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2022.03.17

過保護?甘やかしてる?小学生ママたちが迷った瞬間は?先輩ママたちがジャッジ!



「○○さんは過保護だから」なんて話がでると、内心で(うわ、わが家はどう思われているのだろう)(うちも過保護な方なのかな)などと焦ることがありませんか?過保護はあまり良い印象がなく、甘やかし放題でわがままな子に育つイメージがありますが……。実際にはどうなのでしょう。
さて、今回は小学生を持つママ・パパたちに「甘やかしすぎかな」「これって過保護かな」と迷った瞬間について聞いてみました。それに対して先輩ママたちの体験談から出てきた意見もご紹介します。

小学校まで送る・お迎えするは過保護?

遅刻しそうになって車で学校へ
とにかく朝起きるまでぐずぐずしている長男。朝食もダラダラ食べるのでいつも登校は大騒ぎです。週に1回は「やばい、遅刻する!」となるので、結局、わたしが車をだして徒歩10分の学校へ送っていくことが多い。徒歩10分といっても、これまた遅刻しそうなら走ればいいのに、のんびり歩いているのをベランダから見ていると我慢できなくて、玄関から飛び出しては「もう!ママが送るから車乗って!」みたいなパターンになりがち(Kさん/子ども・小4)

雨ふるとつい車で迎えにいってしまう
折りたたみ傘は持たせていても、ざーざー降りになって空が暗くなったりすると(ランドセルも重いしな)と小柄で体力のない娘が気になり、学校へ迎えに行ってしまいます。車なら5分ちょっと、歩いても15分はかからないのですが、1年生ということもあって、在宅勤務のわたしは時間に融通がきくので、ついつい迎えに行ってしまうんです。雨の日に学校の正門前にたたずむママたちの顔ぶれはだいたい一緒で、なんとなく(1年生のうちは)と思い、結果、2年生になった今も大雨になると迎えに行ってしまいます(Mさん/子ども・小2)

「これって過保護ですか?」「甘やかしすぎ?」

最初の話については、先輩ママからは「朝起きるのはしつけのひとつ。遅刻常習犯になったら社会人として困るから小学生のうちから時間を守らせるのは当然のこと。ごくたまにならわかるけど、車で毎回送るなんて甘やかしすぎ!」という厳しい声も。
いっぽう、「他の用事で学校へ行った時、雨でお迎えにくる親がけっこういるのにビックリした。でも低学年のうちは荷物も重く、さらに傘をさすのが大変な子もいるから、迎えにいけるならそれもよいのでは」「毎回ではないけど、大雨のときなどはパート帰りに迎えに行っていました。過保護と考えすぎなくても、どちらせによ小学校3年生とか4年生になれば、子どもの方から来るのはやめて、と言うから、それまでは別にいいと思う」という意見もありました。

ついつい世話を焼いてしまうのは過保護?甘やかしすぎる?

けっきょく自分が世話してしまう
なにしろ、マイペースでのんびりしている小1の息子。小6の姉はランドセルの中身準備から翌日の洋服選び、お風呂に入れば脱いだ服はカゴにいれ、持ち帰った絵の具の道具もこちらが言わなくても自分で洗って筆も干しています。
ところが息子は脱いだ服は廊下に落ちているし、2日に1度はランドセルをチェックしないと、つっこんだままの上着だとか、プリント類がぐちゃぐちゃ。洋服も揃えておかないと朝から「ママー、ママー」とうるさいので、靴下からハンカチまで用意しています。少し歳が離れていることもあり、「ママ、ママ」といまだに膝に飛び乗ってきたり、抱きついてきたりして、ついつい私も甘やかしてしまいます。「ママはほんと○○(弟)に過保護だよね!」と娘にキレ気味に言われてしまうのですが……(Wさん/子ども・小6と小1)

