2024.01.23
子持ち夫婦の夜の営みの頻度は?スキンシップ(キス、手を繋ぐetc)だけでも満足できる?ママたちに直撃取材!
子どもが誕生すると夫婦関係は薄れ、気づいたら「半年してないかも」なんてセックスレスに…。セックスはなくても、キスや肩を抱き寄せるスキンシップだけならたまにする、などという夫婦もいると思います。
そこでBRAVA恒例夜の部では、ママたちへのアンケートを通じて、夜の営みの頻度や夫婦間のスキンシップについて調査を実施!
①夜の営み有り
②夜の営み無し/スキンシップ有り
③夜の営みもスキンシップも無し
の3パターンに分けて、子持ち夫婦のセックス事情をご紹介します。
①【夜の営み有り】頻度はどのくらい?子持ち夫婦の実態調査!
夫婦のセックス頻度は、人それぞれですよね。特にお子さんがいる方は、育児や仕事、家事など時間が限られている中で、どのくらいの頻度で夫との営みやスキンシップに時間を割いているのでしょうか。
「月2回くらい。でも2人目のためにセックスしてる感じ」
第一子を出産後、やはり結婚当初よりはセックスもほとんどする余裕がなくなりました。
今は妊娠しやすい時期を狙って、月に2回くらい…。ほぼ2人目妊娠のために、作業的にしている感じはあります。(Eさん、子ども5歳)
子どもを作るためだけのセックスも大事ですが、愛情は伝わりにくいですよね。
妊娠目的だけじゃなく、2人がセックス自体を楽しめるようにできれば、頻度も上がるかもしれません。
「夫婦関係の安心感を求めて、週1くらいはしてる」
私は定期的にセックスがないと不安になるタイプ。少なくても週に1回か、10日に1回くらいはしています。
セックスがあると、夫婦関係が良好に保たれている気がして不思議と安心感があるんですよね。(Kさん、子ども9歳、7歳)
夜の営みがあると、安心するという女性は多いと思います。
夫が求めてこなくなったら、「もう自分には興味がないのかな」「私の他に女ができたのかな」なんて邪推をしてしまったり、自信を失ったりしちゃいますよね。
「興味はないけど夫に誘われると応じる…3ヶ月に1回」
私はセックスにあまり興味がないけど、夫が「したい」と言うときに疲れていなければ応じる。3ヶ月に1回くらいの頻度。
子どもが手がかかる時期は、正直毎日疲れていてそんな気持ちになれない…。(Iさん、子ども4歳)
今回のアンケートでは、約7割のママたちが「夜の営みは少ないものの定期的にはある」と回答。
残りの3割は「子どもが産まれてから一度もしていない」「出産後もあったけど、ここ2〜3年はしていない」という回答でした。
詳しく知りたい方は「セックスあり夫婦の「夜の営み」の頻度や内容は?夫婦生活の赤裸々体験談でお悩み解決!」の記事を参照してくださいね。
②【夜の営み無し/スキンシップ有り】セックスレス夫婦でもスキンシップで愛情確認!
夜の営みがなくても外出時に手をつないだり、キスをしたりしている夫婦もいます。
夫婦のスキンシップについて、満足度も含めて聞いてみました。
「手を繋いで寝るだけでも、結婚して良かったと感じる」
授乳中でセックスは1年近くない。でも、夜寝る時に手をつないで寝ています。先に寝ていても、夫がベッドに入ってきて手を握ってくれると一瞬目が覚めて、「結婚して良かった」と思う。
元々結婚前からお互い淡泊な性格だったけど、そういう相性が合っているのも意外と重要かも(Tさん/28歳/子ども10ヶ月)
セックスレス1年以上でも仲良し夫婦はたくさんいます。
お互いが愛されていると感じられるなら、どのようなスキンシップでも満足なのでしょう。
「愛情を照れずに言動に表してくれる夫に安心する」
うちの夫は昔から照れずに女性を扱うタイプ。車の助手席に乗ったとたん、いきなりパッとキスしてきたり、子どもの前でも私の肩を抱いて歩いてくれたりする。
「ママ愛してるよ!」とかさらっと言ってくれるのが、なんだかんだで嬉しいです。(Fさん/36歳/4歳・6歳)
男性は「口に出さなくても分かるだろ」というタイプが多いのですが、女性としてはやっぱり言動で愛情を表してほしいですよね。
愛されていることが実感できると、女性も男性を大事にしようとするし、この人のために綺麗でいようと思うものです。
③【夜の営みもスキンシップも無し】セックスもスキンシップも「正直、不満です」
続いては、セックスに不満、あるいはセックスレスで、さらにスキンシップにも不満があるといったママの体験談です。
同じような状況の方は、早めに対処しないと夫婦関係に亀裂が入るかも……!?
