2015.11.05
ズボラママでもすぐにできる! 料理時短のコツとは?
時短レシピといえば、忙しいワーママのほとんどがなにかしら実践しているとは思うのですが、今回は元々家事は苦手でマメな性格ではない私でも続けられている時短のコツを紹介したいと思います!
食材は基本1週間分まとめ買いが鉄則!
みなさん、買い物は週に何度くらい行きますか?
子どもが給食の場合は献立表とにらめっこしつつ、1週間のだいたいの夕飯メニューを考えて週末にまとめ買いしてしまえば、
・何度もスーパーに行く時間
・日々メニューを考える時間
の短縮になり、なおかつ下ごしらえなどもまとめて週末にしておけるので、日々の食事作りがかなりスムーズになります。
私の場合、4人家族で週に8000円程度と決めて買い物をしていますが、まとめ買いをすることで1週間の献立の見通しがたてられるだけでなく、買い物にちょこちょこ行かないのでムダ買いが減り、食費の節約にもひと役買っています。
どのように考えて買っていいかわからない……という場合は、1児の母であり、10冊以上の料理本の著者でもある、有名ブロガー大井純子さんのブログなどでも1週間分の食材を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
少しの「ついでに」が明日の自分を救う!
野菜を刻む際、今必要な分だけではなく、ニンジンやネギなら丸1本刻む、生姜なら丸1個すりおろす、という習慣をつけます。
それらをラップして冷蔵庫or冷凍庫にポンと入れておけば、その都度包丁やまな板を出して洗う時間も短縮でき、翌朝や本当に時間のないときに「あの日の自分、グッジョブ!」といえます。
ただし、野菜は切った断面から水分が蒸発してしまうため、翌日に使わない場合はジップロックなどに入れ冷凍保存をオススメします。
また、お肉はまとめ買いして冷凍保存する場合、ジップロックなどに入れて好みの下味をつけておけば、使いたい日の朝に冷蔵庫に入れるだけで、帰宅後すぐに料理することが可能。私の家では一度に2キロの鶏もも肉を買って、3回分の唐揚げの下ごしらえ(といっても焼き肉のたれとお醤油につけるだけ)して冷凍してしまいます。
あとは食べたい日に解凍し、水分をしっかりとって片栗粉をつけて揚げるだけですよ!お肉は冷凍する場合は下味をしけてしまったほうがうまみが逃げないそうなので、ぜひ実践してみてくださいね。保存期間は1カ月ほどを目安としましょう。
さらに、出汁をとるのは面倒と思いがちですが、私の家では常に冷蔵庫に昆布水を常備しています。これは瓶などに水1リットルに対して昆布20g程度を入れておくだけ、昆布は水に一晩つけておいたほうがうまみがじっくり出るので、これがあるだけで毎日の出汁の準備もハードルがぐんと下がります。
昆布水は冷蔵庫で3~4日は保存可能ですが、我が家では作ったそばから使っては作り、の繰り返しです。夜寝る前に、お水に昆布を入れておく習慣がつくだけでも、翌朝の汁物作りにひと手間プラス感が出るのでぜひ試してみてください!
この昆布水に鰹節などを足して一度に2ℓほど出汁をとり、タッパーなどに入れて冷蔵しておきましょう。出汁はその都度いる分だけを手鍋に入れ、お好みの具材(豆腐、卵、トマト、ワカメ、ネギ、野菜なんでも)を入れれば、忙しい平日の朝や夕飯の汁物が簡単に用意できますね。
出汁は冷蔵ならば2~3日で使い切ったほうが風味も落ちませんが、濃いめの出汁にしてジップロックで冷凍保存なら1週間はOKです。汁物が欠かせないこれからの季節はとくに大活躍してくれますよ。
カレーだけじゃない、とにかく応用技!
どこのご家庭でも定番かもしれませんが、ポトフ→カレー→カレーうどんや、肉じゃが→コロッケのように、応用できるものはとにかく応用しましょう。
我が家ではポトフなどの洋風スープの最後にはショートパスタを入れたり、トマト缶やカレー粉を入れて味を変えたり、お米とチーズを入れてリゾットにしたり……これに果物をつければ立派な朝ごはんの完成です!
また、ひき肉は多めに買ってネギ(orタマネギ)などと炒めて肉みそ、ミートソース、肉そぼろなどを同時に作って冷凍してしまいます。肉みそはそのままご飯にオンするのはもちろん、麻婆豆腐にしたりサラダ菜で巻いたりしても。ミートソースは、もちろんパスタやラザニアに。肉そぼろは何もないときに野菜と炒めるだけでOKなので万能です。
まとめて作れば、鍋やフライパンを何度も出して洗うこともなく、3種類の常備菜が作れてしまうのです。
私が個人的に最近万能だなと感じているのは冷凍フライドポテト。子どもが大好きでおやつにもなるし、じゃがいもの皮をむくのがどうしても面倒なとき、スープやオムレツなどに入れても立派な具材となってくれます。
市販品や冷凍品などもうまく取りいれていくことが、頑張り過ぎずに楽しく時短で乗り切るコツといえますね。