に消えていくでしょう。それでも夫に貰うお小遣いという観念と、とにかく自分の手で得たお金は使う時の心持ちが違うという意見は目立ちました。

ワーママの多くが、ムダを省き、ムダな時間を削り、家事や育児に手をかけるのが理想のように思いがちです。でも目的や意味なんてない、よくわからないけど楽しいよ、そんな時間を持ってみませんか。

子どもはどんなに成長しても、やはり何かと親にとっては心配の種。今ある自分の状況はストレートに受け入れるしかありません。家事も育児も仕事も、アウトソーシングすれば多少負担は減るでしょうが、根本的に大変なことには変わりがないのです。

それでも、子育てがラクになるかどうかは人それぞれだとしても、でも、手がかからなくなる時は必ずきます。やがて「子どもが相手してくれなくて、つまらないわ~」と思うときがくるのですから。

それまでは、密かに、あるいはおおっぴらに、時間もお金もムダに使って何が悪い! 常に時と段取りに追われるワーママだからこそ、楽しむ時間は絶対にムダになりません。

※この記事は2017年12月に公開されたものです。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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