2015.09.08
もちもちの美肌になれる! 自宅で簡単セルフエステ術
子どもの夏休みも終わり、ほっと一息ついているワーママも多いこの季節。でも鏡を見て「あれ、なんだか肌の調子が悪いような気がする」なんてことありませんか?
実は秋は一番肌ダメージが気になりだす季節なんです。
肌の老化の原因は紫外線と活性酸素!
特に肌のしわ、たるみの原因は紫外線が7割というだけあって、紫外線が強い夏は肌に大きなダメージを与えているんです。
そんなダメージをうけて弱った肌にさらにダメージを与えるのが乾燥と気温差!
9月に入り、涼しくなったり残暑がぶり返したりと気温が安定しないことで、肌のコンディションも悪化。
夏より湿度が下がって涼しくなる分、肌は潤いを失って乾燥が進んでしまうんです。
そんなダメージが多い秋の肌の調子を上げてくれるのが、子どもが寝たあとにできるセルフエステ!
仕事に家事に育児にと忙しいママだと、エステに通うのはなかなか難しいけれど、子どもが寝たあとの隙間時間なら気軽にできるはず。ちょっとだけ自分に手間をかけてあげて、キレイをキープしませんか?
ケア1 まずは肌の汚れをオフ!クレンジングは手のひらで温めて
まず最初にやりたいのが肌の汚れをキレイに落とすこと。
毛穴にメイクや皮脂が詰まったままでは、化粧水や美容液の成分は浸透しにくいのです。
最近、美容家電でも温めることで毛穴を開かせ、毛穴の奥に詰まった皮脂やホコリ、メイク汚れを浮かせてキレイに落とすことができる「温熱オフ機能」がついたものが注目されています。
でも美容家電がなくても大丈夫!まずはクリームタイプかジェルタイプのクレンジングを顔全体に優しく塗り拡げます。次に手のひらを優しくほほに押し当て、そのまま肌を手のひらの熱で温めてあげましょう。
美容家電の温感パッドの熱は40度ほど。手のひらの体温は36度ほどですから、似た効果が出せるんです。
次は中指と薬指の腹を鼻すじに押し当て、温めていきます。最後はおでことあご先に手のひらを押し当て、温めます。
それぞれの箇所を30秒ほど温めると◎。顔全体を温めて毛穴を開かせ、クレンジング剤をなじませたら、優しくマッサージするようにメイクを落としていきます。
ふだんはざざっと落としているメイクも、時間をかけてあげることで毛穴の奥まで汚れを浮かせてキレイにすることができますよ。
ケア2 血行を良くするマッサージは下から上、中から外に向かって行う!
セルフケアで一番効果的なのがマッサージ。
マッサージをすることで血行を良くして肌の新陳代謝を活発にし、老廃物を流してくすみをケアすることができるんです。
でも、自分でマッサージするのって難しそう、という方も大丈夫。2つのポイントに気を付ければいいんです。
1つめは手を動かす方向。下から上、中から外に向かって手を動かします。あご先から耳の前、口元からほほ骨、内側から斜め上に向かってらせんを描くように手を動かします。逆方向にするとたるみの原因になるので注意して!
2つ目は力加減!つい引き上げようと強くぐいぐいとマッサージしてしまいがちですが、強い摩擦はシミの原因になることも。
ほほの骨のない部分に手を当てて、顔の皮膚がへこまない程度が◎。赤ちゃんの頭をなでる気持ちで、優しく優しくマッサージしてあげましょう。
気になる目元は特に皮膚が薄いので、力を入れずに優しく!目じりから目の下を通って目頭へ向かい、まぶたの上をなぞってこめかみへと流します。
ケア3 ローションパックにクリームを足してさらに効果的に!
マッサージで血行を良くした肌を最後はきゅっと引き締めたい!そんな時オススメなのがローションパック。
冷たい化粧水でパックすることで肌に潤いを与えながら毛穴を引き締めていきます。ローションパックだけでも効果的ですが、さらに肌に美容成分を届けたい時にオススメなのがクリームを足すこと。
基礎化粧品と呼ばれるローション、ミルクローション、ナイトクリームの中でも、美容成分が一番多く入っているのがクリームなんです。
まず目元や口元など、気になる部分にクリームを塗り、その上からローションをしみこませたフェイスパックを貼り付け、3分ほど置きます。
ここで注意するポイントが!肌にたっぷり潤いを与えたいからといって、ローションパックを長く置きすぎている方はいませんか? 肌に水分を浸透させるなら3分ほどで大丈夫!
それ以上置くと逆に肌からパックに水分が戻って乾燥してしまうことも。ローションパックがかさかさになるまで置くのは逆効果なんです。
3分たってまだパックに化粧水が残っている時は、首やデコルテなどにパッティングするなどして顔に置きすぎないように注意してくださいね。
忙しいママだからこそ、空き時間を上手に使ってキレイをキープ!たまには子どもだけでなく、自分にも手間をかけてあげるとぐっと肌も元気になるはず。秋の肌の正しいケアで、これからも輝いていきたいですね!