仕事、妊娠、出産、子育て、夫婦関係…働くママを応援| BRAVA(ブラーバ)

2020.10.30

歯みがきしたくない!歯磨き嫌いの子どもの対応どうしてる?ママたちの工夫を聞いた!



歯みがきを嫌がるお子さん、少なくないようです。歯ブラシは口に入れるものの、くわえているだけだったり、仕上げを嫌がって逃げまどったり…取り押さえて磨いたり仕上げしたりするのも、毎日のこととなると大変そうです。
今回は、歯みがきを嫌がる子どもたちが「嫌がらず磨くように」あるいは「仕上げをすんなり受け入れるように」なった秘訣を紹介します。ママたちの苦労や工夫がうかがえます…

歯みがきの歌や絵本で「嫌」を和らげる


歯みがきに関する歌や絵本は、けっこうたくさん出ています。それをうまく活用して、歯みがきを嫌がらなくなるよう、うまく誘導(?)したママたちの工夫を紹介します。

・歌を大熱唱しながら磨く
最初は歯ブラシを見るだけで逃げまどっていた息子。でも、なんとかごまかしながら磨けていたのですが、私がミスって歯茎にガツっと歯ブラシが当たってしまったことがあって…そこからまた逃げまどうようになってしまいました。
もう半ばヤケクソで、大声で、なんなら変な振り付けもつけて歯みがきの歌を熱唱。息子が笑っている間に(息子を)そっと横にして、そのまま熱唱しながら、ついでに変顔をしながら磨いたら、けっこうしっかり磨けたんです。言ってしまえば「歌と振り付けと変顔で気をそらす作戦」? しばらくは熱唱や変なダンス、変顔でやたら疲れましたが(笑)、今は軽く歌うくらいでしっかり磨けているので、効果はあったと思います。〔Tさん、子ども4歳〕

・歯みがきの絵本を数冊用意
歯ブラシはくわえるのですが、仕上げをしようとしても、「むー!」と口を閉じてしまっていた娘。ある歯みがき絵本を買って試したのですが、あまりお気に召さない様子でした。そこで、好きなキャラクターが歯を磨く本、ちょっとした仕掛けがある歯みがき絵本など、数冊買って読んでみると、ある本の「仕上げがんばったら、いい子いい子してちょーだい」というフレーズが気に入ったらしく、仕上げをさせてくれるようになりました。
その代わり、終わったら必ず頭をなでて「いい子いい子」しています(笑)
〔Sさん、子ども2歳〕

歯みがきアプリで、子どもが「磨いてあげる」側に

歯みがきアプリもたくさん出ていますが、子ども自身が「磨いてあげる立場」になるアプリはけっこう効果が大きいようです。

・ゴシゴシ頑張ると最後に仕掛けがあるアプリ
ある程度は磨かせてくれますが、とても短い時間だけ。すぐに「もう終わりなの!」と言って逃げ出します。絶対かなり磨き残しがある状態…「もう少しちゃんと磨かないと痛い痛いになるよ」と言っても効果なし。
そこで、いろいろな動物の歯をピカピカになるまで磨き、ちゃんと磨かないと虫歯ができる、ちゃんと最後まで磨いたらピカピカになって、たくさんの風船や花火が上がっていく、というアプリを発見しました。自分が磨くことで、「もう少し長い時間磨かないと痛いことになる」ということを身をもって知ったようで、しっかり仕上げさせてくれるようになりました。〔Iさん、子ども3歳〕

・すぐ歯みがきをサボろうとする
小学校1年生で、もうそろそろ親の仕上げなしにしていきたいのですが、こちらが油断すると歯みがき自体サボっています。面倒くさいのか嫌いなのか…
そこで、「5分間歯みがき」というようなアプリをインストール。リアルな口内が出てきて(作り物のCGですが)、「ここは磨けたかな?」「次はここを磨きましょう!」と、磨きの指導をしてくれます。リアルな画像に引き込まれつつ、ナレーションにつられて、5分間しっかり磨けるようになりました。本人曰く、「5分間もやってる気がしない」そう。今はまだこれで頑張ってくれていますが、いつか飽きちゃうかな…(汗)〔Kさん、子ども7歳〕

