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2021.12.17

双子の出産準備費用は高い?費用を抑えて準備をする方法とは?



めでたく双子の妊娠が分かり、もうすぐ出産……となるとその準備に追われる方もいらっしゃるでしょう。
気になるのは双子の出産準備にかかる費用面。今回は実際にどのくらいの費用がかかるのかや、費用を抑えて準備をする方法をまとめました。

双子の出産準備、初期費用がかなりかかる!


まず、双子の費用面で驚愕するのが出産準備。双子の出産運日では思った以上にお金がかかります。初期費用がどのくらいかかるのでしょうか。

準備が2人分ためにお金がかかる
出産前は子育てをしていくうえで重要なベビーベットやベビーカーなど、大きなグッズの準備のためにお金がかかります。退院や1ヶ月検診を車で移動する人はチャイルドシートが必要です。
車移動ではなくても、1ヶ月検診ではママの健診もあるのでその間に寝かしておくベビーカーは必須。他にも抱っこひもも必要です。
ここまでの準備で、安いものですべてそろえたとしても軽く10万円前後はかかります。可愛い我が子のためにこだわりのものを使いたいとなればこれ以上に予算はかかります。我が家は最初からチャイルドシート、抱っこひもも2つ、ベビーベッドも2台準備をしたので当初組んでいた予算はかなりかかる見込みでした。「かかる見込み」という表現でとどめている理由は後述していきますね。
このように、大きいものの準備が必要なので、初期費用でかなりの費用が必要となるのです。

日用品も1から準備するので費用がかかる
双子が初めての子どもという方は日用品も1から準備することが必要です。おむつや肌着、お寝間着も必須です。双子は体重が軽く生まれてくることが多いので、母乳だけでの栄養では足りず1ヶ月検診まではミルクも混合にすることが多いので、母乳育児だけでいこうと考えている方でも哺乳瓶は準備しておくと安心といえます。哺乳瓶の除菌グッズも必要ですし、赤ちゃん用の洗剤なども必要となるでしょう。
また、赤ちゃん用の入浴セットなど必要なものは多岐にわたります。単価で見れば安い物ばかりですが、こういったものをすべて準備することでかなりのお金がかかるのです。我が家も、肌着や寝間着をかなり大量に準備したこともあり、単価で見れば安いのに数万円単位でかかりました。

双子は入ってくるお金も高額!


双子の出産を控え、かなりのお金がかかる……と悲観的になってしまったかもしれません。しかし、双子は手元に入ってくるお金も高額なので、支出をうまくカバーできるかもしれないのです。その理由を詳しくご紹介していきます。

出産育児一時金が2倍もらえる
子どもを産んだ時に病院に支払われる出産育児一時金。出産育児一時金は子ども1人あたりで支給されるので、双子は2倍もらえます。とはいえ、子ども1人でも産んだ後はあまりお金が手元に残らない、むしろいくらか支払わなければならなかったという意見も聞かれます。

 
ですが、双子の場合、ほとんどがお金が手元に戻ります。その理由は次をみてみましょう。
 

双子の出産は医療保険で賄われる
一般的に経膣出産は自費診療です。もちろん、無痛分娩などをすると+αでかなりのお金がかかってしまいます。
ですが、双子の場合、ほとんどの方が管理入院をしてから経膣あるいは帝王切開で出産します。
実は管理入院~帝王切開という流れになった場合、「医療」の範疇となるため、支払いは医療保険で賄われ自己負担は3割です。
帝王切開の後も手術後という扱いで医療保険となるので、自己負担でかかるのは双子の入院費のみ。
そのため、管理入院を長期間していてもかなりのお金が手元に戻ります。
筆者は、32週で管理入院をし、37週で帝王切開、双子は一般病棟で過ごし7日で退院という経過でした。6週間の入院+帝王切開(手術)を受けましたが、数十万円のお金が手元に戻りました。

民間の保険に加入していた場合には保険がおりる!
管理入院も帝王切開も医療行為にあたります。特に帝王切開は手術です。そのため、入院+手術という扱いとなるので個人で民間の医療保険に加入している場合には保険がおります。筆者も自分で契約していた医療保険からお金が下りたため、プラス30万円程度のお金がおりました。

 
このように、準備に費用も掛かりますが手元に戻ってくるお金も多いのです。
 

双子の準備費用を安く済ます方法は?


手元に戻ってくるお金が多いとはいえ、安く準備費用が済むことに越したことはありません。
双子の準備費用を安く済ます方法を先輩ママたちの意見を基にまとめました。

お下がりをもらう
お下がりはほぼ無料で、手に入れることができます。そのため、とにかく安く済ませたいという方にとっては活用していただきたい方法です。
産前から地域の双子のサークルに参加して少し上のママからお下がりをもらうと、商品自体の年代が新しいことも。メリットは、先ほどもお話ししたようにほぼ無料で手に入ることです。デメリットは、やはり子どもが使った使い古しなので途中で壊れるリスクがあります。
また、お下がりをくれた方も別の方からお下がりでもらっている可能性もあるので、年代が古く、廃盤などになっており修理すらできないこともあります。

レンタルを活用する
筆者が大幅に予算を押させられた理由がレンタルの活用をしたからです。
レンタル業者でレンタルするとその後購入をすることもできます。そのため、実際の使い心地、自分と子どもにマッチしている商品かどうかが分かります。メリットとしては使ってみて購入できることと、レンタルをしているのでお安く購入できることです。デメリットはほかの家庭でも使っているということです。もちろん、レンタル業者もとてもきれいな状態にして貸し出しています。ですが、木製のものなら気が削れている、金具が色が変わっているなんていうこともあります。そのため、衛生面に悩むこともあるのです。

フリマアプリを活用する
フリマアプリは、モノを選べば新品でも安く手に入れることができます。ただし、衛生面についての保証や壊れた時の保証は少ないです。また、出品者によって衛生の概念などは異なるため、同じステータスでもすごく良いと感じる商品とそうでない商品はあるでしょう。
また、同じものを2つほしいという場合には同じものが同じ状態で2つ手に入るまでに時間がかかるということもデメリットとなります。

少ない予算でも双子の出産準備は可能!

少ない予算でも双子の出産準備をすることは可能です。また、最初はお金が必要でも後々お金は返ってくるので、結果的に大きな負担となることもないでしょう。ご家庭の方針で新品でなくても妥協できるかなどを考慮して、予算を組みながら育児グッズを選んでみてはいかがでしょうか。

ふう

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