2021.03.06
献立考えるのすら面倒くさい!料理苦手ママたちの本音と乗り越え方とは?
筆者はけっこう料理好きなのですが、周囲のママたちから「ホントよくやるよねぇ、わたし献立考えるのだけでも面倒くさい」という声はよく聞きます。
家事にも「得意不得意」「好き嫌い」があるのは当然のこと。中でも料理が面倒くさーーーーい!というママたちの声と乗り換え方をまとめてみました。共感できる人、多いかも?
そもそもスーパー行くのも大変だっつーの!
「総菜コーナーに直行です」
仕事帰りに保育園に寄って、ギャーギャー騒ぐ子を連れ回してスーパー行くと、もうそこで「あー!面倒くさい!総菜総菜!」と出来合のコーナーへ向かってしまう・・・。育休復帰して半年くらいまでは何となく罪悪感もあったけど、今では「野菜の煮物も買うかな」とか、多少なりとも栄養バランス考えているから、それでいいんだと思うようにしています。(Nさん/35歳/子ども3歳)
「スーパーで思考ストップする私」
スーパーへ行っても献立が思いつかない。コロッケは買おう、キャベツの千切りはカットしてあるやつ、で、あと1品くらいは作ろうと思うんだけど、そこで思考がストップしてしまうのはなぜ(Aさん/38歳/子ども7歳・5歳)
「買い物からして面倒くさい・・・」
ひたすら毎日続くことだから面倒くさい。ネットスーパーでまとめ買いしていたけど、野菜を腐らせたり、作ろうと思ってたけど子どもがぐずりだして結局、今日も煮込みうどんで終わった、なんてコトもしょっちゅう。それで毎日買う派になったけど、それはそれでスーパー行くのも大変だし、子どもにお菓子買ったり、50円引きとかセール品とか余計なモノばっかり買って、いざ夕飯と思うと「あ、マヨネーズ買い忘れた」ってコンビニに走る。こんなことの繰り返し(Uさん/29歳/子ども2歳)
「インスタの料理見るとマジか!と思う」
全くやる気がでない時もあるけど、そーゆう時はもうあきらめて冷凍食品のチャーハンとか、総菜買ってきたりとか。それさえも面倒くさいときは外食。ほぼ毎日、仕事帰りに(夕飯どうするかな~、他の人はナニ作ってんだろう〜)ってインスタとか見るんだけど。きれいな盛り付けで美味しそうな料理見ると「フルタイム共働きでどうやったらこんな技でるんだ!」「できわわけないわ〜っ!」と心の中で叫び、そのまま総菜コーナーへ駆け込み、混んでる夕方のレジでイライラ・げんなりしている日々(Iさん/28歳/子ども4歳)
料理は苦手!だからこれでなんとかやってます~
「丼モノでルーティン」
料理が好きな人が羨ましい。子どもの成長に必要なことだと思うからやってはいるが、頑張って作ったのにおいしくなかったりすると本当に落ち込む。とはいえウチは長男が小学生高学年になり食べる量も増えてきて、家族4人でファミレス行ってもけっこうな金額になる。最近は丼モノ(焼いて焼き肉タレたっぷりのせ、総菜で購入した天ぷらのせ、中華三昧の八宝菜にして丼にして、が、ほぼルーティン!)を子どもにドンと出して、自分は適当につまみ、夫には「残業? 外で食べてくれば?」なんてLINEしてます・・・(Hさん/42歳/子ども11歳・7歳)
「家事分担が成功した貴重な我が家」
食べるのは好きですが作るのは嫌い(笑)見かねた夫が料理を担当するようになり、残業以外はけっこう夫がやってくれるので助かってます。私は洗い物担当ですが、その方がラク。でも夫は食後はノンビリしたいらしく、お互いの不満がたまらない家事分担になり、ありがたや~と思ってます(Kさん/33歳/子ども6歳)
「一汁一菜は当たり前だ!」
最近話題になっている「一汁一菜」。別にブームにのったわけでなく、作るのが面倒だから、なんでもつっこんだ味噌汁にご飯っていうパターンに自然となっただけだけどw(Eさん/30歳/子ども3歳)
