2020.10.17
ママ友が欲しい!どうやって作るの?なかなかできなくても心配しないで良い理由!
保育園に入れたけど、「ママ友」と呼べる人がなかなか出来ない・・・戸惑ったり悩んでいるママもいるかもしれませんね。
子連れで週末に大きな公園に出かけてみると、ママ友集まりらしき団体がピクニック状態で親子で賑やかに遊んでいる。片隅で子どもとふたりでボールの投げっこしながら、(親の私にママ友できないと、こんな集まりにも誘ってもらえないのかな)と、にわかに不安がムクムクふくらむ事も・・・でも、大丈夫なんです!
ひと声かけるのが「知り合う」最初のスタートです
保育園に入園したら、送迎で顔を合わせるママとすぐに仲良くなれそう!と期待してたけど、実際には朝は遅刻せずに会社にたどり着くために必死、立ち話もろくに出来ずに帰宅の途を急ぐお迎えと、なかなかチャンスがないものですね。
でも心配いりません!
最初のうちはお互いに会釈する程度でしょう。でも入園から時間がたつにつれ、親子共に送迎にも慣れて多少の余裕は出てきます。挨拶からスタートして、だんだんと少しずつお互いに話をする機会も増えていくはずです。
あなたがちょっと心配に思っているように、他のママたちも(ママ友、できるかしら、仲良くなれるのかしら)と考えているんです。「朝は戦争のように忙しくて大変ですよね~」と共感できそうな話題をふるだけでも、そこから「そうそう!ウチも朝はすごいんですよー」と応えてくれるママが必ず見つかります。ほんの数十秒の会話が「きっかけ」です。次に会う時には「あの時話したママだ」となりますから。
それに、未満児の場合には子ども同士の交流というわけにもいきませんが、気長に待てばいずれ子ども同士で仲良くなっていきます。
そのうちに「○○ちゃんと遊びたい」などと言うようになるでしょう。そこで思い切って相手の親に話しかけてみたり、電話でお誘いをかけてみましょう。働くママの中には「保育園に入れたのは、幼稚園みたいにママ同士の交流が面倒くさいから」という人もいないわけではありません。ですから、場合によってはあっさり「忙しいので」と断られるかもしれませんが、がっかりしないで下さいね。
どこでも、色々なタイプのママがいるものです。でも大抵の親は、子どもを通じて「知り合う」のに前向きです。「ウチの子が仲良くさせて頂いているみたいで」と一声かければ、そこからまず小さな繋がりが出来ます。
行事や懇親会に参加すれば「自然と話すようになる」
中には保育園の送迎は、おじいちゃんおばあちゃん、あるいは夫が担当、という人もいるでしょう。でも、運動会や保育参観、保護者会や懇親会といった行事やイベントがありますね。
多忙なワーママですが、子どもの様子や成長を見るためにもぜひ参加してみて下さい。そこで同じクラスにいるママたちと自然と話が交わせるはずです。
面倒なようですが、実は最も確実で早い「ママ友の作り方」は、保育園の役員(父母会)に立候補する事です。役になると大変というイメージがありますが、保育園は働くお母さんが前提なわけで幼稚園や小学校のような大変さはありません。
それでも会合に参加したり、一緒に行事の準備をすれば、身近な存在となり親しくなれるものです。
こんな方法もあります。
保育園ママたちの間で意外と多いのが「夕方公園仲間」です。日が長くなってくれば、17時お迎えでもまだけっこう明るいので、そのまま公園に行ってみると保育園ママたちがちらほらいます。ワーママにとっては、子どもが他の子と遊ぶ姿自体見る機会が少ないわけで、夕方公園でちょっとだけ時間を割いてみるのも良い方法かな、と思います。
夕飯や明日の支度で大変でしょうが、毎日でなくても「今日はスーパーの総菜でいいや!その分、ちょっと公園で遊んでいこうか!」2歳3歳になったら、たまに「寄り道」もいいかもしれませんよ。
保育園以外でも「ママ友」はできる!
SNSやママ向けサイトでお友達を作る方法もあります。
同じ保育園に通う人と限定せず、気軽に色々と悩みや愚痴を話し合える「ママ友達」をネットで見つける人も大勢います。わざわざサークルに入らなくても、SNSやコミュニティサイトでお友達ができるケースも多いようです。
「保育園が一緒だと、愚痴が悪口になってしまう場合もあるけど、ネットで知り合ったママ友なら気兼ねなく色々と話せる」という面もあります。子育ての悩みを共有したいなら、ネット上で知り合ったママ友の方が話しやすいという人は多いですよ。
ママ友の輪は自然と広がっていくから大丈夫!
働くお母さんにとって、正直なところ毎日が時間との闘いです。確かにママ友を作る機会は少ないかもしれません。でも、たくさんママ友がいればいい、というものでもないですよね。
こちらから完全にシャッターをおろして「面倒な関係は一切必要なし」と拒絶しない限り、いずれ数人の知り合いはできるでしょう。ひとり、ふたりとメールでやり取りできたり、たまには行事の前後にお茶する約束くらいしたり、それで充分だと思います。
何より、親が友達同士だろうかなかろうが、子どもは保育園でたくさんのお友達を作ってきますよ! 自分がママ友と親しくできないから子どものお友達もできないかも、なんていう心配は全く無用です。
「ママ友欲しい」密かな悩みだと思っていませんか? 誰も友達いないなんて……と考えていませんか? いいえ、みんな同じです。なかなか親しい人ができないもんだなぁ、と保育園の帰り道、子どもの手をひっぱり夕飯の心配をしつつ、どこかでふっと「みんなどうやってママ友作ってるのかな」なんて思っている人、たくさんいるんです。
深く考えすぎず、自然な流れに任せていきましょう。少しだけ前向きに積極的になれば、同じように思っている人が実は周囲にたくさんいるのですから、必ずママ友は出来ます。ごくごく小さな輪でも、信頼できる友人ができれば上等じゃないですか! ひとりと繋がれば、また次の結び目もできるもの。
いつの間に「今度みんなで遊ぼうか」あなたも、少し前まで羨ましく見ていた「週末に公園で大集合」そのひとりになっている日がやってきます。
※この記事な2017年4月に公開したものです。
大橋 礼
ライター
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。