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2019.07.12

老後は年金だけだと不足する!共働き・子育て世代の節約・防衛策を考える



「老後は、年金だけだと不足するから最低2000万円用意しましょう。節税効果の高い積立NISAやiDeCoを利用して、現役の時から投資して資産を殖やそうね」という内容の金融庁の報告書が炎上していましたね。
個人的には、そろそろ世代間一揆が起きてもおかしくないんじゃないかと思います。特に「就職氷河期世代(1993年~2004年頃に学校を卒業して働きに出た世代)」はもっと怒っても良い気がします。
といっても、この世代は、怒る暇もないくらい仕事に家事に育児に忙しい人が多いと思うので、今回は、そんな共働き・子育て世代が気軽に出来そうな節約・防衛策をいろいろ考えてみました。

生活防衛策[その1]パパand/orママが会社員&3歳未満の子がいる家庭は年金特例の申請を検討する


産休・育休をとってから、復職する会社員ママは、時短勤務だったり、残業ができなかったり、ボーナスが削られたりと、何かと給料が減りますよね。それに応じて、天引きされる年金(厚生年金)の保険料も下がりますが、その分、将来もらえる年金受給額も下がります。
「育児と仕事の両立に必死なのに、給料も下がって、将来もらえる年金も下がって、どんなバツゲーム!?」とならないように、「復職して出産前より給料が下がっても、せめて将来もらえる年金は下がらないようにしますよ!」というのが、子が3歳になるまで利用できるこの年金特例制度です。
ところで、この制度は、会社員ママだけでなく、会社員パパも「子どもが3歳未満」であれば、申請できます。ママが専業主婦やフリーランスで、パパだけ会社員の場合も申請できます。
そして、給料が下がった理由は問われません!
例えば「子どものための時短勤務で」給料が下がったわけではなく、「働き方改革で残業が減って給料が下がった」という場合や、「引っ越して通勤手当が減って手取り下がった」という場合でも、申請しておけば、天引きされる年金保険料は下がっても、将来もらえる年金受給額は下がりません。
詳しくは日本年金機構のサイト「養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置」を見ていただくか、ご自身の会社の人事に聞いてみて下さい(ちなみに、これは任意申請なので人事担当者には説明義務はありません。知る人ぞ知る・・ですね)。

生活防衛策[その2]教育費がかからない幼児期に「学資保険」の加入を検討する


学資保険は、保険会社の「入口商品」です。マックでいうと「100円バーガー」のような存在。それ単体では保険会社にあまり旨味はないけれど、「ご一緒にポテトとドリンクはいかがですか~?」というように、「将来、別の保険にも入ってもらえればラッキー!」という商品です。最近はだいぶ「返戻率」が下がっていますが、それでも、超低金利の銀行に預けたままにしておくよりはマシです。「途中解約」さえしなければ、「元本保証+α」のまとまった額を、教育費が最もかかる大学時期に受け取ることができます。
さらに保険会社によっては、楽しい育児イベントに無料で参加できたり、24時間無料の育児相談や子供の病気・ケガ相談サービスを利用できたり、支払い額によってカタログギフトや商品券がもらえたりします。また、確定申告をすれば毎年少しだけ税金もお得になります。もう少し余裕がある場合には、毎月払いでなく「一時払い」や「全期前納払い」を選択すると、「返戻率」がさらに上がります。
いろいろな種類の学資保険が出ているので、内容や特典、サービスなどを見比べて検討しても良いかもしれません。
なお、その際に「ご一緒にポテトはいかがですか~?(他の保険商品はいかがですか?)」と勧誘されることがあるかもしれませんが、それは慎重に検討してくださいね!

生活防衛策[その3]近くの子ども食堂を利用してみる


仕事をしていると「ああ、もう今日は子どもの夕飯を作りたくない。でも外食は高いし、栄養の偏りも心配・・・」というジレンマに陥ること、ありませんか?
こんな時の強い味方が、地域にある「子ども食堂」です。頻度は月に1回だったり、週に1回だったり、場所はお寺さんだったり、レストランだったり、本当にマチマチですが、今全国にこうした善意の取り組みが広がっています。
最近は全国展開しているコンビニ「ファミマ子ども食堂」↓が話題になりましたね。

■「ファミマこども食堂」の概要
概要:ファミリーマートの店舗スペースを活用し、近隣のこどもや保護者を対象に食事を楽しむ取り組み
対象:店舗近隣にお住まいのこども、及びその保護者(小学生以上は保護者の同意があれば1人でも参加可能)
参加人数:約10名/回
参加料金:こども(小学生以下)100円、 保護者(中学生以上)400円
プログラム:オリエンテーション/みんなとお食事(約40分)
体験イベント(約20分)

いろいろな人達の善意で成り立っている「子ども食堂」、行くとお腹も心も温かく満たされること間違いなしです。なお、ファミマは利用者を「小学生」に限定していますが、場所によっては特に年齢制限もなく、幼児でも参加できたりしますので、子どもと一緒に一度足を運んでみても良いかもしれません。ついでにいろいろと育児相談ができたり、お友達ができたりするかもしれませんよ。

生活防衛策[その4]無料の全国小学生テストを受けてみる


四谷大塚「全国統一小学生テスト」、日能研「全国公開模試」、栄光ゼミナール「公立中高一貫オープン」など、大手塾が主催する小学生向けの統一テストは、全部無料です。
テストを受けることで、子どもの得意・不得意分野を知ることができたり、全国レベルの順位を知ることができたりするのは、メリットだと思います(最近は、幼児向けの「年長の部」が新設されているところも・・・)。
ところで、こうした小学生向けの全国テストに焦点を当てて、過去問を解きまくるなど、テスト対策にものすごく力を入れる家庭があります。
じつはこうしたテストで上位に入ると、その成績によって塾代が安くなったり、無料になったりします。
特別講習などを含めると年間計150万円前後と言われる塾の授業料が無料になるのは大きいなあと思います。無理する必要はまったくないと思いますが、もしもう少し頑張れば手が届くかも、という位置にお子さんがいるなら、こうした無料テスト対策に力を入れてみると、その後かかる高額な塾代を抑制できるかもしれません。

最も大切なことは・・・

いかがでしたでしょうか。もう知ってるよ!という情報ばかりだったらスミマセン。
最後に、これを書きながら改めて思ったのは、最も重要な生活防衛策は、結局は「人」だなあということです。家族だったり、友人だったり、保育園の先生だったり・・・。

ちなみに今回紹介した情報も、殆ど周囲の先輩ママさんや、友人から聞いたものだったりします。
親も子どもも、周囲の人と良好な人間関係が構築できていれば、お金がなくても、ある程度の困難もいろいろ乗り越えられるような気がします。逆にここの部分がうまくいかないといくらお金がたくさんあってもあまり幸せにはなれないような気がしますが、どうでしょうか。

<参考資料>
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理

市口 芳江

市口芳江

4歳の子どもを育て中。保育園には足を向けて眠れません。


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