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2019.05.16

小学校入学前に「勉強の習慣づけ」は必要?先輩ママに3つの質問



ずばり「小学校入学前に、勉強習慣をつけることは必要なのか」これが今回のテーマです。

勉強習慣とは、ドリルを1冊できた、ということではないんですね。机に向かい、毎日勉強する「習慣」のことです。勉強習慣ができていれば、いわゆる小1プロブレム(保育園や幼稚園から小学校へ入学すると、きちんと椅子に座って先生の話が聞けない、教科書を開いて先生の指示に従うことができない、その為に授業の運営自体に問題が生じてしまう状況のこと)は解決するのでしょうか? 入学後に勉強についていけないといった不安は解消されるのでしょうか?

すでに小学校に通うお子さんのいるママたちに、
(1)就学前にやったこと
(2)やらせていた習い事
(3)やらせておけばよかったと思ったことは
の3つの質問をしてみました。未就学児を持つママ・パパたち、ぜひ体験談を参考にして下さい。

入学してから「宿題を必ずやる」ことを守らせるのが大事

K・Nさん(子ども 女児・現在小2)の場合

(1)就学前にやったこと
特になし。入学前の1ヶ月で名前だけ読める、一応書ける(ひらがなを理解しているというより、まねして書けるだけ)状態。

(2)やらせていた習い事
スイミング

(3)やらせておけばよかったと思ったことは
保育園が自由でどろんこ遊びを楽しむような方針だったこと、もともとパワーがあり余るタイプだったこともあって、入学後も活発すぎて少々苦労しました。授業も半分もすぎると飽きるらしく、立ち上がったり、友達に話しかけたりで、面談では「まぁ今はそういう子も多いですし学校でも指導しますが、おウチでもお母さんから話してあげて下さい」と言われました。
学童も楽しく通っていますが、宿題タイムもちょいちょい逃げ出していたようです(特に厳しく言われない)。1年生で学童から戻るとかなり疲れていますし、夕飯前に宿題をやらせるのはひと苦労でした。
早くから始める必要はないけれど、入学前の2月くらいから、少しずつ小学校のペースに慣れさせる意味でも、夕飯前に簡単なドリルでも10分でいいからやらせる、小学校に入ったら「こうして毎日ちょっとずつ勉強するんだよ」と慣れさせておけばラクだったのかも、とは思います。とはいえ、数ヶ月のこと。7月くらいにはすっかりペースもでき、最初のうちはうるさい程言ったので、とりあえず帰宅したら怒鳴らなくても(声はかけないとならない)言えば、ノートを広げます。

学童に入れていないママたちの話を聞いても「帰宅したら宿題をやってからでないと公園に行ってはいけない」というルールの家がほとんど。勉強の習慣づけの基本は「小学校に入ったら必ず宿題をやること」が第一歩だし、宿題が増えてくる5月すぎから夏休み前までの間にしっかり家庭で見守れるかどうか、がポイントだと思いました。

幼児向け通信教育はやりました

T・Aさん(子ども 男児・現在小3)の場合
(1)就学前にやったこと
幼児向けの通信教育。子どもとは「付録だけが目的ではない、きちんと毎日やること」を約束させました。実際には保育園から帰宅し、疲れてやらない時も。習慣づけほどではないが、一応、毎月だいたいのページや作成するものなどは行いました。

(2)やらせていた習い事
サッカー・幼児向け通信教育

(3)やらせておけばよかったと思ったことは
通信教育をやっておいたことは、どれだけ効果があったかは正直わからないです。図書館の読み聞かせの会(土曜にやっていた)にはほぼ毎週参加していたが、静かに座って話を聞く、という訓練としては実は効果があったのかな、と。幼稚園なら先生の話を聞く訓練ができているが、保育園だとあまり指導しない方針の所もあるので、その場合には「先生がいて話を聞く」体験をしておくのはいいと思います。
あとはやはり、入学直後から1~2ヶ月が親も子も頑張りどころだと感じました。帰宅したらランドセルを開き、宿題をチェックし、学童でやっていなければやらせる。明日の時間割を揃える、手紙を親に渡す。こうした一連の作業を「習慣づける」ために、親子で例外の日を作らず、頑張って続けると後がラクになる。机に向かう習慣は長さ(時間)ではなく、継続することに意味がある。

計画的に勉強習慣をつけました


O・Yさん(子ども 現在小4)の場合

(1)就学前にやったこと
公文をやらせていたので宿題。他にドリル。3歳くらいから、鉛筆でなぞるようなものからスタートして、保育園お迎え後に必ずやらせた。この頃は小さかったので、表を作り、ドリルをやるとシールを貼って、1ヶ月終わる時にシールの数で、子どもが欲しがる文房具や雑貨、子ども向け雑誌なんかをご褒美として購入。子どもが6歳(年長)の時点で正社員から夕方4時にあがれる契約社員に、お迎え後から夕飯までの間に勉強時間をとれるようにしました。難関中学受験希望なので、小2までは公文か幼児教室、小3から塾、小4から中学受験コースへ、とおおまかなプランは考えていました。

