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2021.04.16

<保育士に聞いた>子ども(幼児)が性器をいじる…どう対応したらいい?先輩ママの体験談も紹介



子どもの「おしも」関係で悩んでいる方は少なくありません。前回の「おねしょが続く、トイレでウンチができない、性器を触る!子どもの「おしも」の悩みとママの対応を聞いてみた」の中で触れた「子どもの性器いじり」について、詳しく解説していきたいと思います。
「まだ小さいわが子が…」「ウチの子変なのかな?」となかなかほかの人には相談できず、ひそかにつらい思いをしている方も少なくありません。
なぜ触るのか、考えられる理由や、触っているのを目撃したらどう対応をしたらいいのかなどを、先輩ママや保育士さんの話を交えながら解説していきます。

なぜ性器をいじるのか、その理由は?


まだ小さい子が自分の性器をいじる理由や、考えられる状況やそのときの心理状態などを解説していきます。

子どもが自分の性器をいじってしまうきっかけは、「あれ?なにかついてる」「お尻の穴以外にも穴みたいのがある…」そんな自分の体に疑問や不思議な感覚を持つことだそうです。
これは別に珍しい行為ではなく、思春期以降の大人へ繋がっていく行為とは別物です。自分の体を不思議に思うほかに、性器まわりが温められたり、パンツなどで程よい圧迫があったりすると、安心感を得ます。そんなときにたまたま性器に手がふれたことをきっかけに心地よさや自分を落ち着かせるためにする行為とも考えられています。大人がマッサージやストレッチをしてリラックスするのと同じといえます。逆に、性器を頻繁に触るということは、子どもが少し不安な状態にある可能性も考えられます。
特に女の子の場合は、「おしっこのふき残しかぶれ」によるかゆみが原因なこともあります。トイレのたびにしっかり拭いて(仕上げにおしり拭きを使うのもコツ)、清潔を保つようにすることで触らなくなるケースも多いようです。
1日の中で長い時間子どもに接している保育士さんによると、「オムツ替えのときや、お手洗いで便座に座っているとき、そしてお昼寝の入眠時に触る子が多い」ということです。

触っているのを見たら、どう対応したらいいの?


我が子が性器をいじっているのを目撃した時、どう対応したらいいのか。続く場合には具体的にどのようなことをしたら効果的なのか、放っておいてもいいのか、などを解説します。

「なにしてんの!!」「やめなさい!」と厳しく叱るのではなく、おもちゃなど夢中になれるものを握らせたり、集中できることをさせることです。抱きしめたり体をなでたりして、安心感と心地よさを与えてあげるのも効果的。子どもが性器をいじるのは性的欲求からではありません。たくさん抱きしめて優しさで包み込んだり、子どもが夢中になれることを提案することで、少しずつ触らなくなっていくことがほとんどです。
保育士さんによると、もし触っているところを見たら、「‟お手洗いではバイ菌入って痛い痛いになるから、触るのはやめよ〜ね“とか、‟さあ、オムツはこうね!”などと次の動作へ促すようにしています。入眠時は、何も言わずに(触っている)子どもの手をオムツから出して、トントンとして寝られるようにする」そうです。
また保育士さんが触らないよう工夫していることとして、「気をそらすような声かけをすることが第一です。中には手でなくうつ伏せで床やお布団に押し当てて、モゾモゾと大胆にしている子もいるので、それに気づいたら、‟はい、起きてー“と声がけしたり、サッと仰向けにさせたり」しているそう。
ある男性保育士さんによると、「おちんちんは男にしてみれば 耳とかと一緒で体の一部だから、触ってしまう。それは女の人には分からないだろうなぁ」と感じるそうです。なるほど…

先輩ママたちに聞いてみた


我が子が小さい頃に性器をいじって困った、悩んだ、という先輩ママたちに、その当時の様子や対応、触らなくなっていった経緯などを聞いてみました。

手形作戦!?
トイレトレーニングが終わって完全パンツになった2歳頃から、しきりにおチンチンを触るようになった長男。恐らく、オムツからパンツに変わって妙にスカスカするな~というのがきっかけだったのだと思います。食事中も右手でスプーンを持ちつつ左手でおチンチン、遊ぶ時も右手で遊びながら左手でおチンチン…という感じでした。
保育園でもそんな感じだったので、先生と相談して、「声がけ+左手の形の手形を作って、テーブルや遊ぶ場所のそばに貼っておく」ようにしました。柔らかく感触のいいスポンジのようなものを何色か買ってきて何個か手形を作り、テーブルに貼ったり、おもちゃで遊ぶ場所に置いて、「左手はここに置いてみよう」作戦。守れなくておチンチンを触ることも多々ありましたが、声かけや手形の色や感触を変えてみることで、左手を置くようになり、そのうち手形がなくても触らなくなっていきました。保育園でも努力してくださったからだと思います。先生、ありがとうございます(涙)〔Hさん、子ども8歳、4歳〕

お手伝いをたくさんさせる
娘が3歳だったころ、なんとなく暇になると自分の性器をいじろうとするようになりました。性的な行為とは違うと分かっていましたが、私がものすごく気になってしまい…「お母さんがイライラして「触らない!」と怒ると、ますます隠れて触るようになる」と聞いたので、お手伝いが好きな娘に料理や掃除などの手伝いをたくさんお願いするようにしていました。わざと(紙屑しか入っていない)ゴミ箱を倒して「しまった~!ごめん、〇ちゃん(娘)ママ忙しいからゴミをゴミ箱に入れてもらっていい?」なんてこともよくやっていました(苦笑)。どうしてもお暇になりそうな場合は、「ママがご飯作っている間、そこにあるレゴブロックとか塗り絵して待ってて」など、具体的に遊びを提案していました。
「あ、いじっているな」という姿を目撃した時は、すぐに「ちょっとこっち来て、これ持って行ってくれるかな」などと声をかけたり。そうしているうちに、ちょっとお暇になっても自分から遊ぶものを探すようになったりして、「暇だから性器をいじる」ことが少なくなっていきました。1年足らずで触らなくなりました。〔Sさん、子ども10歳〕

「何歳ごろから始まって、何歳くらいまでに終わる」「これをすれば絶対触らなくなる」という確実なものはありませんが、その子の性格や特性に合わせて、好きなものを握らせたり、集中できることを提案したり、ギュッとハグしたりすることが一番効果的な方法のようです。
痒みがあったり、腫れたりして触っている場合もあるので、お風呂や着替えのときなどによく見てあげることも大切です。汚い手でうっかり触って、そこから痒みが出てさらに触るという場合もあるので、手の清潔も心がけたいもの。
とはいえ、皮膚の病気なのか、精神的なものなのか、ただの癖なのか…いつも見ている親にも判断できないことはあります。そういう場合はパパやママだけで抱え込まず、園の先生や小児科のなどに相談してみましょう。

田崎美穂子

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