2018.02.13
手当金計算、妊娠初期から職場復帰までのタスクが一目瞭然【MoMlist(マミリスト)スケジュール】を使ってみた
初めての出産はもちろん、2人目以降の出産もすっかり忘れてしまって自分が産前、産後にどんな申請や手続きをしたらいいのか、全くわからなくなっていませんか?
育休に入ったらお金はどれくらい貰えるの? いつまでに手続きをすればいいの?片っ端からネット検索したり先輩ママに聞いたりしてみるのは効率が悪すぎる。1度にすべてのスケジュールを把握したい、やることリストを知りたい!
先輩ママたちが苦労した「ママになったら知っておきたい情報」が一覧でまとめられていて、しかも簡単にチェックできるサービス「MoMlist(マミリスト)」(以下、MoMlist)というサービスがBRAVAの運営会社でもある株式会社ノヴィータより公開されました。
この「MoMlist」手当て金の計算ツールとしても優秀で産前産後にやるべきこととそのタイミングが一目瞭然わかるようになっている「MoMlistスケジュール」と認可・認可外、対象年齢や預かり時間などから保育園を検索できる「MoMlistマップ」と2つに分かれています。
今回は、自分の手当金の計算や産前産後のタスクを知ることができる「MoMlistスケジュール」を実際に使用し、紹介していきたいと思います。
産前産後「知るべき・知っておきたい」手続き6つ
役所・会社関係「最低限知っておくべき産前産後の手続きは6つ
●出産手当金・育児休業給付金の手続き
●社会保険料免除の手続き
●育休取得・期間の確認
●子ども医療費助成制度の申請
●児童手当の申請
●子どもの健康保険加入手続き
・・・と羅列していくと「ああ、そういえば社会保険料免除ってあったな!」と思い出した先輩ママたち、多いのではないでしょうか。その先輩ママたち、妊娠がわかってからプレママ中、仕事をしながらどのように育休手続きを進めていったのでしょう?
出産手当金から育児休業給付金、貰えるお金があるのはわかっていても、いつから手続き可能で、どこへ行けばいいのやら。役所のパンフレットはわかりづらく、ネットで検索すると古い日付で内容が違っていたり、隣の区でもやり方が違っていたり。
情報収集って実は一番時間がかかり大変、しかも何か抜けてないかの「何か」がわからないから調べようがなかったり。プレママ中でも育休前は働いているのに、本当に困りました(Nさん/32歳)
妊娠がわかってから育休取って、手当ももらって・・・と自分で予定を立てようとしたら混乱しまくり。役所の手続きだけでなく、会社に問い合わせると山ほど提出する書類もある(うちの会社は独自の届出書みたいのがあった)、仕事をこなしながら病院探し、出産育児一時金はどう支払われるのか、社会保険免除の書類って何だ!? 育休中わたしはいくら貰えるの? 毎日通勤中はスマホで情報収集しましたが、「あ、コレか」と思っても、そのままメモし忘れ、今度は帰りの電車で履歴をイチから見直してもう1度探す始末です。
妊娠2ヶ月から順を追ってやるべきことが知りたい。でも情報はバラバラだし、先輩ママに聞いても言うことが違うので困惑してばかり。子ども産む前からゲンナリしてしまいました(Tさん/29歳)
6年前に子どもを産んでいるのですが、もうすっかりやるべきことリストが抜け落ちている。しかも引っ越しをしているし、この数年で手続き方法も変わっていたりして、ネットを見ても自分と同じ地域で〝今、妊娠4ヶ月の私がやること〟〝妊娠8ヶ月で育休に入ったらするべきこと〟と、きちんと明記されているものなんて見つからない。何か常に忘れているような感じで、同じ事を何度も確認したり、上の子のフォローもありで本当に大変でした。(Kさん/36歳)
病院探しから始まって育休前のプレママにはやることがいっぱい! しかも育休取得に関連する手続きは煩雑で「わかりづらい」のが、ワーママにとっては大きな悩みです。
1度にすべての「出産前後にやるべきことリスト」がわかり、スケジュールをたてられたらいいのに・・・そう思ったママたち、思っているプレママたちに「MoMlistスケジュール」を紹介します。