いつまでも世話したくなってしまう
40歳で不妊治療の末にめぐまれた娘。腺病質なところもあり、小さい頃から本当に大事に大事にと育ててきました。習い事も土日は夫がすべて送り迎えをし、見学して、帰りにはショッピングモールに寄って「がんばったご褒美」ですぐ欲しいものを買ってしまう。そういうわたしも娘がネットで「この服はみんなが憧れてる」などと聞くと、まぁ洋服だしいいか、とポチっとしてしまいます。不妊治療の際にわたしは仕事を辞めたため、時間もあるので、子ども部屋の掃除から、食事の間も「ジュース欲しい」と言われるとコップに注いで渡し、アイドルのライブ配信が見たいと言われると申し込みをしてモニターも子ども部屋にセッティング、「グミじゃなくてチョコが食べたい」と言えば、夫は近くのコンビニに行くし……。ちょっとまずいかも、とは思ってはいるのですが、生まれた時からこんな感じで家庭がすべて娘中心に回っており、なかなか生活を変えられません(Tさん/子ども・小4)

「これって過保護ですか?」「甘やかしすぎ?」
最初の息子さんのお話は比較的よくあるケースで「どうも末っ子には甘い」とか「男の子はママに甘えてくるから、つい」というのは心当たりのある人もいるかもしれませんね。とはいえ、お姉ちゃんから見たら、かなりの不満があるはず。過保護かどうかより、兄弟姉妹間で(もちろん、それぞれの性格もあるし、まったく同じような対応はできないものですが)あまりに差があるのは微妙ですね。

3人姉妹を育てた先輩ママからはこんな言葉がありました。

「正直、同じ子どもでも母子や父子の間で相性みたいのもあり、つい甘やかしてしまう子と厳しめにあたってしまう子、何かと口喧嘩になってしまう子っています。わたしは、なぜか長女とはうまくいかず、振り返ると末っ子の娘にはずいぶん甘かったと思います。でも、たとえばママがそうならパパがフォローするとか、親が意識して少し言葉遣いに気をつけてみるなど努力すれば、多少なりとも関係性も改善します。自分は不公平すぎないか、やりすぎではないかと自問自答する気持ちを持ち続けることが大事なのかなと思います」

もうひとつのお話は、多くの人が「過保護です!」と認定しちゃいそうなケースです。「過保護というよりも『子どもの言いなり』。我慢することを知らないと、社会生活では思い通りにいかないことの方が多いわけで、結局、本人が苦労することにもなる」と先輩ママの意見もありました。

とはいえ子育ての難しさ、不思議さは「○○をすれば□□になる」という絶対的な方式はないことです。こうすればこう育つと断言できない以上は、子育ては常に迷いの中にあります。子育てでは「これでいいのかな?」と不安を感じたり、迷ったりすることが多い。先輩ママの言葉にある通り「これでいいのかな」と自問自答しながら、軌道修正できたらいいですね。

子育て四訓から学ぶ「過保護でもなく過干渉でもなく」ほどほどに


乳児はしっかり肌を離すな

幼児は肌を離せ、手を離すな

少年は手を離せ、目を離すな

青年は目を離せ、心を離すな

 

有名なお話ですが、過保護について考える時、このような思考で親の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。

小学生といえば、幼児から少年少女へと成長する時期。何かと手を出したくなる気持ちは充分にわかりますが、そこをグッとこらえ、しかし子どもの様子はしっかり見守るのが最善かもしれません。いわゆる過干渉は過保護とは別の問題といえます。

過保護はあくまで子どもの行動や気持ちに答えて、あるいは要望に対して、あれやこれやとやりすぎてしまうこと。いっぽう、過干渉は子どもの気持ちをまったく考えずに自分(親)の考えや子どもにして欲しいことをやらせるために極度に子どもの行動を制限したり抑制したりすることです。

しかし無関心も度が過ぎると育児放棄、ネグレストの一種になります。

子どもはいずれ親の手元から巣立っていきます。だからこそ、ある程度の「甘やかし」はいいじゃないか!という考えも、だからこそ「自立の力をつけさせるのは親のつとめ」と考えるのも、どちらも間違っているとは言えません。

ただ、過ぎたるは及ばざるが如し、です。過保護の「過」はまさに過ぎたる、です。不十分なのはよくないけれど、度が過ぎるのもよくない。ほどほどに、を自身に言い聞かせながら、子育てをしていけるといいですね!

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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