ワーキングママの皆さん、休日はどんなふうにお過ごしですか。日頃の疲れがドッと出て、あまり動く気分になれないという方もいるのでは？ でも貴重な子どもとの時間だからお出かけもしたいし、普段できない家事をしたいという方もいるかもしれません。

今回は、２歳の自由人の女の子を子育て中のT・Kさん（38歳・勤務時間（時短）9：30～17：30・神奈川県在住）の休日の過ごし方を11月中リアルに記録してもらい大公開！

自称「ズボラママ」のT・Kさんは、休日を過ごされているのでしょうか？ 覗かせていただきたいと思います！

11月1日（日）・３日（祝）は公園＆動物園

11月、1週目の休日は、前日の土曜日に午後3時ごろまで家族でゴロゴロダラダラしてしまった後悔もあり、日曜は『新横浜公園』、文化の日には『横浜市立金沢動物園』（横浜市金沢区）へ。

日曜日に新横浜公園をチョイスしたのは、自宅近くの公園よりお出かけ気分になれ、思い切り走り周れる広い公園だから。おにぎりを握っていき、レジャーシートを敷いて食べて、ピクニック感満点。

家族の一員のワンちゃんも一緒とのことで、走り回る娘ちゃんとワンちゃん、それを見守るママとパパ……と、一家団らんの様子が目に浮かびます。娘ちゃんは大好きな「シューン」（娘ちゃん語で滑り台）がたくさんできて、大満足。

【レジャー経費】新横浜公園の駐車場代：500円

 

飛び石でお休みを迎えた文化の日の3日。

無計画のまま迎えてしまい、気づけば13時過ぎまでみんなでゴロゴロダラダラ。

ゴロゴロダラダラに飽きてきた娘ちゃんを見て申し訳なくなり、急きょお出かけすることに。

始動は遅いのに日曜と同じところに行きたくない、せっかくだから少しドライブしようという大人たちの意向で、閉園間際の横浜市立金沢動物園へ。

タイミングよく、コアラのトークショーなるイベントでコアラを間近に見られ、大喜びの娘ちゃん。ほかにはキリンとオカピぐらいしか見られずママとパパは始動の遅さを悔やみましたが、娘ちゃんが楽しめたので言うことなし！ですね。

【レジャー経費】動物園入園料：大人2人1000円、娘ちゃんのアイス：300円

11月7日（土）・8日（日）は、こどもの国＆おうち遊び

11月2週目の土曜日は、お昼前からママのお友だち＆その娘さんたち（3歳、0歳）と『こどもの国』（横浜市、町田市）へ。

夕方までたっぷり遊びました。広大な敷地でリーズナブルに1日遊べるこどもの国の中で、今回のメインターゲットは長さ110メートルの滑り台、幼児向け遊具、ポニーや羊などがいる動物園。

滑り台好きの娘ちゃんが予想外に怖がってできなかったり、ポニー乗り場の係員のおじさんに人見知りして終始ポニーの上でギャン泣きし、ママは落馬しないように必死に冷静さを保つ……など、常ににぎやかな娘ちゃんらしい展開もありました。

それでも、1歳年上のお姉さんに遊んでもらい、後をくっついて回る娘ちゃんの嬉しそうな様子に、ママは癒されたようです。

【レジャー経費】入園料：大人2人計1200円、昼食代：2000円、駐車場代：900円

 

こどもの国でたっぷり遊んだ翌日は、1日中おうち遊び。ゴロゴロしつつ、大好きなYouTubeを見たり、粘土遊びやお人形さんの『メルちゃん』でお医者さんごっこをしたり。

ママ、パパをお医者さんごっこに巻き込み、「チューパー（スーパーマーケット）行く」とリクエストして家族3人でスーパーに行くことになったりと、やはり行動の核となるのは娘ちゃん。

アンパンマンのチョコレートを買ってもらい、娘ちゃんご機嫌な帰り道、アンパンマンやトトロのDVDをレンタルして帰宅。

早速おうちで鑑賞しましたが、まだ長編物は追えず、『となりのトトロ』はものの5分で脱落した娘ちゃん。マイペースでのんびり過ごした日曜となりました。

【レジャー経費】レンタルDVD代：約600円

11月14日（土）・15日（日）はおうちでゴロゴロ＆動物園

11月3週目の土曜は、ママはお疲れたまりモード。

パパが自宅でお仕事をしていたので、終わったら夕方から出かけるつもりだったものの、お仕事が長引き、おうちで過ごして終わった1日でした。

やはり「1日中おうち状態」が飽きた娘ちゃんは何度も「チューパー（スーパー）」「ノジマ（小さなゲームコーナーもある近所の家電量販店）」を連呼。見かねたパパが仕事の休憩時間に連れていきました。フットワーク軽く、仕事モードとパパモードの切り替えの早いパパ、心強いですね！ ママ、少しはゆったりできたかな？

【レジャー経費】ゲームコーナー代：600円

 

翌日曜日、ママの体調は万全とは言えないながらも、午前中に家事を片づけて午後からまたまた動物園へいくことに。

月初めに行ったのとは別の『よこはま動物園ズーラシア』（横浜市旭区）です。

この動物園は、パパと娘ちゃんが2人で出かける際の定番スポット。今回も不調のママを置いて2人で出かけようとしたものの、娘ちゃんの「ママも～」のぐずり攻撃により、3人でお出かけ。

