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2019.05.14

年の差兄弟を持つママに聞いてみた!子育てのメリットとデメリットは?



10日間の大型連休、いかがお過ごしでしたか。我が家には9歳年の差兄弟がいて、どこに出かけるかもめにもめ、出かけ先でも何をするか悩みました。歳の差兄弟、いいことも困ったことも結構あるもんだな、と改めて痛感した連休となりました。
歳が離れているきょうだいというと、「喧嘩しなさそう」「上の子が手伝ってくれそう」などのイメージがありますが、実際のところどうなのでしょうか。今回は、6歳以上歳が離れた年の差兄弟をもつママたちに、いいことや困ったこと(メリット・デメリット)を聞いてみました。

上の子の反抗期が気にならない

〔Mさん、子ども14歳(男の子)、5歳(男の子)〕
・メリット
上の子が14歳男子、反抗期真っただ中です。でも、下の子が甘えん坊の5歳児、まだまだ「ママ、大好き!」なんて言ってくれるので、めちゃくちゃ癒されています。なので、反抗期の息子にもブチ切れず心に余裕をもって接することができています、今のところ…(笑)。

・デメリット
長男が「5歳児はいいよな! 勉強しなくていいから」と無駄にふてくされ、普段はもちろん、学校の定期テスト前もろくに勉強しようとしません。弟のせいにするなよー!と思いつつ、最近は下の子にもドリルっぽいのをさせ、「〇(次男)も勉強してるよ」アピールをしています。効果はいまいちですが…

9歳も離れていると、それぞれのお子さんと接するときのママの気持ちの切り替えも大変そうですよね。でも、「癒しがあると、優しくなれる」が家庭内でできるっていいかもしれません。

上の子は手がかからないけど、頼りにもならない!?

〔Sさん、子ども13歳(女の子)、3歳(男の子)〕
・メリット
下の子にまだまだ手がかかる分、上の子はほぼ大人並みに手がかからなくなりましたね。こちらが「しまった!〇(長女)、今日水筒持っていく日だったよね」(部活で水筒の必要な日がある)と忘れていても、「大丈夫、自分でやったから」と、自分のことは自分で手当てしてくれる。申し訳ないと思うことも多いですが、とても助かっています。

・デメリット
きょうだい歳の差10歳。よく「それだけ離れているとオムツ替えとかいろいろお世話してくれるでしょー」と言われますが、ぜんっぜん! 下の子が生まれたときすでに10歳、自分の世界(友達や習い事など)がしっかりあったので、そちらに目が向いていました。たまーに気が向いたときにチョロっと可愛がるくらいで、お世話はゼロでしたね。逆に年が近いほうが、「私もママと同じことしたい!」と手伝ってくれたのかも。
デメリットというか、周りが言うほど「歳の差あっても頼りにはならない」と(苦笑)

周りから「助かるでしょー」なんて言われたら、複雑な気持ちになりそうですね。上の子が4~5歳くらいのほうが、他人の世話を焼きたがって「私が(僕が)やるー!」と手伝ってくれそうです。

上の子のおさがりができない!

〔Tさん、子ども14歳(男の子)、12歳(女の子)、5歳(男の子)〕

・メリット
上2人が2歳差で、何年も「ドタバタぎゃーぎゃー育児」が続いたので、7年ぶりの出産・育児は、余裕をもってできている気がします。確かに体力的にはきついですが、何が起きてもあまり焦ったり驚いたりしない、テレビやyoutubeを見せっぱなしでも「ま、いいか」と思えるようになった自分にビックリしています(笑)歳の差きょうだいは、子どもというより、半分孫みたいな感覚なのかも。

・デメリット
3人目を授かったのが、2人目が7歳の時。もう3人目はできないと思っていたので、小さい服はすべて廃棄! もちろんおさがりなんてゼロ…服はもちろん、ベビーカーや抱っこひも、食器など、ベビー用品をすべて一から買い直さなければいけなかったことかな…

下の子がグッと年が離れていると、きょうだいのおさがりももちろん、周りのママ友たちもすでに下の子が大きくなっていたりして、おさがりが望めないことも多いようです…

いつのまにか保育園、学校のベテランママ

〔Uさん、子ども14歳(女の子)、8歳(女の子)〕

・メリット
6歳差のきょうだい、上の子が卒園したと思ったら、今度は下の子が入園、小学校も上が卒業したら今度は下の子が入学。園も小学校もそれぞれ足掛け12年! すっかりベテランママです(笑)その間いろーんな人付き合いを経験したので、「あの人とどうかかわろう」「ママ友の輪に入れなかったらどうしよう」という気疲れがなくなったというか、「鈍感力」が鍛えられた気がします。

・デメリット
メリットの裏返しになってしまいますが、「(長くいる)Uさんなら(PTA)役員引き受けてくれそう」と思われちゃうことかなー…簡単な役だけそれぞれの子のときに1回ずつ引き受けて、あとはのらりくらり逃げています。逃げる言い訳とかも、ホントに面倒くさいんですよねー。
中学も足掛け6年ほどいることになるので、逃げきれるか…(苦笑)

「ベテランママ」嬉しいような嬉しくないような響きですが、確かにこういうママがいると、「何かやってくれそう…」とお任せしたくなるのはちょっと分かります。ごめんなさい!

あるママが、「これだけ離れていると、一人っ子を1人ずつ育てている感じ」とおっしゃっていましたが、なるほどーと思いました。ある意味、自分自身が育児の先輩になるのかもしれないですね。皆さん共通するのは、ある程度気持ちに余裕をもって育児ができた、というところでしょうか。我が家も一番上と一番下が9歳離れているので、今回のお話の中で共感できるエピソードがたくさんありました。

田崎美穂子

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