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2017.05.23

3歳・小1・小3・・・子育ては壁だらけ!でもそれは【親子が順調に前へ進んでいる証】


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4月、5月と盛んに耳にしたのが「小1の壁」です。子育ての最中にやってくる「大きな波」、節目ごとにくるハードルとでも言うのでしょうか。誰が言い始めたのかわかりませんが、今では「小1」だけでなく、「○○の壁」だらけです。

いったい子どもを成人させるまでに「何回の壁」が私たち親の前に立ちはだかるのでしょうか。

産んだ瞬間から「壁だらけ」の子育て

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・1歳の壁(育休明け、保育園入園)
・3歳の壁(3歳神話、プチ反抗期、幼稚園入園など)
・小1の壁(学童スタート、入学)
・小2の壁(勉強の壁)
・小3の壁(学童終了)
・小4の壁(学童終了、自我の目覚め、ギャングエイジ)
・中1の壁(思春期)

……ちょっと見ただけでこれだけの「壁」が出現しました。が、小5にだって壁はあるし中学受験を考えたら小6の壁、中学なんていわゆる反抗期ですから「壁だらけ」です。

よくよく考えてみると、子どもが成長する日々に「問題のない年齢」などないではありませんか!

「○○の壁」はワーママの合い言葉になりつつある

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「○○の壁」はキャッチーなフレーズでわかりやすいですね。しかし、実際に「小4の壁」といった言葉に敏感なのは働くママたちです。保活や学童といった問題は育児と仕事の両立ゆえに生まれてくる問題で、○○の壁はそこから拡散したキーワードです。

ワーママにとっては、例えば「小学校3年で学童が終了、帰宅は19時近いのに放課後をどうやって過ごさせたらいいのか」は切実な悩みです。「この壁をどう乗り越えたらいいんだろう」いつの間に、この問題を「壁」として考えています。

壁はもちろん「建物を囲むもの」でもありますが、

「前にはだかり、妨げになるもの」

という意味もあります。「壁にぶつかる」とはよく使う言い回しですが、つまり進むべき道にいきなりあらわれ、行く手を阻むものとして「壁」という言葉があります。

ワーママが仕事と子育ての両立を必死に目指して歩んでいるからこそ「壁」があらわれるのでしょう。子どもは赤ちゃんのまま、自分も一歩も進まずに今ある場所に安住していたら、壁は出現しません。

その壁はあなたと子どもが「前へ前へと進んでいる」証

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違った視点で見れば、壁があらわれたのなら、それは「親子が順調に歩み続けている証」でもあるのです。子どもの成長は止まることなく進みます。親は仕事をしながら、その成長と同じ早さで子どもに寄り添おうとします。

見上げるように高い壁に対して、親子共に「闘う姿勢」になってしまいそうです。でも、それは本当に行く手を阻む「敵」なのでしょうか。

親子が進むのが道だとすれば、壁に限らず、昔から言われるように「山あり谷あり」です。時に足踏みをし、遠回りをし、体当たりでぶつかり、転げ落ちたり歯を食いしばって登ったり、そんな事の連続でしょう。言葉の比喩の違いですが、乱暴な言い方をすれば

「仕事してさ、子ども育ててたら、いろんな事あるよね」

なんですよ!

確かに「学童が終わった後の放課後の過ごし方」は大問題です。留守番させるにはまだ微妙な年頃だし、習い事を毎日入れるわけもいかないし。友達と公園に行きたい事もあるでしょう。時短勤務はとっくに終わり、帰宅はどうやっても18時は過ぎる。冬の18時はすでに暗く、ひとり10歳に満たない子を家で待たせる不安と申し訳なさを感じるママは少なくありません。

「これが小4の壁ってやつなのね」

そう思った瞬間から、壁はよけいに大きく見えるかもしれません。でも、壁という言葉が持つ「イメージの強さ」に惑わされないでほしいのです。

それはまさに「ウォールクライミング」壁を登るんです!

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もし、子育てで生じる様々な問題に「壁」というタイトルをつけるのだとしたら、本当に四方八方壁だらけですよ。現実の子育て真っ最中には、確かにその「息苦しさ」「抜け出せないような焦燥感」は残念ながらあるんですよね。

ウォールクライミングはご存知でしょうか。ボルタリングとも呼ばれています。そうそう、壁にカラフルな石みたいのがあって、手をかける窪みもある。それらを上手に使って、ゴールの頂上へ向かう競技ですね。

どこに足をかけて、次に右手はどの窪みをつかみ、もういっぽうの足をどの石で支えていくか、そうやって上へ上へと目指します。子育てって、ちょっとそんな感じかもしれません。

小1の壁、ならば、まさに小1ウォールなわけで、その壁をクライミングする感じです。時に足がすべり、宙ぶらりんになるかもしれません。手をかける場所が見つからず、支えきれずに墜ちていくような不安を覚えるかもしれません。

みんなの手をかりて「壁」を乗り越えていこう

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が、壁からまっさかさまに落ちることはありません。

あなたも子どもも、いくつもの命綱を持っているのですから。太く頼りになる命綱は夫がしっかり握ってくれているはず。あるいは、あなたの親が愛する孫の為に一緒に支えてくれる事でしょう。

「そっちに足をかけるのは間違ってますよ、こっちですよ」そう導いてくれる保育園の先生もいる。「ここに足をかける石を置いてあげる」会社の同僚が助けてくれるかもしれない。「何やってるの、危なっかしいったら!私が支えてあげるから、こっちから登りなよ!」お節介だけど頼りになる仲良しのママだっているかもしれません。

気づいて欲しいのは、あなたと子どもだけで「その壁を登ろうとしているのではない」様々な人たちが色々な形で助けてくれる事です。

もし目の前に壁が立ちはだかっているように思えたら、あなたひとりではなく、いろいろな人に支えてもらい、押し上げてもらい、引っ張り上げてもらって下さい! そうして飛び越えていきませんか。

親子で乗り越えてきた時間は後から思い出すと、「あれはいったい何だったんだろう」そんな風に思うものも少なくありません。

一生懸命飛び越えた瞬間から、壁は崩れ落ち、跡形もありません。時と共に、そこに壁が立ちふさがった事さえ、たぶん、あなたの記憶からどんどん薄れていく事でしょう。

元気に育ち、笑顔で手をふるわが子は、やがて、ひとりで壁を乗り越えていくようになるのです。どれほど大変であったとしても「子どもと一緒に這い上っていた頃」……もはや独り立ちして、壁と奮闘するわが子を応援するしかできない母の立場になった時、きっと懐かしく思い出すに違いありません。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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