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2020.08.20

認可保育園でも違いがある!子どもが通っている認可保育園の特徴を聞いてみた


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同じ認可保育園でも、父母会活動がまったくない園・盛んな園、入園前にこんなものを用意するの?など、意外に違いがたくさんあるようです。入園してみないとわからないことってけっこうあるんですね。
保活のときはなかなか入手しにくいそんな情報、今回は「我が子が通っている保育園はこんなことがある!」エピソードをご紹介します。

夏祭りはすべて父母会マター

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筆者(子ども12歳、9歳、2歳)の子どもは3人とも認可保育園。上2人と一番下は違う保育園なのですが、上2人の保育園の夏祭りが毎年すごい! 一度じゃんけんで負けて、運営会長を経験したのですが…
保育園の園庭ではなく、近くの小学校の校庭を借りて大々的にやるのですが、100%父母会が行うんです。この準備が、まあ大変! 運営会長、副会長、会計の3人がメインで小学校の副校長とのやり取り、小学校近隣住民へのあいさつから始まり、ポスター作成&近所に貼らせてもらう、出店の準備(これはさすがに各クラスに振りますが)などなど。当日も各出店を回って様子をチェックしたり、夏祭りフィナーレの盆踊りの準備をしたり。
地域の人たちもたくさん来場してくれて毎回盛り上がるので、楽しいし達成感はありますが、やっぱりママの負担や大変さはかなりのものでしたね。

今次男が通っている認可の夏祭りは、保育園の園庭ですべて保育士さんが行うので、子どもや保護者は完全にお客さん状態。「ぜんぜん違~う!」と本当にびっくりしました。

布団カバーだけでなく、用意する袋がいっぱい!

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認可は、掛布団カバー・敷布団カバーなど、入園前に作らなければならないものがたくさんあると聞いていましたが、いざ入園が決まって説明会に行くと、なにやら袋類のサンプルがたくさん置いてあったんです。
掛布団カバー・敷布団カバーのほかに、登園バッグ、布団カバー入れバッグ、洗濯物入れバッグ…バッグだらけでびっくりしました(笑)説明会では「市販のものでかまいません」とは言われたのですが、サンプルや、他のクラスの棚にある袋を見ると、けっこう手作りっぽい。
結局、布団カバーと登園バッグは作りましたが、布団カバー入れバッグと洗濯物入れバッグは市販のものに。登園バッグもすでに薄汚くなってきたので、これも市販でよかったかなぁ…なんて思っています。〔Hさん、子ども2歳〕

入園前に用意するものも、同じ認可でもかなり違うようですね。最近は布団カバーや入園バッグをオーダーメイドで作ってくれる店やサイトも多いので、それを利用してみてもいいかも。

冬になると特別に用意するものがある

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上の子と下の子で違う認可に通っていました。
ところで「ブーティー」って知っていますか?布でできていて、底にはちゃんと滑り止めがついている上履きのようなものです。靴下とはちょっと違う。上の子の保育園では、秋から冬にかけて、この「ブーティー」を用意してください、とのことでした。床が木なので、足がしもやけっぽくなってしまう子が多いためだったとか。登園した後は、靴と靴下を脱いで、このブーティーをはかせるわけです。最初は「どこで買うんだ?!」と戸惑いましたが、ネットで簡単に手に入りました。手作りというツワモノ(?)ママもいましたね。
下の子の認可は一年中裸足、先生すら「ブーティーってなんですか?」状態です(笑)
〔Kさん、子ども9歳、5歳〕

この記事を書くまで、「ブーティー」というものを知らず、保育園は室内=裸足だと思っていました。床暖のない家でも使えそう!

保護者会やイベントはすべて休日

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会社のママ同僚や他の保育園のママ友(みんな認可)は、「今日は保護者会だから」「劇の発表会だから」と、1日休んだり午後半休を取ったりしています。さすがに運動会は、パパたちも見に行くので、ほとんどの認可が土曜に行われているようです。
でも、家の子どもたちが通う認可は保護者会・その他のイベントはすべて土曜日
保護者会は年に3回ほど、ミニ劇発表会も年に1回あるので、そのために有休を使わなくていいのはとても助かりますね。〔Mさん、子ども13歳、6歳〕

確かに、イベントがすべて休日というのはとてもありがたいですね。土曜出勤のママはどうしているんだろう…なんて思ってしまいしたが。

毎年クラスひとりひとりプロフィールを作成

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この話をすると、「へー!」と驚かれるのですが…下の子が通う認可では、毎年ひとりひとりA4サイズの「子どもの詳細プロフィール」を作り、それをクラス代表のママが冊子にして、保護者に配るんです。
上の子が通っていた認可ではないものだったし、他のママからも聞いたことがなかったことなので、最初は驚きました。でも、入園時はこれがあったおかげで他の子の名前と顔がすぐに覚えられたし、なんとなく性格もわかってよかったですよ。保育園だと普段、特に送迎時はバタバタして、他の子の顔すらほとんど見れないですから。
〔Tさん、子ども9歳、2歳〕

1年以上たっても、下手したら卒園まで同じクラスの全員の子の名前が覚えられない、なんてことはよく聞きます。プロフィール作成はちょっと大変そうですが、情報があるのはありがたいかも。

 

いかがでしたか。違いの中にも、「うわ! 大変…」と思うことや、「あ、それいいな」と、うらやましく思うものもあったのでは。
認可と認証、無認可ではまた全然違うと思いますが、今回の取材で同じ認可の中でもけっこう違いや特色があることにびっくりしました。在園中はちょっと大変と思うことも、卒園してみたらいい思い出になっているママも多いようです。
みなさんの「うちの子の保育園はこんなことがある!」というエピソードも聞かせていただけたら幸いです!

田崎美穂子

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