産前産後スケジュールが一発でわかる「マミリスト スケジュール」とは
MoMlistスケジュールの特徴
●登録など面倒なことは一切なし
●無料で利用できる
●簡単な入力でいくら貰えるか瞬時にわかる
●妊娠2ヶ月から産後までスケジュールが一目瞭然
さて、では実際にMoMlist スケジュールを使ってみましょう。
MoMlist(マミリスト)スケジュールを早速試したいかたはこちらから。
※※記事公開時点では、東京23区の情報のみ掲載しています。
MoMlistスケジュール体験談「3秒でわかる産後・育休中にもらえるお金」
自分の状況を入力します。
・出産予定日
・住んでいる地域
・月収
・里帰り出産の希望
これだけです。
ではちょっと私が試してみましょう。出産予定日は2018年8月10日、住んでいる地域は文京区、月収額面は25万、里帰り出産「あり」としておきました。
これで一発! もらえる金額が一瞬にしてわかります。マミリストスケジュールのすごいところは、地域指定をすることで、例えば各区によって違う制度も含んで「金額」を計算してくれるところ。あくまで目安ではありますが、これでだいたいの金額を把握して、産前産後の計画がたてられますね。
産前産後のスケジュール・タスク管理もできる!
育児休業給付金や出産一時金など、貰えるお金がわかったら、次に知りたいのが「やることリスト」です。プレママになった時点からすでにやるべきことはあります。MoMlist スケジュールは妊娠2ヶ月から産後、職場復帰、復帰後まで順を追うように、月ごとにタブがあり、それをクリックすると「やること・やっておきたいこと」が出てきます。
今、妊娠2ヶ月でも、妊娠8ヶ月でも、その時点で何をすべきかがわかるのも便利ですね。
例えば妊娠6ヶ月のところをポチっとすれば、あ、この時期にはそろそろ職場と育休の取得について話し合わないとな、保育園についても少しずつ情報を集めていこう、と、すぐにわかります。大切な育児休業給付金の書類もこの時期に忘れずに受け取ることも確認できます。さらに、やるべきタスクをクリックすると、どこに依頼してどんなことをするのが詳しく表示されます。これは、ありがたいですね。
また、産後も保育園の募集開始時期や、病児保育やサービスの登録時期、復帰後も提出書類についてもフォローされており、このツールが1つあるだけで安心感が違いますね。
「計算ツール&産前産後のやることリスト」MoMlistスケジュールを上手に利用
スマホひとつで簡単操作なのも、MoMlistスケジュールのメリットです。通勤途中で片手でサクっと確認。仕事の合間にスケジュール帳に必要なことをうつして、会社へ問い合わせたメモや先輩ママのアドバイスも書き込んでおけば、完璧な「あなただけの産前産後スケジュール管理」が出来上がります。
もっと気軽に「そろそろ妊娠4ヶ月、次にやるのはなんだっけ?」と簡単な確認ツールとしての利用もいいですね。
画面メモでプリントアウトし、やったことから消していくチェックリストにして家のどこか、目につきやすいところに貼っておくのもいいかも。夫にも「今、やらなくてはならないこと」を共有してもらいましょう。
まずはぜひ、実際に使ってみて下さいね。
そして、「私、東京23区じゃないんだけどー、うちの自治体のもほしい」という方たちの熱い要望たくさん来ています!現在は東京23区のみの情報ですが、もちろん他の自治体の情報を更新していけたらと考えておりますのでご安心を。
次回は、産後・育休のワーママたち向けに、認可・認可外、対象年齢や預かり時間などから保育園を検索できる「MoMlistマップ」を利用し保育園探しの方法を紹介します。
MoMlist(マミリスト)スケジュール:こちらから。
MoMlist(マミリスト)マップ :こちらから。
※運営会社:株式会社ノヴィータ
※記事公開時点では、東京23区の情報のみ掲載しています
大橋 礼
ライター
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。