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2021.03.05

子どもを騒がせずに外食したい…飲食店経営ママに聞いた対策と我が家の結果!



飲食店に行くと大きい声を出してしまうので一緒に食事がしづらい、子どもが走り回ったり他の人に迷惑をかけたりしないかひやひやする。だからゆっくり食事ができないというママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。
現在は新型コロナウィルスの影響でなかなか外食には行きづらい状況ではありますが…。
筆者が、飲食店を経営するママから聞いた、子どもが飲食店でも落ち着いて食事ができる方法と、我が家が試した結果についてご紹介します。

ぶっちゃけ子どもと外食したくない!!


私たち夫婦は外食が大好き。コロナで外出が自粛される前は週に2回は外食をしていましたし子どもが生まれる前はちょっと遠いお店でもおいしいと聞くと足を運んでいました。しかし、子どもが生まれてから、子どもがぐずらないか、大きい声出さないか、周りに迷惑かけないかなどが負担となり外食が遠のいていました。でも、こう考えていたのは私たち夫婦だけではなかったようです。

まだ食べることだけがご飯タイムと思っている息子にはご飯が運ばれるまでテーブルで待つ、自分が食べ終わっても周りが食べ終わるまで待つということができないので、目の前にご飯がなければ騒ぎ続けます。なので、テイクアウトが精一杯です…。(Aさん・子ども1歳)

ご飯が来るまではすわってられますが、食べてしまった後にゆっくり待つことができず店内を走り回ってしまった回数数知れず。ママとカフェでのんびりしている子を見るとうらやましすぎます…。(Sさん・子ども4歳)

上の子だけの時は何とかなっていましたが、下の子が生まれてからは上の子も下の子と一緒に騒ぐようになってしまいました。おもちゃもすぐ飽きるし、ひたすらYouTube見せ続けて外食中、罪悪感があります。(Aさん・子ども4歳、2歳)

私達夫婦も子どもが生後8~9ヶ月くらいの時にそろそろ外でおいしいものが食べたい、でもこの子たちとはまだ無理…と悩んでいました。そんな時に個人経営の小さなピザ屋さんで私たちの子どもへの対応を見ていたママ店員さんが話しかけてくれて、飲食店で子どもと楽しく外食をするコツを教えてくれました。

子どもが外食中でもおとなしくなる2つのコツ


教えてくれた店員さんはこのピザ屋さんを経営する方で自身も4歳と2歳の男の子のママ。そして、同じことで悩んでいた時にこのコツを実践して成功し、以後、ここに食べにくるママたちに情報提供をしているのだとか。私達にも教えてくれたそのコツとは次の2つでした。

ポイント1 とにかく外食すること!
子どもが外食先で大声を出したり、走り回って遊んでしまう理由の多くは”慣れていないから”であるとそのまま店員は考えていました。つまりまずは、外食をするお店に慣れさせるということが重要であると考えたのです。もちろん、初めから静かなお店や高級なお店に行ってしまってはハードルも高くなり
親自身も疲れてしまうので、近所の小さいレストランや子連れOKのお店、騒いでも良いようにテラスのある店などを選ぶと良いと教えてくれました。

ポイント2 ファーストフード店はおすすめしない
ファーストフードならこどももたくさんいるし、周りもうるさいし大丈夫と思いがちですが、そういった環境ですとママ店員さん曰く結局うるさくてもOKと思ってしまい、どこに行っても騒いでしまうんだとか。なので、練習としていくお店にファーストフード店はあまりおすすめはしないかなとのことでした。

ポイント3 外食の時に待ち時間対策のおもちゃは不要!
ママ店員の働くお店にも外食のたびに100均一のおもちゃなど毎回たくさんのおもちゃを持ってくる方がいらっしゃるようです。ですが、ママ店員はこれも不要…!とおっしゃっていました。例えば100均一で外食のためにこしらえてきたおもちゃの場合最初は惹きつけるものの遊び慣れていないからか飽きてしまいますし、そもそもおもちゃを用意する金銭的な負担が大きくなってしまいます。
ですので、外食の時は、毎回たくさんのおもちゃを持ってこなくてOK!子どもと向き合ってゆっくりとお話しする時間に変えましょう!外食の待ち時間=ママやパパとゆっくりお話しして過ごせる楽しい時間であると子どもに捉えさせてしまうのです。また、そもそも子どもと話すのが苦手というママやパパならば絵本を持って来て絵本を読み聞かせるのもOKです。

我が家でも実践!その結果は?


上記の方法を生後8カ月頃から早速実践しました。

やり方と場所のチョイス
私達の家の近くは近所に個人経営、しかも子育て経験のある方が開いているレストランやカフェがたくさんあったため、そういったところでの練習から
スタートしました。おもちゃなどは持って行かず、ご飯が車で子どもとお話したり絵本を読んだり、手遊びをしました。また、絵本を忘れた!というときはメニューを見せて食べ物の名前を教えたりもしました。
毎回同じところで慣れてしまわぬよう、時々百貨店や複合アミューズメント施設の子どもイスがあり子連れに配慮されているお店も活用していました。
頻度としては週1程度、混んでいる時間をさけて早めか遅めにし、なるべくランチタイムに行くようにしました。

結果としてどうなったか
我が家の子どもは現在2歳10カ月ですが、席についたら自らメニューを眺めて商品を決め、自ら店員さんに「これください」と注文。注文後も、ママやパパとおしゃべりしたり、メニューを見ながら「これは何の食べ物?」とメニューを絵本代わりに楽しんだりしながら過ごせるようになりました。カフェなどまったりと時間をかけて過ごすところでも、絵本があれば過ごすことができています。

少しずつ慣らしてママやパパの負担を軽減しよう


外食が好き、おいしいものを食べたい、でも子どもが他のお客さんに迷惑をかけるのでは…と考える方もいらっしゃるかもしれません。子どもがいるからとあきらめるのではなく、少しずつ慣らしていくことで子どもでも大人と同じ店で同じように過ごすことができると私は身をもって実感しました。
子どもがいるからとあきらめるのではなくスモールステップで練習してみてはいかがでしょうか。最初は大変かもしれないが、最後はママやパパの負担も減って楽しい食事につながりますよ!

ふう

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