「スキンシップが習慣化してドキドキ感がなく、辞めてしまった」
子どもが横にいるのにセックスする気になれません。その代わりといっては何ですが、朝出かける際には必ずチュッとキスしていました。
でもホント、外国人風の挨拶がわりで子どももキャッキャと笑う程度。しかもほとんど「習慣化」していてドキドキ感は全くなく…いつのまにかそんなスキンシップもなくなりました。(Nさん/34歳/1歳)
習慣となってしまったスキンシップは、胸キュン要素も下がるいっぽうなんですよね。
ただの作業になっちゃうと、愛情も感じられず、スキンシップの意味もなくなります。
「結婚前は愛情たっぷりのスキンシップをしてくれたのに…」
結婚前の夫は、ちょっとした事で頭ポンポンしてくれたり、ギュッと抱きしめてくれたり、肩を抱き寄せてくれたりしてたのに、今はまったくなく、セックスもありません。
今だに少女漫画のようなキュンキュンを求める私は年甲斐もないのかな。でも職場でちょっと男性に優しくされるだけで1日中ウキウキしてしまうのは、ある意味夫の変化のせいだと思う(Kさん/36歳/4歳)
これは夫婦関係に黄色信号! 夫に愛されていないと感じると、女性は優しい他の男性に走っているかもしれません…!
胸キュンはいくつになっても女性が持っていたいものでもあります。それを夫も気づいて欲しいのですが。
セックスがしたくない…それが理由でスキンシップも好きではない
出産してから一度もないので8年はしていない。夫は年下で30代前半なので、まだまだセックスしたいと言ってくれますが、全くそんな気になれない。
だから、セックスにつながりそうなスキンシップ(キスや抱き合いなど)をされると、どうしても喜びの前に後ろ向きな気持ちになってしまう自分がいる。
申し訳ないと思うし、夫のことは大好きなので、ちゃんと話し合わないとダメだと感じています(Tさん、子ども8歳)
この場合はご本人も指摘している通り、夫との本音での話し合いが必要ですね。
旦那さんもスキンシップで満足しているかもしれないし、逆にセックスができなくて悩んでいるかもしれません。
今後の夫婦関係や家庭のためにも影響があるので、早めに話し合いましょう!
セックスやスキンシップの悩み、解決方法は?
セックスレスやスキンシップ不足で、欲求不満に陥っている女性は多いようです。
そんな女性たちが、どのように欲求不満のストレスを解消しているか調査してみました。
「幻想だと分かっていてもアイドルに夢中になっている」
バリキャリと自負している私が、時間とお金をかけてアイドルグループにハマっているのは欲求不満からかも、と時々思う。
もちろんアイドルは商売で私達に笑顔を振りまいてくれていることは理解しているんですが、それでも現実の男性(夫)より魅力的に感じてしまうんですよね。
でも夫のことはもちろん大切だし、夫婦関係は良好だと思います(Hさん/27歳/1歳)
アイドルグループや韓流ドラマにハマるのも同じ理由かもしれません。
自分の夫に足りない優しさ、愛情表現、格好良さなど…こうした欲求を補って、夫婦関係が良好に保たれるのであれば、適度な逃げ場としてはアリだと思います!
「アダルトビデオを観て一人で発散しています」
動画のAVを密かに見て、一人で発散しています。優しいタッチのストーリー仕立てがお気に入り。
夫がパパ化してセックスレスになったので、性欲を持て余す私は一人で楽しむしかない(浮気はとてもできないし)。
そのうち酔った勢いとかで、いつかふたりでエッチな動画でも見たら何か変わるかも?と小さな期待も持ってます(Eさん/37歳/5歳・2歳)
海外では女性が一人エッチするのは特に珍しくもなく、そういったグッズを持っている人も多いと聞いたことがあります。
この夫婦の場合、マンネリもセックスレスの原因になっているかもしれません。
ご本人の言う通り、二人で刺激的な動画やアイテムを使ったら、マンネリ解消でセックスレス解消に繋がるかも…!?
「一度だけ、浮気をしてしまった…」
夫のセックスに不満があって…一度だけ、浮気をしてしまいました。
子作りの為のセックスと、私を女性と見て求めてくるセックスには差があると思う。
セフレを求める人妻がいることを私はバカにできない。ある意味、正直に欲しいものを得ていると羨ましくさえ思う(Aさん/30歳/3歳)
妊娠のためや義務感ではなく、愛情が高まるセックスこそ求めているもの。でも夫に無理強いしてもできないところが辛い。
だからセフレという選択が浮上してくるのでしょうか。
この方の場合、早めに夫婦で話し合ってセックスレスを解消したり、愛情を再確認したりしないと、また同じことを繰り返しそうで心配です。
愛されてると感じるのは人それぞれ違うけれど
ちなみにアンケートでは、
「手抜きセックスは余計に欲求不満がたまるからやめてほしい」
こんな妻側の意見もありました。
夫婦のスキンシップ、その度合いはいろいろですが、大切なのはお互いがそれで満足しているかどうか、かもしれません。でもこうした不満はなかなか口に出して話し合うのが難しいですよね。
ノドが乾いたら一滴の水もたまらないもの。それぞれの期待や気持ちに添ったスキンシップがあれば、潤いのある日常が戻ってくるかもしれません。
勇気を出して、夫婦で本音を語り合いましょう!
※この記事は2017年11月に公開されたものを加筆し再掲載したものです。

大橋 礼
ライター
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。