2015.11.14
【分担表まで作成】細かく徹底的に育児・家事分担をしている家庭を発見! その実態とは?
先日、BRAVAでは「夫婦の家事育児分担を成功させる3つのポイント」という記事を公開しました。
その記事内に「主な家事をリストアップ」というポイントがありましたが、我が家ではすでに昨年から実践済み! かなり細かく分担を決め徹底しています。
そんな我が家の家事分担の事例を今回はご紹介いたします。
可視化すれば男性は理解しやすい!
我が家では昨年からエクセルを使って、1日のすべての家事育児とそれにかかる時間を算出し(たとえ1分程度のことでもすべて)、夫婦間で話し合いをしました。
この膨大な家事育児の項目を見れば、パパは何もやらないとはいえません!むしろ、分担することで、「妻はこんなにひとりで頑張っていたのか!」と驚くことでしょう。
画像は実際使用しているエクセルですが、黄色部分が夫の担当です。ポイントは夫に「どれをやる?」と選択させること。
色々やってほしいことはあると思いますが、まずは先に選んでもらうことで、「妻に決められた」のではなく「自分で決めた」という責任感が生まれます。
こうして可視化してみると1日中なにかしらの家事が発生しているわけで、5対5とまでいかなくとも、4対6、3対7くらいは引き受けなければ、自分の分担はスカスカでなんとなく申し訳ない気持ちにもなるでしょう。
この表は分担を決めたらすぐにプリントアウトし、翌日からお互いが目につく場所(我が家は冷蔵庫)に貼り、常に自分の家事を意識できるようにしました。
最初のうちこそ忘れることもあるものの、「〇〇忘れてるよー」「あとはよろしくね」など自然な声掛けで習慣化させることに成功。
この表を作成して1年以上たった現在では、病気などどうしてもできない理由がある場合以外は担当者がやることで「自分の仕事」として定着し、できない場合は相手にきちんと頼むというスタンスです。我が家の場合、私が現在妊娠中のため、私のやっていたあれこれを夫に依頼しています。
子どもは何歳からお手伝いできる?
分担といえば、夫婦だけでするものではなく、子どももある程度の年齢に達するとお手伝いという形で家事の分担をできるようになります。
よく、「お手伝いしたい気持ちを伸ばしてあげる」などと言われますが、子どもが小さいうちは実際には手伝ってもらわないほうが早く終わることのほうがほとんどだったりしますよね。
しかし、4、5才ともなってくれば微々たることでも、戦力になる分野も出てきます。自分のものを自分で片づけるなどはもちろんですが、我が家の男児の場合は、4歳から、
・洗濯物を干す際にカゴから洗濯物を取って大人に渡す(1日30円)
・自分の靴下を洗う(園指定が白ソックスのため、1枚10円×毎週末に10枚)
・自分の上履きを洗う(週末に持ち帰り100円)
というお手伝いを実践しています。これにはそれぞれお小遣いをあげているので、「欲しいおもちゃを自分で買う」というモチベーションのもと、継続してお手伝いをするという習慣も身に付きます(我が家では1年以上続いています!)
お駄賃制には賛否ありますが、小さいうちからお金を得ることの大変さや金銭感覚も身に付き、なおかつ、できるお手伝いが増えればこちらの負担も減っていくので、メリットが大きいと感じています。
(息子は「これを買う!」と決めたらそこまでは決して使わず貯めているので、これは大人も見習いたいところです……)
得意なことを得意な人がやること
誰にでも得意分野があるように、家事の中でも向き、不向きはあるでしょう。
我が家では夫は片付けが苦手なので、食器洗いは夫で棚に片づけるのは私、という風に細かく仕事を分担しています。また、私はすぐに手荒れする性質なので、食器洗いやお風呂掃除、金魚の水槽の世話などの水仕事は夫でとても助かっています。
ママひとりが家事をするという時代はとっくの昔に終わりました。
パパもママも当たり前に家事をする姿を見て育った子どもたちもまた、家の中のことは家族みんなでやるという意識が自然と芽生えてくれるでしょう。