2021.01.04
共働き子育て世帯の「1カ月の出費」をジャンル別に公開!何にいくら使ってる?浪費ポイントも
「特にぜいたくもしてないのに、なんでお金が貯まらないんだろう…」そんな悩みを持つワーママ多いのでは。筆者もその一人です。家計を見直そうと思いつつ、他のママたちは何にどのくらいお金をかけているのかしら…なんて気になってしまったりして。
ということで、今回は「ぜいたくしてないのになー」というママたちが、意外に多くてビックリした出費、そしてひと月の出費をジャンル別(住宅費や光熱費・通信費などは除いています)にざーっくり教えてもらっちゃいました!
雑費が浪費につながっていた!
この記事のアンケートで、改めて出費を見直してみたら、意外にも雑費がかなーり多いことが判明。ちなみに、ウチはちょこちょこした日用品や医療費も雑費に入れています。
ある月を見てみたら、雑費がなんと4万円!! これ、ヤバいですよね(苦笑)家計簿をつけていないので本当にザックリですが、内容を思い出すと文具、ティッシュ類(全員鼻炎なので、消費量がはんぱない!)、タオル(旦那の加齢臭が染みつくので、しょっちゅう買い替え)などなど…
・出費の内訳
食費:7万円
雑費:4万円(!)
レジャー関連費:2万円(あまり出かけないので)
子ども関連費(教育・育児費):6万円(習い事をいくつかさせている)
自分にかかったお金:2,000円(かけなすぎ!?)
パパにかけたお金:2万円(自己申告なので、もっと多いはず!)・見直そうと思うポイントは?
雑費はもちろんなんですけど、必要なものが多くて。あとは食費ですかね。仕事が遅くなったりすると、ついお惣菜を買っちゃう。雑費はなかなか減らせそうにないけど、食費頑張ります!〔Hさん、子ども10歳、7歳〕
「あ、トイレットペーパーがない」「洗剤切れてた」というちょい買い足し、トータルするとけっこう出費につながりますよね。家計のあるある!
子供の食べる量が増えたとたん、食費がグッとアップ!
一番上が小学校6年(男子)を筆頭に、4年(女子)、年長(男子)の3人の子どもが、学年が一つ上がったタイミングで食べる量がグッと増えたんです。それぞれの成長期だったのかな…それにしても、米がどんどん消えていくのにはビックリ! ちなみに、1日6合炊きます。
・出費の内訳
食費:9万円(うわっ…)
雑費:2万円
レジャー関連費:4万円(週末の遠出など)
子ども関連費(教育・育児費):7万円(長男の塾と、娘の習い事)
自分にかかったお金:5,000円(悲しい…)
パパにかけたお金:?万円(別財布なので、しらばっくれられた!)・見直そうと思うポイントは?
子どもが、おやつにもお米+アルファで何か食べるので、食費はもうどうしようもないかも(笑)生協を取っているのに、スーパーでもガンガン買ってしまうのも大きな要因だ思います。あと、パパにかかっているお金を追求してみます!
〔Tさん、子ども12歳、10歳、5歳〕
まだ子供が小さかったころ、先輩ママに「そのうちお米10号炊く日がくるよ」と言われ、驚愕したことを思い出しました…でも、避けて通れない道かも!?
ぜいたくしてないつもりでも、外食費が多かった!
「今日くらいいっか…」と、ちょこちょこファミレスやら牛丼屋などで外食。1回の値段はそんな高くないけど、1週間に2回以上は行ってるので、そりゃ高くつきますよね…
・出費の内訳
食費:10万円(ぎゃー!)
雑費:1万円
レジャー関連費:5万円(これもほぼ食料関係…)
子ども関連費(教育・育児費):4万(ほぼ保育料だけ)
自分にかかったお金:1万円(ほとんどランチ代)
パパにかけたお金:3万円(飲みの付き合い多し…)・見直そうと思うポイントは?
やっぱり食費ですかね…ぜいたくなものはぜんぜん食べてないつもりだけど、遠出するとどうしてもお財布が開放的に(汗)この際、作り置きにチャレンジ、遠出のときも2回に1回はお弁当を持って行こうかな。無理のない範囲で(笑)
〔Aさん、子ども4歳、2歳〕
今日はいいよね…そう思いながらファミレスに行くママ多いのでは。でも、作らなくていい洗わなくていいというオマケもついてくる。「働くママ応援券ファミレスチケット」欲しいですよね(笑)。
こどものおもちゃ「ちょい買い」がけっこうな出費に!
大きなプレゼントは誕生日などのイベントのみですが、食玩や小さなおもちゃ(スライムやシャボン玉など)をちょいちょい買ってあげちゃうんですよね…よく遊んでくれるから、無駄遣いとは思ってないのですが、これがけっこうかさんでました。
・出費の内訳
食費:4万円
雑費:1万円
レジャー関連費:まったく出かけないので、ほぼゼロ
子ども関連費(教育・育児費):6万円(保育料プラスおもちゃ代です…雨の日対策に、家の中で遊べる砂を買ってしまった…)
自分にかかったお金:2万円(春物を1着購入)
パパにかけたお金:?万円(不明です…)・見直そうと思うポイントは?
子どもが1人で遊んでくれる時間を確保する出費だと思っているので、見直せるかどうか…でも、買わなくてもいいものもあると思うので、細かく見直してみようかな。〔Yさん、子ども5歳〕
ちょいちょいおもちゃ出費、これも子育てのあるあるなのでは。シャボン玉もすごい勢いでなくなるし、スライムもすぐ使えなくなるし、おもちゃって一番の消耗品かも!?
自分関連の出費が多い…
40歳超えたら、今までの安い生活価格の化粧品では肌が荒れるようになったり、白髪も増えて美容院通いが増えたり、髪のパサつきもひどいのでシャンプー類もちょっといいものに変えたり。けっして高い装飾品を買っているわけではないのに、自分にかけざるを得ない状況が悲しい(苦笑)。
・出費の内訳
食費:7万円(抑えているつもりでも、食べ盛りがいるので仕方ない!)
雑費:1万円
レジャー関連費:子どもも部活などで出かけなないので、ほぼゼロ
子ども関連費(教育・育児費):5万円(主に上の子の塾代)
自分にかかったお金:5万円(この月は、化粧品を買い替え、美容院にも…)
パパにかけたお金:?万円(聞かないというか、聞けない…)・見直そうと思うポイントは?
見直すというか、こう見ると自分以外にはあまりお金をかけていないので、化粧品や染めた髪をなるべく長持ちさせて出費を抑えるように頑張ります…!
〔Mさん、子ども13歳、8歳〕
働くママは通勤もあるし、会社で人の目もある。やっぱりキレイにしていたいですよね。これは自分へのご褒美、気が向いたときに見直せばいい!?
今回お話聞いた方、皆さん家計簿をつけていませんでした(つけても三日坊主で終わった方も)。ちょっとホッとした自分がいます(笑)そして、お一人除いて、皆さんご主人と別財布(収入や支出も知らない)!ダブルインカムだし、どちらかがガッツリ握っているよりも精神的に楽、という理由もあるようです。とはいえ、全体の支出はザックリでもいいので見直さないと、貯まるものも貯まらない、と反省されていた方も…
さて、皆さんの出費事情はどんな感じですか? 「あら! ここがこんなにかかってる…」という意外な盲点があるかも!? この際、ぜひ見直してみては。
※この記事は2018年5月に公開されたものです。
田崎美穂子
mamaライター