歯ブラシ、歯みがき粉を子どもが好きなものに


歯ブラシを好きなキャラクターのものに、歯みがき粉を少し甘めの味のものになど、歯みがき用品で子どもを誘い込む工夫をしているママも。

・歯ブラシを子どもが自分で選ぶ
娘がアンパンマンが好きなので、近くのドラッグストアでいつも同じ柄の歯ブラシを買っていました。でも、ある時から急に「これじゃない! 歯みがきしない!」と言い出し、駄々をこね始めました。「何が嫌なの?」と聞いても、「やなの!」と…
無理矢理歯みがきをするのも限界だなぁ…と思っていたある日、普段行かない少し大きめのドラッグストアに行ってみると、娘が自分で嬉しそうに歯ブラシを選んでいたんです。「そうか、好きな歯ブラシを自分で選びたかったのかな」と。まだうまく言葉で伝えられないもどかしさも、「いや!」という形で出てしまったのかもしれません。今は自分で選んだ好きな歯ブラシで、嫌がることなく歯みがきを頑張っています。〔Hさん、子ども3歳〕

・「甘い味じゃないとダメ!」にならないか、少し心配だけど…
歯みがき粉なしで歯みがきをしていましたが、親が付けているのを見て、「付けて、付けて」とせがむポーズ。「苦いよ~」と言っても聞かないので、ほんのちょっと付けたら、案の定「うえ~」っとなっていました。それ以来、歯みがき自体嫌がるようになってしまって。しまったー!と思いましたね。
「よし、こうなったら甘い作戦で行くか」と、イチゴ味、ブドウ味の子ども用歯みがき粉を買い、「甘いよ~」と付けたら、ハマってくれました。今はまだいいですが、このまま「甘いから磨く!」状態が続いたらどうしよう…と悩み中です。〔Yさん、子ども2歳〕

「歯みがきをしないとどうなるか」をしっかり伝える


歯みがきをしないままでいると、口の中でどんなことが起こるか、歯がどうなるかなどを分かりやすく、かつちょっと怖めに伝えることも効果があるようです。

・虫歯に特化した本で、怖さを知る
私が子どもの頃に読んでいた、虫歯絵本。実際に出版されたのは40年以上前で、絵も内容もけっこうリアルなんです。ムシ歯怪人が、(なぜか)子どもたちにムシ歯を勧める内容で、でもムシ歯の怖さもちゃんと伝えられて、かつ面白く説いてある。シュールですが、子どもにも「虫歯になるとけっこうヤバい」とちゃんと響いたようで、朝ごはん、夕飯のあとはきょうだい2人して、自分から歯ブラシを取りに行っています。絵本を取っておいてくれた母に感謝!〔Oさん、子ども4歳、2歳〕

・歯医者さんのお話は効く!
保育園の歯科検診で、いつも「歯垢が溜まっています」と書かれてくる息子…けっこうそういう子が多いようで、あるとき歯科の先生が園児に「歯の話」をしてくれる機会があったそうです。「なぜ虫歯になるのか、なるとどんな辛いことがあるか、ならないためにどうしたらいいか」を分かりやすく、歯の模型や紙芝居で説明してくれたそうです。
さすがプロ! 子どもの心にしっかり伝わったようで、仕上げも嫌がらずにさせてくれるようになりました。第三者が言ってくれる言葉は力がありますね。〔Iさん、子ども6歳、4歳〕

歯みがきを嫌がる理由を知ってから対策を練りたいところですが、まだ小さくてうまく伝えられない子どもの気持ちを汲み取るのはなかなか難しいところ。親が分かりやすいようにかみ砕いて説明する、絵本やアプリなどで見せる、あるいは子どもの好きそうなものを与えてみる。歯みがきをしなくていいというわけにいかないので、まだまだいろいろな工夫や対処法が必要な年代です。
でもいつか、「生活の中のやるべきことの一環」として身につくことなので、今は子どもが自ら「歯磨きをしよう」という気持ちになれるような環境を整えてあげたいですね。

田崎美穂子

, , ,