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2021.12.01

サンタさんの正体はいつ教えた?ママたちに聞く!カミングアウトしたときの子どもの年齢と方法



子どもが小学生になったのを機に「サンタさんの存在ってまだ隠しておくべき?」と悩むママは多いです。1~2年生の時期であれば、まだまだサンタさんの存在は信じる子どもは多いもの。しかし、成長するにあたり、「そろそろサンタさんの存在をカミングアウトしたほうがいいかな?」「うちの子だけサンタの存在を信じてて、お友達にからかわれたりしないかな」など、ちょっと心配になってしまうママもいるかもしれません。
そこで、周辺のママたちにサンタさんの存在をいつカミングアウトしたのか、どのようにカミングアウトしたのかを聞いてみました。

サンタさんの正体を教えるべき?悩めるママの本音

「我が家の子は小学4年と3年。下の子はサンタの存在をまだ信じているのですが、上の子はクラスのお友達との会話の中で、うすうすサンタの正体を知ってきているようです。とはいえ、まだまだ半信半疑のところがあり、「サンタって本当にいるのかな」「学校ではいないっていう人もいる」など、本人なりにいろいろ考えている様子。このタイミングで暴露していいのか、もう少し夢を見せてあげるべきか…判断に迷っています」(41歳ママ・子ども10歳9歳)

 

「7歳の子どもなのですが、テレビで子どもの枕元に親がサンタの代わりにプレゼントを置くシーンを見てしまったようです。そのせいで、「もしかしてサンタなんていないのでは!?」「いつもママが置いてくれているのか!?」と勘づいてきていそうな雰囲気。私としてはせめて小学校中学年くらいまではサンタを信じてほしいな~と思っているのですが、これを機に本当のことを教えてあげたほうがいいのかな…とも思い始めています」(35歳ママ・子ども7歳)

 
サンタの正体をいつ暴露すべきかは、いつの時代もママ・パパの大きな問題です。
「なるべくショックを受けない年齢で…」「どう伝えたら傷つかないかな」など、いろいろと悩んでしまうことでしょう。
筆者の周りでも、サンタの正体のカミングアウトについては、クリスマスが近くなると毎年話題になります。

どうカミングアウトした?サンタの正体を教えたときの年齢と方法について


子どもにサンタクロースの正体をカミングアウトしたときの子どもの年齢や、カミングアウトの方法は、多くのママにとって気になるポイント。ここからは、筆者の周りで「カミングアウト済み」のママに、当時の子どもの年齢や反応、カミングアウトの方法についてリサーチした内容をご紹介します。

小学校4~6年生でのカミングアウトが最多
筆者の周りでは、子どもが小学校4~6年生頃にサンタクロースの存在をカミングアウトしたといった声が多かったです。
これくらいの年齢になると、子ども自身も友達や漫画、テレビなどで「サンタはいない」という情報を得ることがほとんど。カミングアウトをしても「だと思ってた」といったあっさりした反応が返ってくることが多いです。実際、「カミングアウトに緊張したけど、意外と子どもは無反応だった」「すでに友達に聞いていたようで知っていた」「サンタの正体を知っていたけど知らないふりをしていたらしい」など、いろいろな声がありました。
子どもにむやみにショックを与えないタイミングとしては、おおよそ小学校中学年以降がベストなのかもしれません。
ちなみに、カミングアウトの方法はいずれのママも「シンプルに口頭で伝えただけ」だそうです。ある程度物事を理解できる年齢なので、スムーズに伝えやすいのかもしれません。

小学校低学年のケースも
少ないケースではありましたが、小学校低学年でサンタの正体をカミングアウトしたといった声もありました。
このケースに該当するママに話を聞いてみると、「上の子にカミングアウトする際に下の子も聞いていたので」といった声もありました。
サンタクロースの正体をカミングアウトした方法を見てみると、小学校低学年となるとさまざまです。たとえば、サンタクロースの正体について触れた絵本などを読んでから、ある程度イメージをさせておいたり、公認サンタクロースに触れつつ「そのサンタさんたちは日本まで来られないから代わりにママたちが準備している」と説明をしたりしているそう。いろいろな工夫が見られますね。

そもそも明確なカミングアウトをしていないママも多い
今回リサーチしてみると、「明確にカミングアウトしたことはないけれど、子どもがすでにサンタはいないことを知っている」というケースも多い傾向にありました。とくに、子どもはお友達との会話の中でサンタクロースの正体を知ることが多く、子どもながらに「親がプレゼントを準備してくれていた」と理解するようです。そのため、気が付いたら子どものほうから「今年のクリスマスプレゼントは○○がいい」と、親に直接伝えるようになってきていたといいます。小学校高学年にもなるとこうしたケースは多いようなので、むやみにカミングアウトしないというのも一つの選択肢になるのかもしれません。

子どもの性格に合わせてタイミングを考えよう


サンタクロースのカミングアウトは、大人が思っている以上に子どもにとってデリケートな問題です。
カミングアウトが早すぎたり、サンタクロースのカミングアウトで「まだ信じてたの!?」なんてからかったりしてしまうと、傷つけてしまう恐れがあります。
そのため、子どものタイミングを見ながら、どのようなタイミング・伝え方でサンタクロースをカミングアウトすべきか慎重に判断してくださいね。

粕谷麻衣

粕谷麻衣

フリーライター、記者

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