2015.08.09
【オーストラリア】迷った時はここへ!子連れレストラン選びのコツとは?
6月から7月にかけて2歳の息子とシドニーへ旅してきました!
子連れ旅でちょっと大変なのは、子どものごはん。いつもと違う環境と食文化で、どんなものが売っているのか? どんなものを食べてくれるのか? いろいろなことが気になりますよね。
今回の旅で訪れたレストランや、メニュー選びのコツなどをご紹介したいと思います。
基本的にはどのレストランも子連れOK
息子はもう離乳食を終了し、ほぼ大人と同じものが食べられるようになったのでずいぶん楽になりました。
離乳食期の海外旅行は、食べ慣れたベビーフードを日本から持参するのをおすすめします。
それ以上の年齢なら、気になるのは「子どもとこの店に入っていいの?」という点。シドニーでは、ファインダイニング(高級レストラン)以外は基本的に子連れでも大丈夫。
観光客がとても多い街なので、ファミリー層にとても寛容です。たいていのレストランでベビーチェアを完備。料理が来るまでの間、時間をつぶせるお絵描きセットをサービスしてくれるレストランもあります。
店によって無料でもらえる場合と、数ドルかかる場合があるので事前に確認を。
またキッズ用メニューがあるレストランもたくさんあります。ボロネーゼ(パスタ)、チキンシュニッツェル(鶏カツレツ)など日本では食べ慣れないものが多いので、メニューはくまなくチェックしましょう。
大人メニューもたいてい量が多いので、とりわけでも十分かも? アレルギーや濃い味付けが心配なら、ヴィーガン(乳製品や蜂蜜なども口にしない厳格なベジタリアン)対応のレストランに行くのもありです。日本よりベジタリアン・ヴィーガン向けのお店が充実しているので、私もごはんに迷った時はよく利用しました。
困った時の日本食が買える店もある
シドニーは日本からの留学生やワーキングホリデー制度を利用する人がとても多い街。駐在員もたくさんいます。
「子どもには日本食がやっぱり安心」と思うなら、日本食のレストラン(主に寿司や居酒屋)や日本食料品店を利用してみては? 現地の大手スーパーにも少しなら取り扱いがありますが、おすすめは「MARUYU」。
味噌やだしなどの調味料からレトルト食品、おやつまで日本のスーパーにあるものを多数取り扱っています。なんと日本製の紙おむつも! 手持ちおむつが切れても安心ですね。
シドニー中心部、タウンホール駅からすぐなのでアクセスも良好です。また、街歩きやレストラン探しに、インターネット環境もしっかり整えておきたいところ。
日本の携帯電話会社の海外プランを利用してもいいですが、滞在日数が長くなれば結構な金額に……。
私は約2週間の滞在だったので、現地でポケットWi-Fiをレンタルしました。同じくタウンホール駅近くにある日本語インフォメーションセンター「トラトラ」では日本語でレンタル手続きができるので、英語に不安がある人にはうってつけです。
日本で大行列のレストランにも行ってみた
日本にも進出しているシドニーのレストラン、「bills」。
リコッタチーズパンケーキやスクランブルエッグを求めて、日本の店舗ではどこも長蛇の列。
ここシドニーには3店舗ありますが、日本ほど待つことはありません。私はシドニーへ行くとダーリングハーストにある1号店を必ず訪れます。今回は14時ごろ行きましたが、並ばず入れました。
朝食で利用する人が多いので、午後は比較的ゆったりです。ただしこの店舗は15時クローズなので注意!
普段は息子に甘いものをあまり食べさせないのですが、今回は特別! リコッタチーズのパンケーキを一緒に堪能。「おいしいね〜、おいしいね〜」と言いながらとびきりの笑顔を見せてくれました。ちなみにbillsもベビーチェアや塗り絵が用意されていました。
また、同じく日本で大行列のマックス ブレナー チョコレートバーはイスラエル創業ですが、シドニーではかなりの店舗数で展開。シドニー中心部をはじめマンリーにもあるので、こちらも日本より気軽に楽しめますよ。
食事は旅行の大きな楽しみのひとつですよね。子連れで大丈夫かな?とあまり気負わずに、現地の雰囲気を楽しみながら店選びするのもいいかもしれませんよ。シドニーなら、きっと大丈夫です!
佐藤望美
エディター/ライター