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2021.02.07

子どものお小遣いは何歳からいくらあげていますか?【初めてのお金管理】


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ママ友同士の会話で、「お小遣いあげてる~?」という話題けっこう出ませんか。
お小遣いをあげる=子どもが自分でお金を管理することを意味します
何歳くらいからあげているのか、与え方、子どもがどんな使い方をしているのか、その実体を徹底調査!

小学校にあがると同時に

お金に興味がでてきて算数ができたらがタイミングでしょうか。

お金に興味がでてきて算数ができたらがタイミングでしょうか。

〔Mさん、公務員、7歳〕
年中くらいからレジスターのおもちゃで遊ぶようになり、なんとなくお金に興味を持つように。一緒に買い物に行くと自分でお金を持ってレジで買いたがるようになりました。

小学校1年になれば算数も習うし、お金の計算もできるようになるので、お小遣い制にしてみようかな、と。帰り道なにかあったときお金があってよかったってこともあるかもしれないし…。

月400円からスタート。平日は学校→学童→家の生活なので使うこともない。週末にコンビニで「うまい棒」を買って食べることに使っているようです。

1年生の今は、1本10円なのでいろんな味が食べられる、それが彼のぜいたくだそう(笑)
これから用途は成長と共に変化してくるのでしょうね。何に使うんだか…とりあえず小学生のうちは、1学年あがるごとに100円アップでいこうかと思っています。

本人が「ほしい」というタイミングで

本人の意思を待つというのもよいですね。

本人の意思を待つというのもよいですね。

〔Aさん、経理、子ども12歳、5歳
お小遣いどうしたもんかなぁ、と私の母に相談したところ、「あなたと○○(弟)の時は、自分からほしいって言ってきたタイミングであげはじめたわよ」と。

ならそれで行こうと思いました(笑)小学校3年で学童をやめ、放課後友だちと遊ぶようになり、友だちに「俺、小遣いこれくらいもらってる」という話を聞いて自分もお小遣いがほしいと言い始めたのが4年の3学期。ならば5年からお小遣いスタートしようということに。

息子自らで「みんなだいたい月1,000円」とリサーチしてきたので(ホントか!?笑)、少し安めの月800円から。息子は少し不満そうでしたが、「どうしてもほしくて手が出せないモノは要相談」というところで妥協。

まだまだ子ども同士でファミレスなどに行くというようなお付き合いはないので、もっぱら1パック5枚入りのカードゲームセット(130円程度)を買うことに使っているようです。

小学生の間は月800円ままでいこうと思っています。

親同士で「お小遣い同盟」

お友達同士の付き合いにお金が必要になるまで待つという家庭も。

お友達同士の付き合いにお金が必要になるまで待つという家庭も。

〔Tさん、事務、子ども10歳、8歳〕
学校帰りにコンビニやファーストフードに寄って帰るなど、お金の絡んだ付き合いが始まるようになってからあげようと思っています。

それまではほしいモノがあったら自己申告させ、その都度一緒に買うかお金を渡しています(もちろんレシート&おつりはきっちりもらいます)。

本人もそれで納得しているし、子どもが仲の良い友達のママ同士で「中学までお小遣いあげない同盟」を結んでいます(笑)。自分自身の経験から、やはりお小遣いは友だちの影響が大きいと思うので、親同士も示し合わせることもひとつの作戦だと思うんです。

お年玉を子どもが管理!?

子どもにもらったお年玉の管理も気になるところですね。

子どもにもらったお年玉の管理も気になるところですね。

〔私、フリーライター、子ども11歳、9歳、2歳〕
親戚からちょこちょこもらうお年玉を毎年子ども名義で貯金していました。長男が年長の時に「なんでボクがもらったお金なのに1円もくれないの。ママが使ってるんでしょ」と疑われ始めたので(笑)、小学校1年から年始めに6,000円ほど渡し「これで1年間やりくりしなさい」と。お金大好きな息子はめちゃくちゃ嬉しそうでした。

さすがに最初からいきなり6,000円ボン! は厳しいかな…すぐ使っちゃうかな…などの心配はありましたが、たまーに財布を覗くとほとんど使っていない。ものすごく小心者の息子は、財布をなくすのが怖くてほとんど持ち歩かないのでそりゃあ減らないわけだ(笑)。

1~3年の頃はほとんど使わずどんどん貯まっていってしまったので、トータル6,000円になるように年始めにあげる額を調整していました。
しかし4年になると「ガンプラ(ガンダムのプラモデル)」にはまり、1体1,000円~1,500円ほどのものを自分で買うように。でも、6,000円の範囲内で、1年に4~5体買って満足しているようです。

忘れ物が多くけっこういい加減な性格の息子が、お小遣いに関してはもらった範囲内で堅実に使うんだなー、と意外な一面が見られましたね(笑)

 

 

なるほど、こう見るとお小遣い制をスタートする時期やあげ方は本当にさまざまですね。そしてお小遣いの使い方に子どもの性格がよく表れてくるようです(笑)
お小遣いを通してお金の大切さ、仕事をして稼ぐということの大変さを伝えていけたらいいですね。

※この記事は2015年12月に公開されたものです。

田崎美穂子

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