2020.08.01
妊娠中に夫にマスターしてもらうべき5つのこと!第一子時に後悔したママから学ぶ
これから赤ちゃんが誕生するご家庭では、楽しみ! という気持ちとは裏腹に「産後の生活はどうなるのだろう?産褥期、大丈夫かな…?」という不安がつきものですよね。
我が家の場合、夫に必要事項をなにも伝えずに産後の産褥期を迎えてしまったので、後悔の日々が待っておりました。夫…基本的に気が利かないんですよね。
産褥期のママの身体は全治8ヶ月の重症と同程度のダメージだと言いますので、第三者の助けが必須。とくに夫の気の利いたフォローがあるかどうかは本当に重要です。
この記事では、我が家の体験をもとに、出産前に夫にマスターしてもらえば良かった5つのことをご紹介します。出産前にレクチャーすればママが仕事復帰した後も楽が出来ます! ぜひご一読ください。
1 最低限の調理方法を覚えてもらう
出産後のママは基本的に動けないので、食事の準備も誰かにお願いしなければなりません。料理が全く出来ない旦那さんであれば、次の3つのような最低限の調理方法は覚えてもらいましょう。
・ご飯を炊く
・野菜や肉を切る、焼く
・味噌汁を作る
この3つが出来れば、必要な栄養素をご飯・お味噌汁・おかずでバランス良く取ることが出来るので、食事は何とかなります。
具体的には、夫が帰宅してからご飯・味噌汁・簡単なおかず(野菜や肉を切って焼くだけのもの)を作り置きしてもらいます。
とりあえずレンチンして食べられるものが冷蔵庫に入っていれば、朝・昼のママの食事は心配いりません。
我が家の夫はご飯は炊けるものの、野菜や肉を切ることも味噌汁を作ることも出来ませんでした。幸い実母が数週間いてくれましたので食事は何とかなりましたが、いなかったらと思うとゾッとします。
産褥期に夫しか頼れない方は、最低限この3つだけでも覚えてもらいましょう!
2 粉ミルクの作り方を覚えてもらう
完全母乳育児で頑張りたい! というママも、粉ミルクの作り方を妊娠中から夫に覚えてもらうと良いと思います。なぜなら、
・産後はすぐに十分な量の母乳が出ないことがある
・3時間おきの母乳を休んで寝たいときもある
からです。初めは「母乳だけで頑張る!」 という気持ちでも、実際には粉ミルクの出番があるかもしれません。ママが自分でミルクを作っても良いですが、夜中などは休みたいこともあるでしょう。
そんなときのために、夫が粉ミルクを自分で作って赤ちゃんに与えられるようにしておけば、ママは休めるので余裕を持って育児が出来ます。
産後に教えるのでも良いのでは?と思いますが、産後は誰かになにかを教えること自体をとても苦痛に感じます…我が家もそうでした。
なので、妊娠中に覚えてもらえるとスムーズです。必要な道具なども事前に用意出来ますので、産後に慌てることも無くなりますよ!
3 掃除をして欲しいタイミングをわかってもらう
「部屋が汚れた、掃除をしたい!」と思うタイミングは夫婦であっても違うものですよね。大抵は旦那さんの方が汚部屋への抵抗力が強い気がします。我が家もそうだったので、掃除をしてもらえるのは週末だけでした。
産後、汚い部屋で赤ちゃんと過ごすのは苦痛に感じるので、ママが掃除をして欲しいと思うタイミングを夫に理解してもらえるとベストです。
夫に掃除をして欲しいタイミングを伝えるときは、なるべく具体的にすると良いでしょう。例えば、
・トイレは1~2日で1回は掃除して欲しい
・帰宅したら床を掃除して欲しい など
もしくは、掃除箇所や掃除頻度をタスク化した表を作っておいてもわかりやすいです。夫の無理の無い範囲で掃除にも協力してもらいましょう。
4 「妻の」洗濯のやり方を覚えてもらう
洗濯のやり方も夫婦で違う家庭が多いように感じます。我が家も違っており、夫は私に比べるとかなり適当です。
「洗濯してくれてありがたいけど、黒い服に白いクズがたくさん付いている」「ちゃんと伸ばして干さないから、タオルや衣類の端がグチャグチャ…」というようなことがよくあり、ストレスが溜まりました!
洗濯のやり方は、これを機に妻のやり方にしてもらうとストレスが減ります。色柄物の分け方、ネットの使い方、干し方などこだわりがあれば、妊娠中に覚えてもらいましょう。
夫が完璧に出来るのであれば無理に伝えなくてもよいですが、夫の洗濯のやり方に不満があるのなら、これを機に妻のやり方を伝えておくと良いでしょう。
5 赤ちゃんの沐浴について考えてもらう
産後待っているのが赤ちゃんの沐浴。産後のママは重いものを持つ、しゃがむ、といった行動がとてもつらく感じるので、沐浴も出来ることなら誰かにお願いしたいものです。
そのため、
・夫に沐浴を担当してもらえるか
・どんな方法で沐浴をするか(どこで、なにを使って)
などを、赤ちゃんが生まれる前になるべく具体的に話し合っておくと良いでしょう。”
我が家は初めての赤ちゃんだったので、私自身が産後の自分の体調が想像付かず、沐浴も夫が帰宅する前に自分で出来ると思っていました。
しかし、実際には産後の痛みが残っていたこともあり、思うように体が動きません。沐浴のためにお風呂でしゃがむ・椅子に座るなんて以ての外。
そんな状態でベビーバスを使って、新生児のフニャフニャの身体を支えながら洗うなんて出来るわけないですよね。
そのため、自分での沐浴は早々にギブアップし、お風呂でベビーバスを使うこともやめ、シンクにお湯を溜めて夫に沐浴をしてもらうことにしました。シンクでの沐浴は立ったまま出来るので、沐浴する人も動きやすく、とてもおすすめです。
一連のことがあり、我が家では沐浴をどうするかを事前に話し合っておけばよかったととても後悔しました。これから赤ちゃんが生まれるご家庭では、事前にしっかりと計画を立てることをおすすめします。
赤ちゃんが生まれる前に夫を教育!産後は安心して過ごそう
産後のママは赤ちゃんのお世話や自分の体調管理で精一杯になってしまい、夫にあれこれお願いする余裕もありません。
また、夫としても産後に一気にやるべきことを言われるより、赤ちゃんが生まれる前に少しずつ言われた方が飲み込みやすいかもしれません。
夫に覚えてもらいたいことは赤ちゃんが生まれる前に伝えた方がスムーズです。ぜひ、夫に上手く助けてもらえるように、妊娠中から色々と話し合ってみてください。
※この記事は2019年10月に公開されたものです。
ito yukiyo
ライター