2018.12.04
物だけじゃない!あるあるわかる!「年末の大掃除」ママたちが断捨離したいものは?
そろそろ年末に向けて「掃除、どうにかしなくちゃな〜」と気になりつつ、結局今年も「気づいたら終わってた」なんてなりそうな私です・・・。
さて、大掃除といえば「捨てる!」コレが最も手っ取り早く、部屋が片付くポイントですね。モノが減れば、それだけ片付けもラクになり、掃除も早く終わります。部屋はスッキリ、気持ちもさっぱり!
さぁ「断捨離」ですよ! でも今回はモノに対する断捨離だけではありません。いろいろな意味で「身軽になるために捨てたいもの」について、ママたちの意見をまとめました。
まずはやはり捨てたい「コレもういりません!」
「オマケ玩具の量はハンパないって!」
ファーストフード店のキッズセットについてくるオモチャ、幼児向け雑誌の付録、食事に行った店で貰ったオマケの玩具。その場は喜ぶけど、すぐにあちこちに放置され、かといって子どもの目の前で捨てると泣き叫ぶ。とりあえず、と、キッチンの籠やオモチャ箱に放り投げているけれど、その量がハンパないって! あれ全部捨てて、オモチャを整理したい!(あーママ/32歳/子ども5歳)
「ゴミ袋も破れる紙の山」
ついたまってしまうのが学校からのお便りとか広報紙。兄妹ふたり分、ぺらぺらっとした紙だからって、ためてしまえば山となる。1年分ともなるとゴミ袋にいれると破れるくらい重いのも意外な罠。途中までまとめて、重すぎてゴミ置き場に出さないまま玄関に積み上げていたのは去年のこと……(それはまだ、玄関横のクローゼットに置いてある)。毎日チェックはしても「捨てる・保存」と分ける、そのひと手間が面倒くさくて。ああ、来年こそ、ちゃんと仕分けしてファイリングする!(miki/40歳/子ども 10歳・8歳)
「いつか雪崩がおきるかもね」
キッチンのあれこれ。例えば、もう使わなくなった小さい時の子どものお弁当箱。出番がないので、なんかベトっとしているタッパー(普段よく使うタッパーは冷蔵庫や棚にあるんだけど)やクッキーとかの空き缶。あと、いらないのに学校や町会から配布される「賞味期限切れ間近の震災用保存食品」缶詰めのおかゆと乾パン。配布されて1ヶ月以内に食べたりしないし、捨てるとなると開けて中身を捨てて、と思うと後回しになっている。扉をあけると、雪崩を起こしそうなキッチンの収納をスッキリさせるためにも、今年こそ!と思ってるけど、たぶん、あのまま、来年も増量されていくのでしょう……(梨々花/38歳/子ども 9歳)
こんなモノもきれいさっぱり捨てたいんです
「〝ママ友〟仕分けしていいですか?」
来年は40歳。保育園時代からのママ友たち、もうやめてしまった習い事とかで知り合ったママ友たち、PTAで一緒だった学年違うママ友たち。意志が弱い私は、本当はどうでもいいけどLINEくればスタンプ返す、誘われて断るタイミングを逃してしまえば、飲み会や週末ランチに行ってしまう。「お付き合いだから」「子どもとの関係があるから」と最初のうちは必要だったとは思うけれど、今は「なんとなく」と流されて、ムダな時間を過ごしていると思っている。本当に気が合う、親しい人たちとだけ過ごしたい。これからは、好きな人たちと、好きなことをする時間を増やしたい。ええ、私はママ友こそ断捨離したい!(かーママ/39歳/子ども 8歳)
「夫の〝コレクション〟廃品回収に出したいの」
夫のスニーカー。結婚前からコレクションしている。が、しかし、あまりに長く保存しているから箱をあけると、加水分解していて、ボロボロと崩れてるんですけど! それに色だって変わっちゃってるし、コレクションの意味がないと思うのに。せめて履けばいいのに、とブツブツ言いたくもなる。下駄箱は小さく、子どもの靴サイズも大きくなってきて、買い足し買い足ししている、見た目の悪いチープな棚や靴箱を玄関に置いているのも、帰宅するたびに「最初はきれいで素敵な玄関だったのになぁ」とガッカリしちゃう。何度言っても「オレ様のスニーカーコレクション」を整理してくれないから、いつか私、怒りにまかせて箱ごとドバーっと廃品回収に出しちゃうかもね!(ピングー/33歳/子ども 3歳)
燃えないゴミに出せないけれど本当は捨てたい!
「つい比較してしまう気持ち」
わかっているけど、ついついわが子と誰かを比べてしまうんです。保育園児なんて、たいして比較することなんてないと思うんだけど、例えば「体が大きい子はいいなぁ」(わが子はチビです)、発表会で代表挨拶している子を見て「どうして選ばれないのかなぁ」。同じ時期に公文に通い始めたのに、トロフィー貰って喜んでる子を見て「基準に到達してないのはウチの子がとろいからかなぁ、デキる子はいいな」って、そんなことばっかり気になってしまいます。それで微妙に不機嫌になってしまい、子どもにジュースがガンっとか乱暴に渡したりする、そーいう「比べてしまうから、わき上がる苛立ち」をスパッと捨てたいのです(かな/32歳/子ども 5歳)
「増えるいっぽうの贅肉こそ捨てたい」
捨てたいモノ、それは贅肉。三段腹(普段はガードルで隠しているが)とぽたぽたの二の腕、お風呂の鏡で見ると愕然とする背中の贅肉、細身のジーンズ着ると圧力感じる太ももの肉。ありとあらゆる、わたしの体の余分な肉を、捨てたい! 来年こそ、コミットしたい!と、思いつつ、子どもが残した夕飯をつまみにビール飲みながらDVD見る時間が育児と仕事の両立で唯一の楽しみ。運動嫌いだし、食べるのがストレス解消だし。たま〜にスマホで「脂肪吸引」と検索をかける自分がちょっと怖いw(rakuraku/35歳/子ども 8歳 4歳)
ええい!捨ててしまえ!
そうです。解決策はただひとつ。捨てるしかありませんとも。でも「買う」より「捨てる」ほうがお金がかかったりもする時代。さらに「手にしたもの」を「切り捨てる」のは、そう簡単ではありません。
でもモノにしろ気持ちにしろ(むろん、贅肉も)、増えれば増えるだけ何かを圧迫していくもの。圧迫されれば重みが負担になるでしょう。断捨離信者になる必要はないけれど、時々「これは捨てよう」と思い切ってポイ!したら、暮らしそのものが変わるかもしれません。
心や人に関わることに比べたら、モノのほうがまだ捨てやすいかも。ひとまず、引き出しひとつだけでも「これ、いる。いらない」ポイポイやってみませんか? ゴミ袋に投げ入れながら、きれいになった引き出しを見て「あの人との関係も、ポイする時期がきたかも」と考え方も変わっていくかもしれません。
そこにある時間が長ければ長いほど、大きく重く感じるものだし「捨てにくくなる」ものです。お腹の肉なんて最もたるもの! ためないうちに捨てるのがコツなんですけどね。「そこにあるけど見えないふり」がダメなんです。腕を組んでにらみつけながら、「いらないものはいらない!」まずはひとつだけでもいいから、今日、今から、捨ててみませんか?
あ、夫のものは勝手に捨ててはいけませんよ。夫婦ゲンカから「夫こそ断捨離したい」なんて気持ちになったら大変ですから!
大橋 礼
ライター
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。