(2)やらせていた習い事
公文・スイミング

(3)やらせておけばよかったと思ったことは
うーん、基本的には計画通りなので・・・。ただ、小さいうちに博物館とか恐竜展とか、もっと連れていってあげればよかったかな、と思います。塾が本格的にスタートすると土日もなかなか時間が取れないですから。
うちは入学前に「勉強する時間」という意識付けはしてきたので、問題はありません。逆に1年生の頃は、先取り学習してしまっているので、学校の勉強を「つまらない」と言うことはありました。今も週3日の塾、学校と塾の宿題、学童はやめていますが塾がない日も自習室へ行き、きちんとやってはいますね。中学受験の場合、小5になれば塾は週4日は当たり前、帰宅してからも1~2時間は塾の宿題をやるのが普通。例え公立中進学であっても、いずれ高校受験があるわけだから、中学時に一定レベルの成績をとるためには、幼少時から「机に向かって勉強する」のが当たり前になっていないと、小学校高学年になって急に毎日2時間とか勉強しないですよ。

「継続する=習慣になる」ここが一番難しいところ


小学校入学前に学習習慣を幼いうちにつけたほうがいい、というのは「幼いときのほうが、習慣づけしやすい」からです。小学校5年生の子どもに毎日怒鳴り続けて机に向かわせ、終わった宿題をチェックし、復習をさせるのは大変な苦労です。

でも、4~5歳なら、例えば「夕飯前に椅子に座り、ドリル1枚をやる(5分程度で終わるもの)」は、高学年と比べれば、楽です。また、高学年になってから身につけるよりも、当然ながら小1から勉強が習慣づけされていれば、毎日のたった10分〜20分とはいえ、毎年蓄積されていく学力の差が出ます。

勉強の習慣づけは、筆者の経験から言えば「4歳5歳で必死になる必要はないが、少なくとも小学校に入学したら1年生のうちに身につける」ことがベストだと思います。その為の準備期間として、親子ともに入学前から、机に向かう、やるべき課題(勉強)をきちんと行う、その間は集中する、といったことをひとつずつ身につけていけるといいですね。
知り合いに、とても成績のよい、しっかりした男の子がいます。男の子のママはこんな風に言っていました。

「私は夕飯の食器をさげた後、ダイニングテーブルでスケジュール帳を広げて明日の仕事のマネジメントをするのが習慣なのよ。そうすると子どももパジャマ姿で隣に座ってくるわけ、で、画用紙にひらがなを書いたり、ドリルを与えるとやったりしていた。あまり苦労せずに机に向かう習慣がついた気がする」

「高学年になってからも、夕飯が終わると私は資料を広げるし、長男は隣で宿題やったり塾のプリントやったりしてて、すると下の娘もやってくるよ。お兄ちゃんの1年生の時の教科書を渡して、お兄ちゃんと同じノートを買ってあげたら喜んで教科書をまねっこしながら写してるの。最近は教科書を読もうとするから、お兄ちゃんや私が教えてあげたり。入学前から自然と1年生の予習をしてる感じだね」

親の背を見て子は育つ、ですね。なかなか誰でもできることではありませんが、見方によっては「誰でもやろうと思えばできる」ことでもあります。

結局は、勉強の習慣づけをしたいなら、親自らが学ぶ姿勢、取り組む姿勢を見せるのが結果的に一番効果的なのかもしれません。それができずに、しかも「今日はまぁ、疲れてるみたいだし、いっか」と親の都合やらで適当にやってきてしまった我が家。今だに

「ねぇ、宿題やった?」
「いつになったら勉強はじめるの!?」
「っとにもぅ〜、やんなっちゃう・・・」

怒鳴るか、呆れた声でつぶやくばかり。そして息子の口癖は「今からやるとこ!」「やろうとしたとこ」「後でやるから」。小学校低学年のうちに、最低限「宿題とは必ずやるもの」「勉強をするのがあなたの仕事」と徹底しなかったことを反省するばかりです。
小学校入学が近づいてくる年中、年長に子供がなってくると、まわりの子が「ひらがな」が読める、「どうやら公文を始めた」らしいと聞くと、なんだか不安になり、うちも始めたほうがいいのかしら?って、焦ってしまうもの、そんなときは「5歳で「ひらがなが書ける・読める」は普通?先輩ママが感じた【小学校入学前】にやるべきこと!。」、「「ひらがな」だけじゃない!【小学校入学】までに出来るようにしておきたいこと」などの記事を参考にしてみてくださいね。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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