2021.02.18
小学校入学まであと少し!親がこの期間に「やっておくべきこと」を先輩ママがアドバイス!
前回の「子どもが小学校入学までの短期間にやっておくべきこと!先輩ママが自身の体験からアドバイス!」に続き、今回は「親編」です。入学に向けての準備は、やはり親メインだし、親の方が圧倒的にすべきことが多いようです。
今回は、小学校入学までの約2か月という短期間、親がやっておいてよかったことを、先輩ママたちの意見をもとに紹介します。
名前シールをたくさん作っておく!
小学校に上がると、保育園とは比べ物にならないほど持ち物が増えます。
しかも、鉛筆1本1本に記名など、細かいものにまで名前を付けなければなりません。
・卒園プレゼントを、各個人名前シールに
卒園のプレゼント係だったのですが、上にお子さんのいるママから「名前シールはすごく重宝した」と聞いたので、それに決めました。業者に頼めばいいだけだし、ワンポイントマークもつけられたので、喜ばれましたね。入学前に持ち物にポンポン貼ればいいので、楽でした!〔Tさん、子ども12歳、10歳、4歳〕
・ネームシールを多めに用意しておく
名前シールを作れるテンプレートを使って、大小いろいろな大きさの名前シールをたくさん作りました。名前を入れて、子どもの好きなウサギの絵を入れて、シール用紙に印刷するだけ、作業は簡単でした。入学前にかなり使いましたが、学年が上がって持ち物が増えても、また印刷すればいい。名前シールはストックしたり、すぐ作れるようにしておくといいと思います。〔Kさん、子ども9歳、5歳〕
・名前スタンプで押すだけ
子ども雑誌の裏表紙に、「可愛い名前スタンプ」という広告があったので、購入しました。鉛筆やノートなどはもちろん、布にも使えるし、洗濯しても落ちないので、いい買い物でした。今小学校3年の娘は、自分でスタンプしてます。〔Sさん、子ども9歳〕
「えーこんなに細かいものまで!」名前付けって、意外に細かくて時間のかかる作業のようです。いちいち油性ペンで書いていたら、腱鞘炎になりそう…ぜひスタンプやシールのご用意を!
通学路の下見
保育園は送り迎えすべてに誰かが必ずついていますが、1年生になったら、朝は1人で登校、学童からの帰りに1人になることも。1人で歩くことになる通学路は入学前にしっかり教えたほうがいいようです。
・子どもと一緒に朝と夕方、通学路を歩く
年長の2月くらいから、毎週末朝と夕方、犬の散歩がてら通学路を子どもと一緒に歩きました。学区ギリギリの、学校から一番遠い地域だったので、とにかく安全で近い道を覚えさせましたね。何かあったら、「ここの交番に駆け込む」「このコンビニに逃げ込む」ということも一緒に確認しました。〔Oさん、子ども13歳、9歳〕
・あえて危ない道を通り、危険であることを教えた
「この道を通りなさい」より、「ここを通ったら危ない」という道を教えました。ものすごく細くて、人通りもなく暗い道や、歩道のないバス通りなど。子ども心に「危ないし怖い」と思ったみたいで、少なくとも低学年の頃は守っていたようです。5年生の今は分かりませんが、下の子は一応守っているようです…〔Wさん、子ども11歳、9歳〕
・おじいちゃんと学校まで散歩
おじいちゃんっ子の息子、毎週土曜、一緒に散歩に行く習慣があったのですが、年長になってから通学路予定の道を歩いてもらうようにしました。道を覚えられたのはもちろん、「僕は来年この小学校に行くんだ」と、小学校生活をすごく楽しみにするようになりましたね。〔Tさん、子ども13歳、10歳、4歳〕
「この道を通る」ではなく、「この道は通ってはダメ」ということは、言い聞かせるだけでなく身をもって教えるほうがいいですよね。特に今の時代は必要なことかもしれません。
学童を見学、事前説明会も参加
放課後、ガッツリお世話になる「学童」。帰宅時間まで、毎日過ごす空間だからこそ、どんな環境・雰囲気なのか、事前にしっかりチェックしておきたいもの。
・子どもと一緒に学童体験をして、雰囲気が分かった
学校の敷地内に学童があるのですが、年に何度か「親子体験日」があったんです。休日のイベントとかではなく、平日に普段の学童の生活を体験するもの。施設設備や、子どもたちがどうやって何をして遊んでいるか分かっので、半休取って子どもと一緒に体験した甲斐がありました。〔Yさん、子ども9歳、7歳〕
・事前説明会などで、ワーママの知り合いを作っておくといい
学校も学童も、同じ保育園の子が誰もいなかったので、親の私もちょっと緊張気味(笑)学童の説明会の時に、近い席のママたちと顔見知りになっておいてよかったですね。入学式のときに、「あ、あの時の!」という感じで話すようになったし、お互い仕事をしているのでなんとなく価値観も合ったんです。子どもが卒業した今でも、よき友達として付き合っています。〔Aさん、子ども14歳〕
学童って、子どもが実際通うようになると、親はなかなか中をじっくり見る機会がないようです。見学や参観などはできるだけ行ったほうがいいかもしれません。そして、ワーママ仲間を作れるのも学童のいいところ、でもあるようです。
年間行事のチェック
小学校は、年間行事がグッと増えます。しかも、保護者会や面談などは、ほぼ平日。働くママにとっては、有休との闘いになりそう。
・入学予定の小学校のHPで行事をチェック
入学予定の小学校が、HPで年間予定を公開していたので、入学前にチェックしました。平日の行事が多かったので、大切そうなもの、子どもが来てほしいであろう行事をチェック。行事は年度でそんなにズレはないので、入学後「え?! 聞いてない!」なんて慌てずにすみました。〔Oさん、子ども13歳、9歳〕
・先輩ママに「参加しなくていい行事」を聞く
上に小学生のお子さんがいるワーママに、これは行くべき行事、というより、「これは行かなくていい行事」という情報を聞いておいてよかったですね。とにかく有休ギリギリ生活で必要最低限ですが、参加すべきものはしっかり参加することができています。
〔Iさん、子ども7歳〕
筆者も、入学式当日に年間行事表をもらって、ワーママ仲間で「平日にこんなに!?」とザワついた記憶があります。ワーママだからこそ、子どもの年間予定をしっかり知っておくべきでした…
前回の〔子ども編〕と合わせ、入学前にやっておいたほうがいいことってけっこうたくさんありますね。「ただでさえ時間が足りないのに、全部やらなきゃいけないの!?」と焦ってしまいがちですが、すき間時間にでも、できることを少しずつ、でいいのです。来年の4月に親子でゆとりを持って新生活を迎えられますように。
※この記事は2017年12月に公開されたものです。
田崎美穂子
mamaライター