国内最大級、珍しい動物もたくさんいる動物園で、遊具で遊べるコーナーもあり、娘ちゃんは大満足です。

しかし、前もって娘ちゃんに言っておいた「ママは抱っこしないよ！」の約束は完全無視。

「ママ抱っこ～」を無視するわけにはいかず、終始抱っこしまくりの羽目に。

パパとの定番スポットに、ママも一緒だったことも嬉しかったのかな？ 最後は遊具で楽しく遊んでいるうちに閉園時間になり、大泣きで動物園を後に。うーむ、よくある。実によくある光景です。ママ、おつかれさまでした。

【レジャー経費】動物園入園料：1200円、駐車場代：1000円、サーティーワンアイスクリーム代：約700円

 11月21日（土）・22日（日）、23日（祝）は、アンパンマンミュージアム＆近所の公園＆おうち遊び

3連休は、天気との兼ね合いもあり結果的に、遠出→近所→おうち遊びとなり、連休疲れをしすぎないためにはよかったようです。

土曜日は、午前中に家事を済ませて昼過ぎまでダラダラ。

夕方から、お仕事が終わったパパも一緒に3人で『横浜アンパンマンこどもミュージアム＆モール』（横浜市西区）へ。

17時半からの無料で観られるアンパンマンショーがお目当てです。アンパンマンは大好きだけど、着ぐるみが怖いという娘ちゃん。ようやくアンパンマン、ドキンちゃん、しょくぱんまんには慣れて、ビクビクしながらも握手をしてもらい、とても嬉しそう。ショーでも手拍子をしたり踊ったり、存分に楽しめたようです。

【レジャー経費】駐車場代：1040円、ゲーム代：2000円

 

パパは日曜もお仕事。午前中はワンちゃんも一緒にお散歩し、午後からは同じ沿線のママの友達＆2歳半の男の子のお宅へ。

ランチの後は公園遊び。その男の子が大好きな娘ちゃん、公園でも砂場やブランコなどで時を忘れる遊びよう。

おもちゃの取り合いでお互い泣き出すというこの年頃の定番シーンもありましたが、気心知れたママ友どうしだと、「ほんと、よくあるよねー」と見守れるものですよね。子どもたちが思い切り遊んでいる姿を見ながらのママ同士のおしゃべりって、楽しいですよね。

【レジャー経費】ランチ代1260円

 

雨の勤労感謝の日。パパは今日もお仕事でした。お給料まで節約モードでもあるため、近所のコンビニと電気屋さんのゲームコーナーに行った以外は、おうち遊び。

娘ちゃんブームのお医者さんごっこと粘土遊びに延々と向き合ったママはぐったり。お昼寝もしないのに就寝は21時半だった娘ちゃん。

どんどん体力がついてきているという感じです。お医者さんごっこでは、たくさんのぬいぐるみとワンちゃんの診察に大忙しだった娘ちゃんは、ママとずっと一緒にいられたのが嬉しかったのか、終始家の中でもご機嫌に過ごしていたようです。そんな姿に胸がキュンとしますね。

【レジャー経費】ゲームコーナー代：600円

 

11月28日（土）、29日（日）は、静岡県のママの実家へ

11月も終盤、もう晩秋です。金曜日の保育園降園後から、静岡県のママの実家へ。

大好きな小2の従兄のお兄ちゃんも来ていて、娘ちゃんのテンションはMAXに。

日曜の午前中はお兄ちゃんと遊び倒し、午後は近所のお祭りに出かけるも、午前中めいっぱい遊んだこともあり、お祭りに行く途中でスヤスヤ。しかしここで寝かせっぱなしにするのは残念すぎるので、後半は娘ちゃんを起こし、スーパーボールすくいをやったり綿菓子を買ったりして帰宅。娘ちゃんの興奮収まらず就寝は23時。

【レジャー経費】お祭り：1000円

 

前日のハイテンションはキープされたまま、朝は7時半ごろ起床した娘ちゃん。午前中はパジャマのままダラダラ過ごしていましたが、さすがに眠かったのかぐずりまくり。その流れで午前中にお昼寝。復活後の午後はさらにパワーアップし、従兄のお兄ちゃんと家の中を走り回っていました。

【レジャー経費】高速道路料金（沼津―川崎）：2850円

子どもの笑顔な何より嬉しい！

T・Kさん家族の１ヶ月のレジャー費用合計は18750円でした。我が家も同じくらいかな〜、いやもっと安く済ませている、などいろいろなご意見があるのではないでしょうか。

筆者も割と、休日の過ごし方はT・Kさんタイプ。

休日もノープランでお昼ぐらいまで過ごしてしまい、始動は遅く思い付きで出かけることが少なくありません。そこで楽しい時間を過ごせるかのカギを握るのは、やはり子どもたち。限られた時間でも、子どもの笑顔が見られ、「楽しかった！」「おもしろかった！」の声を聞くことができれば、親はもう大満足なのですよね。

T・Kさんの娘ちゃんは、気まぐれで泣き虫で手がかかる2歳という年頃の大変さはありますが、公園で走り回ったり、同世代や少し大きいお友だちと遊んだり、ママやパパとおうち遊びをたくさんしたりして、常に豊かな感情があふれているなあと、気が付くと顔がほころんでいた私でした。

時にダラダラしながらも、体調がいまひとつでも娘ちゃんのお医者さんごっこや粘土遊びにとことん向き合うなど、娘ちゃんを喜ばせることへの静かな情熱を持っているT・Kさんの休日大公開でした。