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2021.08.19

働いているほうがあってた!ワーママに聞く「働いていて良かった」と感じる瞬間って?



家族のため、自分のために日々仕事と向き合っているワーキングマザー。育児や家事にも追われ、本当にワーママとしての選択肢が合っていたのか悩む方も多いのではないでしょうか。実際、「もしかして専業主婦として生活していたほうが自分には合っていたかも」と、不安になるママは多いです。
そこで、今回は「働いているほうが私らしい!」「働いているほうが良かった!」という前向きなママたちに、ワーママとしての生活が合っていると感じる瞬間を聞いてみました。

家庭以外の居場所があることが良かった

「3年の専業主婦を経て、去年正社員として再就職しました。ワーママになり、専業主婦のときとは違う大変さ(時間との戦いや、自分の時間の少なさなど)を身にしみて感じましたが、自分の新たな居場所が見つかったことは本当に大きいです。家族に関する相談は、家族にはできません。同世代の同僚に打ち明けたり、お互いに体験談を話したりして、家族に関する悩みが解決することも多いです。
もちろん、仕事との両立は大変でしたが、ワーママとしての生き方は私に合っていると思いました」(34歳ママ・子ども3歳)

 

「専業主婦4年、兼業主婦3年(現在)でどちらの経験もありますが、私はワーママの今が合っているなと感じます。専業主婦の頃は家庭以外に居場所がなく、家族以外に会う頻度も1か月に1回あるかないか…。「母」「妻」としての時間しかありませんでした。
子どもが保育園に入園したのを機に兼業主婦としてパートからスタートしたら、勤務先が「自分が過ごす第二の場所」のような感覚になりました。
仕事は大変ですが、家庭以外に自分の活躍できる場所があることで、母でも妻でもない「社会人の一人」としての自分が生まれたような気持ちです」(35歳ママ・子ども7歳4歳)

 

家庭で過ごす時間は幸せ。それでも「自分に居場所がない」「現状では物足りない」と、専業主婦時代に感じたことがあるというママが多い印象でした。家族以外とコミュニケーションをとれるという点は、ワーママにとっては大きなメリットなのかもしれません。

ストレスに強くなれた

「専業主婦の頃は、本当に些細なことでイライラしたり、悩んだりしていました。しかし、兼業主婦として仕事もこなすようになると、仕事でのストレスや緊張も重なりさらに悩まされることが多いんです。そのおかげで、些細なことにはどうじなくなり、心が強くなったなと感じるようになりました。実際、専業主婦の頃よりも心に余裕を持って育児や家事に専念できているように思います。ま、いっか!と思えることも増えました(笑)」(29歳ママ・子ども2歳0歳)

 

「2年前まで、専業主婦として生活していた頃は、毎日ピリピリしていて、ちょっとした夫の発言にもムカッ!とくることが多かったように思います。夫が普段よりも帰宅が遅いだけでイライラしたり、帰宅してすぐにソファでゴロゴロする姿にも腹が立っていました(笑)。
しかし、子どもが幼稚園に入園したのを機に、時短で働ける派遣社員になったら、イライラのゲージが溜まりにくくなりました。働いていると冷や汗をかいたり、プレッシャーを感じたりする場面が多いので、徐々にストレスに強くなったんだと思っています。
ある程度のことは「そんなことくらい…」と思えるようになり、イライラする頻度がぐっと少なくなりましたね」(36歳ママ・子ども6歳4歳)

ワーキングマザーとして生活するようになり、ストレスに強くなったという声は多かったです。仕事の緊張や不安、プレッシャーが日々の家庭内のストレスに重なる分、強くならざるを得ないのではないでしょうか。

ワーママという選択肢はママにとってメリットあり!


育児、家事、仕事…全てをこなしていくことはとても大変です。ときには「専業主婦になりたかった」「専業主婦に戻りたい」と思うこともあるかもしれません。しかし、ワーママとして生活するママたちに話を聞いてみると、いざ働くママとして生活していると、「働いていて良かった」と感じる瞬間が多いと言います。もちろん、専業主婦で子どもとの時間を大事にしたい、そちらのほうが自分に合っているとなれば、それはとても素晴らしいことです。ただ、このご時世、共働きでなければ生活できないという家庭も多いのではないでしょうか。
そのなかで、本ページで共感できるエピソードがあれば、自分を前向きにするヒントとして心にとめておいてくださいね。

粕谷麻衣

粕谷麻衣

フリーライター、記者

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