2024.01.23
中学生や高校生に脱毛させても良い?安全で効果的なムダ毛処理方法とメリット・デメリット
思春期になると進路選びや人間関係など、子どもたちにはさまざまな悩みが出てきます。特に、中学生になると自分の体に対する意識が高まり、ムダ毛に対する悩みを抱える子どもも少なくありません。
この記事では中学生や高校生のムダ毛処理について、サロンやクリニック、脱毛器やシェーバーといった脱毛方法と、そのメリット・デメリットをご紹介します。
あなたのお子さんがムダ毛処理に悩んでいたら、ぜひ相談にのってあげてください!
この記事で分かること
・ムダ毛処理をする方法の紹介
・自己処理とサロンや医療機関の脱毛方法の違い
・中学生におすすめの脱毛方法
脱毛とムダ毛の基本
まずは脱毛に関する基本情報と、ムダ毛の定義についてご説明します。
脱毛
脱毛とは、ムダ毛を見えない状態に処理する、あるいはムダ毛を引き抜く処理のことを指します。
自己処理や専門店での処理があります。
ムダ毛
ムダ毛の定義は人それぞれです。その人が「ムダ」に生えていると思う箇所の毛が、ムダ毛ということになります。
一般的には、脇、腕、脚、顔など、露出していることが多い場所の毛を気にする人が多いですよね。
ムダ毛に悩み始めるのは中学生が多い
成長期となる中学生の時期は、体の変化が著しく、特に女の子はムダ毛の問題に直面することが多いです。
思春期にムダ毛処理に苦労したママたちの体験談
周囲の女性に聞いたムダ毛に関する思春期の悩みを聞いてみました。
①剃った生えかけの毛がチクチクして気になった
中学生になるとムダ毛が気になり始めて、腕と膝下の毛をシェーバーで剃っていました。
でも生えかけになると毛がチクチクして、同じように剃っている友だちと腕がぶつかると「ジョリッ」という不快感が…(この経験、した人きっと多いですよね?)
頻繁に剃るのが面倒だし、剃り跡がプツプツと黒く目立つのが嫌で、夏場はいつも憂鬱でした……(Kさん)
②毛抜きによる自己処理で脇が肌荒れした
私の場合は、手足のムダ毛はそれほど目立たなかったのですが、とにかく脇毛が濃くて……!
中学生になると、毛抜き(ピンセット)で脱毛するようになりました。
やったことがある人は分かると思うんですが、抜き続けるとその毛穴が荒れるみたいで、赤くなったり、色素沈着したりするんですよね。だから全部抜いても、いかにも「ムダ毛処理しました」という見た目になります。
電車でつり革を持ったり、両腕を上げて伸びをしたりするときに人の目が気になって…。脇が見えるノースリーブは着ることができませんでした。(Mさん)
③VIOゾーンの剛毛が気になってプールが嫌だった
私、全体的にかなり毛が濃くて剛毛なんです。中学生になると、特にVIOゾーンのムダ毛が悩みの種で…。
私の中学生の頃は、まだ体育の授業でブルマを穿く世代とハーフパンツの世代が切り替わる時代だったんですよね。
私の剛毛は、ブルマの横からも見えそうになるくらいひどくて、ムダ毛がはみ出るように収めるのに苦労しました。
プールの授業なんて、水着になるのでなおさらです。あとでチクチクして不快になるのを分かっていて、カミソリで処理をしていました。(Nさん)
④生理中に経血で毛が固まり、汚れとニオイが気になった
今は永久脱毛したんですが、中学生の頃はデリケートゾーンのムダ毛が多いことがコンプレックスでした。
生理の量も多い体質だったので、生理中はムダ毛に経血が絡まって固まってしまい、ナプキンを取り替えても不快感が続きました。
いま考えると気にしすぎだったんですが、こびりついた経血のニオイが周囲に漏れてしまわないかいつも怖くて。
あの頃に脱毛サロンでササッとムダ毛処理が出来ていたら、学生生活の楽しさが倍増したのになと思います。それくらい、当時の自分にとっては心の負担になっていました。(Aさん)
⑤ムダ毛が原因でイジメに遭っていた子がいた
同じクラスの子で、大人しくてあまり皆の輪に入らない子がいました。友だちを作らず本ばかり読んでる子、クラスに1人はいましたよね。
誰ともしゃべらないので見た目も気にしないのか、その子は毛が濃いタイプなのに、腕も脚も脇も未処理のままで、遠くからでもムダ毛が見えちゃうくらい。
特に口の上の産毛が濃くて、皆から「ヒゲ女」と悪口を言われていました。
今考えると、イジメだったと思います。(Yさん)
5種類の体験談をご紹介しましたが、似たような経験をした人も多いのではないでしょうか?
やっぱり女性は誰しもムダ毛が気になって、剃ったり脱毛したりと自己処理をしたり、毛の濃さがコンプレックスだったりと、思春期はムダ毛に悩まされていたものです。
しかも、ムダ毛が原因になって虐められていた子がいたという深刻なケースも…。
たかがムダ毛くらい、と片付けられることではないのは、ママたちが身をもって体験していると思います。
中学生の娘がムダ毛を気にしている…脱毛させても良い?
