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2017.11.02

「保育園に預けながらの離乳食」効率的に進めていく方法とは?


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色々な食材を試して段階を踏みながら進めていく、離乳食。
離乳食本のスケジュール通りには進めるのはただでさえなかなかうまくいかないのに、働きながら進めていくのはもっと大変なのではないかと感じてしまうかもしれません。
特に離乳食初期は、10倍粥や食材を細かくペーストにしなければならず、手間がかかりますが、せっかく用意してもほとんど食べてくれなくてがっかりしてばかり!ということも多いと思います。私の場合、仕事をしていて時間に余裕がなくてせかせかとしてしまい、落ち着いた気持ちで食べさせることもできず、子どもにも無理をさせているのではないかと悩んでしまったりもしました。
しかし、保育園に通いながら離乳食を始めると、実は色々なアドバイスを受けながら進めることができるのです。今回は保育士さんや栄養士さんに相談しながら、実際に試してみた方法をご紹介します。

水分の多いものから進めていく

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我が家の息子の場合、麦茶など水分はOKなのに、離乳食を食べさせると「おえっ」となってしまい、吐き出していました。この場合栄養士さんからいただいたアドバイスでは、舌触りが気になって吐き出してしまう可能性があるので、水分が多いものから試してくのが良いとのこと。例えば、ポタージュ→かぼちゃやさつまいもペースト→りんごのすりおろしなどの順に進め、魚などはそのままだとぼそぼそした食感のため、とろみをつけて食べさせると食べやすいとのことでした。こちらの方法を我が家でも試し、少しずつですが慣れさせていくことができました。

ベビーフードやフレークを利用する

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初期のおかゆは食べる量がほんの少量なので、キューブ状にして冷凍するより、栄養士さんのおすすめの市販の無添加のフレーク粥を利用したほうが効率的だったのでよく利用しました。離乳食初期用のベビーフードも取り入れ、自分の作ったものより、息子はよく食べてくれ(笑)離乳食が2回食になると、保育園でそのうち1回は昼食として手作りのものを食べさせてくれるようになるので、自宅ではベビーフードを利用して、息子の好きなものをトライアンドエラーで探すことに。
保育士さんには、「この時期はまだ母乳やミルクがメインの栄養源なので、離乳食はごはんではなく、おやつをお試しで食べさせているぐらいに気楽に考えていればいいですよ〜」とアドバイスをもらい、気負わずに進めることができました。

離乳食が進んできたら、保育園と連携して効率的に進められる

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保育園の入園時には、「食材お試しリスト」が配られます。家で試した食材には◯をつけていき、すでに試した食材を把握することができ、また、新しい食材を試した際には、連絡帳に記入し保育園と共有していきました。
食べられるものが増えてくると、保育園から事前に配られる1ヶ月分の献立表に、その日の献立に使う食材が全て載っているので、食べたことがない食材のみ先に自宅で試したり、間に合わない場合は給食から除去してもらうこともできます。
たとえば、すでにほうれん草や小松菜を食べたことがあって、似た種類の食材でチンゲン菜のみ食べたことがない場合、保育園の食事で試してもらう、といったこともできるようになり、効率的に試した食材を増やしていくことができました。また息子がどんなものが好きか、食材のかたさや大きさ、食べさせ方など、毎日アドバイスをもらうことができました。
またお昼の離乳食だけでなく、おやつも手作りのものを出してくれるので、家ではとても作る時間がない、手の込んだ色々な種類のメニューを保育園では食べさせてもらえるのです。

仕事をしていると離乳食に手間をかけることができないと気にしてしまうこともあるかもしれませんが、保育園に通っていれば、自分ひとりではなく、 常に保育士さんや栄養士さんのバックアップを受けながら安心して離乳食を進めていけるのです!保育園は働くママにとって、本当にありがたく、心強い存在ですね。

アリガ トシコ

アリガ トシコ

ライター兼1歳児の母。家事は適当でおおざっぱ派。出産前は会社員としてマーケティングの仕事をしながら、ブライダルピアニストを兼任して活動。作詞作曲、ピアノ、キャンプ、山登りが趣味。大のビール好きで、ライブとビールを融合させた音楽イベントを開催している。現在は、フリーで仕事をしながら育児と家事の両立を目指して奮闘中。


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