あなたが頼りです
「肉屋のオジチャン長生きしてね!!!」
近所の肉屋は手作りのメンチカツやコロッケから照り焼きチキンとか肉巻きロールに、マカロニサラダなんかも売ってる。おじーさんとおばーさんがやってるお店なんだけど、私にとってはこの店こそ、共働きを支えてくれる最も大切な店です!あの店がなくなったらもうムリ・・・おじーさんが長生きしてくれるよう、栄養ドリンクとか差し入れしたいくらいです!!!(Yさん/38歳/子ども7歳)
「叔母の宅配が頼みの綱」
米の支度を朝できなかった時は「今日は終わった・・・」とすでに朝の通勤時間に夕飯あきらめる(笑)こういう日は出前とか、ほか弁です。助かるのは近所にいる叔母が料理好きで、煮物とか漬け物とか大量に作ってはタッパーにいれて届けてくれること。うちでは「カンちゃん(叔母のあだ名)宅配」と呼んでいて、いつも大歓迎。ひとり暮らしの叔母は叔母で、それを楽しみにしてくれるみたいで、本当にありがたいです。実家が遠いので、母の日には、叔母にもプレゼントを贈ってます!(Aさん/35歳/子ども6歳・2歳)
「献立サイトをまるうつし~」
もはや献立は考えるのをやめた。今週の献立、とか、夕食の献立サイト見て、だいたいそれをマネする。といっても全て作るのではなく、おひたしとか焼き魚とかはやるけど、煮物とか揚げ物はスーパーとかで購入。昼休みか帰宅途中にいつもの献立サイト(2つほど気に入ったのがある)をチェックして決める。ちゃんと旬のモノも取り入れられるし、栄養バランスもある程度考えられているみたいだし、プロに勝るものはなし(Wさん/44歳/子ども12歳・9歳)
私は(買ってるけど)手作り派だ!!!
「本当はできるんですオーラ」
面倒だけど、大変だとはあまり思いません。というか、面倒なことはやらない。大抵は焼き魚とか肉買って焼くだけ、それに総菜コーナーで煮物とかサラダとかつけてプラスする。あとは自分で得意な料理(ビーフシチュー、炊き込みご飯)がいくつかあって、たまにドカーンと作って「ママって実は料理もできるんですけどね」オーラを出しまくっておきます(笑)(Fさん/29歳/子ども5歳)
「ふりかけるだけ調味料でも手作りだもんね」
一応だけど手作り?にはしてるかなぁ。とはいえ「納豆に干物に味噌汁」という朝和定食状態が多いです。あとは成長期の子ども用に肉焼くくらいですね。中華も調味料足すだけの半インスタントを利用して、ガツーっとチンジャオロースーとか麻婆豆腐とか作って、あと市販の餃子焼いて、みたいにする。最近いっぱい出ている「かけるだけ」「混ぜるだけ」調味料も常に買い置き。本当の意味でイチから手作りじゃないけど、共働きだろうがそうでなかろうが、夕飯なんてこんな感じの家も多いと思うんだけど?(Kさん/36歳/子ども8歳・6歳)
いただきます!囲む食卓があればいい
なにしろ料理は毎日のことですから。しかも子どもがいれば、とにかく「食べさせなくてはならない」のに、その子どもが、ぐずるわ泣くわ兄妹げんかはするわ、モノはひっくり返すわ、てんやわんやの夕方ですね。
1日1日をこなすのに精一杯。働くママたちは大奮闘「これで大丈夫かな」と小さな不安も抱きつつ、それでも「うん、いいんだ、これでも!」って開き直って? 違いますね、ポジティブに(笑)面倒くさい〜お料理タイム、頑張ってます。
ドタバタ走り回りつつ、ようやくテーブルにおかずをのせて。それから手を合わせて「いただきます!」あたたかな食卓と囲む家族の笑顔。それがオウチでご飯「一番大切なこと」なのかもしれません。
※この記事は2019年1月に公開されたものです。
大橋 礼
ライター
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。