筆者のママ友の中には、娘からムダ毛の悩みを打ち明けられて、自分の娘にムダ毛処理をさせて良いのかどうか悩んでいる親もいます。
自分が自己処理で肌荒れした経験があるため、娘も同じような体質で、肌荒れしてしまうではないかと心配しているそうです。
結論から言うと、中学生でも脱毛は可能ですが、その方法や選択肢は年齢や肌の状態によります。
自己処理と専門店(サロン、クリニック)のムダ毛処理の違い
脱毛には本人が自宅でできる手軽な自己処理と、専門の脱毛サロンやクリニックでの処理があります。
脱毛を考える際は、本人の意向や肌状態を考慮し、最適な方法を選びましょう。
脱毛方法①手軽にできるムダ毛の自己処理方法
まずは、中学生でも自分で簡単にできるムダ毛の自己処理方法をご紹介します。
【剃る】カミソリ、シェーバー
カミソリやシェーバーで、伸びてきたムダ毛を剃るというオーソドックスな方法です。
肌を傷つけないよう安全ガードがついたものを使い、剃毛用のクリームなどを併用して肌を保護して、力の入れすぎに注意しましょう。
お風呂以外でもお手入れができる、電気シェーバーもあります。
【抜く】ピンセット(毛抜き)、脱毛ワックス
ピンセットや脱毛ワックスで、毛根からムダ毛を抜く方法です。
脇毛などの自己処理は抜いている人が多いですよね。
一時的にスベスベ肌を手に入れることができますが、痛みを伴うことが多いので、注意が必要です。
【溶かす】除毛クリーム
脱毛専用の除毛クリームや除毛用泡製品をムダ毛部分に塗り、時間を置いて肌の表面に出ている毛だけを溶かす方法です。
溶かすといっても痛みを感じることなく、ムダ毛だけを処理できます。
ただし、肌に合わない場合や敏感肌の人は皮膚トラブルを引き起こす可能性があるので、パッチテストを行うことをおすすめします。
【光脱毛】電気脱毛器
サロンと同じような光脱毛ができる、家庭用の光脱毛器もあります。
光の強さはサロンには劣りますが、一度買うと長く使用できるので、コスパは良いと言えるでしょう。
母娘で共用するために購入してあげるのもアリかも…?
自分でムダ毛処理をするメリットとデメリット
自己処理の最大のメリットは、ムダ毛が気になったタイミングで、いつでも手軽に行えることです。
しかし、肌荒れを引き起こしたり、剃ったり抜いたりした跡が目立ったりと、肌トラブルを引き起こす可能性も。
肌の弱い人は注意が必要です。
脱毛方法②脱毛サロンやクリニックの医療脱毛
専門の脱毛サロンやクリニックでは、脱毛用のマシンを使ってムダ毛処理を行います。
基本的に何回かのコースを契約し、発毛と脱毛のサイクル(毛周期)に合わせて施術をする形式です。
美容脱毛
美容サロンや脱毛専門サロンで、主に光照射(フラッシュ脱毛)で毛根にアプローチして、脱毛する方法です。
医療脱毛に比べてコストが安いことが多く、部位が少なければ中学生や高校生でも出せる価格設定のサロンも多くあります。
ただし医療脱毛よりも光の強さが弱いため、永久脱毛ではなく減毛・抑毛で終わってしまうこともあると言われています。
医療脱毛
美容外科クリニックや皮膚科など医療機関での、主にレーザーを使った脱毛方法です。
美容脱毛よりも効果が高く、施術の回数も少なく永久脱毛が可能とされています。
サロンやクリニック脱毛のメリットとデメリット
毛周期に合わせてしっかりと処置すれば、ほぼ永久に生えて来ないというのがメリット。
ただし、毛周期は半年〜1年、部位によっては数年単位の周期もあります。完全に脱毛するまではコストも通う時間もかかるのがデメリットです。
また、中学生の場合は親の同意書や、同伴が必要な場合があります。「初回無料」などと謳っていても、実はコース契約だったりする場合もあるので気を付けましょう。
参考:医療脱毛ぶっちゃけどこがいい?料金・回数・痛みを部位別に調査!選んだ理由は
中学生におすすめはどの脱毛法?【自己処理・美容脱毛・医療脱毛】
どのムダ毛処理方法が良いのかは、子どもの肌質や毛の濃さ、悩んでいる部位にもよると思います。
ムダ毛処理が初めてという子どもの場合は、まずは安全ガードがついたシェーバーを勧めてみて、様子をみてはいかがでしょうか。
筆者の子どもの頃のように「VIOの剛毛がコンプレックスで水着が怖い」などという場合は、美容脱毛や医療脱毛がおすすめ。
デリケートゾーンの自己処理は肌荒れの可能性もありますし、生えかけてきたときの不快感が強いからです。
特に子どもが施術するなら、医療資格のあるクリニックは親も安心だと思います。
子どもの肌質や毛質に合わせた脱毛方法を選ぼう!
ムダ毛の自己処理方法、脱毛サロンや医療脱毛のメリットやデメリット、そして中学生におすすめの脱毛方法等をご紹介しました。
どの方法を選ぶにせよ、そのメリットとデメリットを理解し、肌の状態や毛質に合った方法を選ぶことが大切です。
ムダ毛に悩む中学生のパパママや、そして中学生・高校生のお子さんにとって、この記事が少しでも解決の一助になれば幸いです!