2015.07.12
何を持ってく? 子連れ海外旅行、荷造りのコツ!
夏休みシーズン到来! 特に海外へ出かける人にとっては、プランを立てたり荷造りするのも旅の楽しみのひとつですね。
とはいっても、子連れで海外となると身軽な独身時代と同じようにはいかないもの。日本から何を持っていくべき? 滞在中ラクに過ごせるマストアイテムは……?
2歳になる息子を連れて海外旅行を何度も経験している私が、実体験に基づき荷造りのコツを詳しくレクチャーします!
着替えを減らしたいなら、洗濯機付きホテルを選ぶべし
子連れ、特に乳幼児がいる場合とにかくかさばるのは着替え。汗かき、食べこぼしに加えておもらしなどハプニングまでカバーするとなると相当の枚数が必要です。
持参の目安は、洗濯できる環境にあるかどうかで大きく変わってきます。ホテルにランドリールームがあるなら、滞在日数分のセットがあればOK。洗濯なしで過ごすなら、滞在日数×2セットは必要です。現地で子どもの服をたくさん購入するつもりなら、それより少なめでもOK。
暖かい季節は薄着でかさばりにくいので、子連れ旅に慣れていない人はリゾート地または夏に旅行に出かけるのがおすすめです。とはいえ、施設のなかや朝晩は冷えることもあるので、長袖長ズボンも必ず荷物に入れておきましょう。ハイハイ期なら、ホテルの部屋でのハイハイ用に長ズボン(レッグウォーマーでも可)はマストです。
ちなみにおむつに関しては、私は断然、持参する派です。理由はふたつあり、ひとつめは肌やサイズが合わない可能性があること。もうひとつは消費するためどんどん減っていくからです。現地のスーパーでももちろん購入できるのですが、はじめてのおむつ使用で肌がかぶれないか心配。サイズもメーカーによって微妙に違うので、合わなかったら1パック全部が無駄に……。持参しても帰国間際にはほとんどなくなっている状態ですので、いつもここをおみやげスペースにしています。
小さい子どもがいる人は離乳食も心配ですよね。海外のスーパーにはベビーミールと呼ばれる離乳食が売っていますが、もちろんおかゆや雑炊など日本食らしいものはないので要注意。ただ果物のピューレなどはありますので、離乳食を始めたばかりの子どもにはぴったりです。
中期以降なら、日本から食べ慣れたものを持参するのが無難。あたためなくても食べられるタイプを選ぶのがおすすめです。ハワイなどアメリカはビーフ・チキンエキスが含まれるものの持ち込みができないので、原材料をよくみて準備しましょう。
おもちゃは行きの飛行機をやりすごす分のみでOK
子どもを退屈させないために、おもちゃや絵本を持参するママは多いと思います。
心配になりあれこれ詰め込んでしまいがちですが、最小限にとどめるのがコツ。行きの飛行機や目的地到着までの間を持たせられる分があれば十分です。旅先でもおもちゃなどを購入すること必至。滞在中や帰りの飛行機は、購入したおもちゃで遊んでくれるので、スーツケースを重量オーバーにさせないためにも持参おもちゃは少なめにしておきましょう。
さらにあると便利なものはコレ!
滞在が1週間以上になるなら、ぜひ荷物に入れてほしいのが爪切り。子どもはすぐ爪が伸びるため、旅先でもこまめに切ってあげるのがベターです。体温計や常備薬も、万が一のために荷物の中へ。
ボディソープも、使い慣れたベビー用の「メディスキンベビー」を持参しました。
先日オーストラリア・シドニーへ子連れ旅行しましたが、2歳の息子に「あってよかった!」と思ったのは、100円ショップのプラスチック水筒。ペットボトルがまだうまく飲めず、コップの飲み物もこぼしてしまうため、水を入れて常に持ち歩いていました。これは機内でも大活躍! 中身を空にして持ち込み、搭乗してすぐCAさんに水を入れてもらいました。ペットボトルに装着するタイプのストローやキャップでもいいですが、国によっては飲み口のサイズが合わないことがあるので要注意です。
ママの足元は軽さと歩きやすさを基準に!
子どもアイテム以外で、とても重宝したのはReebokの超軽量シューズ「Skyscape」。
旅先でめいっぱい遊び倒したいので、疲れない靴を!と選んだのがこれ。ブラジャーの素材を使用しているため裸足感覚で足元がとても軽いです。
機内ではスリッポンタイプでリラックスし、滞在中はピンクで可愛いスニーカータイプの2足使いで快適に過ごせました。荷物に入れてもあまりかさばらないのもよかった!
あとおすすめなのは大きめのトートバッグ。現地スーパーでの買い物やおみやげの荷物をまとめるときに便利です。今回滞在したシドニーでは、スーパーでのエコバッグ使用は日常的。オリジナルのトートバッグを現地で購入するのもアリです。
普段は仕事に追われてしっかり休めないワーママにこそ、夏旅行は必要です! 抜かりなく準備して、楽しく思い出に残る夏休みを過ごしてくださいね。
佐藤望美
エディター/ライター