2020.11.24
増える小学校のプリント類【究極ズボラ保管】で収納しよう!
保育園ではひと月に数枚だったプリントが、小学校にあがったとたん、毎日大量にもらってきます。1日に6~7枚なんてざら。ほとんどは各区や自治体からのお知らせなのですが、中には学校からの大事なお知らせプリントもあります。どんどん積み重なっていくプリント類、毎日選別してキレイに保管するなんてとてもじゃないけど時間が…
よくプロの収納アドバイザーのかたが上手でキレイな収納方法を紹介していますが、そんな手間もかけられない。
そこで、2人の小学生の子どもを持つワーママ筆者の「ズボラ保管術」をお教えします。かなりの面倒くさがりできれい好きでもない、でも何とか部屋がプリントであふれかえらない、そんな程度の気軽な保管方法です。
用意するものはこれだけ!
●小学生向けの収納棚
ランドセルを置くスペース、教科書を入れられる本棚スペース、深さのある引き出しがあるものを選びました。この、「深さのある引き出し」がポイント! ここに、毎日溜まりゆくプリントをがんがん突っ込んでいくのです。宿題や次の日の準備をリビングでするため、置き場所はリビング。
●クリアファイル2枚
ひとつは透明、ひとつは色つきがベストです。なくしたくない大事なプリントを入れます。
以上、これだけ!
とにかく引き出しにポンっ!
大量のプリントの中には、その週に持たせるものや提出物などの大事なお知らせも入っているので、それだけは忘れないように冷蔵庫にバンっ!と貼ります。その他は収納棚の引き出しにポンっと入れておしまい。この作業は2分もあれば終わります。
引き出しの深さが17~18㎝ほどあれば、約3ヶ月分のプリントが入ります。つまり、1学期分のプリントが収まるわけです。ときどき、子どもたちが「こないだお知らせもらったイベントに友だちが行くからぼくも行きたい」なんて言い出すこともあるので、すぐには捨てずに溜めておくことをオススメします。
夏休みや冬休みの長期休暇に入る前などの時間があるときに、必要なプリント(クラス連絡網、年間行事予定表、地域班の確認事項表など)と不必要なプリント(期日が過ぎたお知らせ、イベントなどの〆切が終わっている申込用紙、PTA部活動の勧誘など)を分ける作業をするだけ! ザクザクっとやれば、30分程度で終わります。これは楽ではありませんか?
大事なプリント保管術
保管術なんて大げさに書きましたが、子どもが持ち帰ってきたその日に、その月に必要なプリント(直近で必要な持ち物のお知らせ、その月の下校時間表、月の学級便りなど)は透明なクリアファイルに入れて、引き出しにポンッ。その他必要なさそうなプリントはそのままむき出しで引き出しにポンッ。
新学期が始まるときにもらってくる、年間で必要なプリント(年間行事表、電話連絡網表など)は色つきのクリアファイルに入れて、やはり引き出しにポンっと入れておきます。
クリアファイルに入っているので他のものと差別化できているし、長期休み前の大整理のとき必ず見直すので、今まで危ない目に遭ったことはありません(笑)
絶対忘れてはいけない持ち物などに関するプリントは、前に書いたように冷蔵庫やホワイトボードに貼っておけば大丈夫。
ファイリングなんか必要なし!
上の子が入学したときにきれいなファイルを購入し、毎日きちんとプリントを選別してきれいにファイリングするぞー! なんて張り切っていましたが、結局使ったのは最初の1週間。ファイリングなんてどんどん後回しになり、ダイニングテーブルの上が大量のプリントで埋まっていき、大事なお知らせプリントを何時間もかかって救出する始末。これは決まった保管場所がないと大変なことになる! でもファイリングする余力なし、ということで思い至ったのが、引き出し重視の棚とクリアファイルなのです。
楽チンで家がプリントであふれかえらない、でも重要プリントは保管できる、究極ズボラプリント保管術、もし良かったらお試しあれ!
※この記事は2015年6月に公開したものです。
田崎美穂子
mamaライター