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2019.09.26

「この家事やめました!」ママたちが切り捨てた家事とは?



最近、巷でチラホラ耳にするのが「この家事やめました」という話題。それでなくても多忙な働くママにとって、少しでも家事を少なくすれば、日々の負担も減るのですから、やめられる家事はやめたい! が、本音ですよね。

では、いったいどんな家事をやめたのでしょう? あるいは、結局やめなかったものは? ちょっと気になる意見をピックアップしました。

この家事はやめました!

布団干しに週イチのシーツ替え」
週末、晴れていたら必ずやっていたのが布団干し。ふかふかのお布団は気持ちいいけど、家族分の布団を干し、シーツの洗濯、その後のベッドセッティング、重労働で大変です。最近、今さらながら布団乾燥機を購入、これでも充分だし、シーツも週イチで交換していましたが、今では汚れたり気になったら洗濯する感じなので、冬場なんて月に1回くらいの時もある。母がそうしてたから「週に1回は洗濯しないと」と思い込んでたけど、けっこう平気なものですね(Nさん/子ども・9歳)

「タッパーウェア使うのをやめた」
残ったおかずをタッパーウェアに入れてました。でも、翌日食べるということがほとんどなくて、せいぜいパパのお弁当に入れるくらい。でも、毎回でもないし、変に残ってジェル化するかカビはえる恐ろしい状態でゴミ箱行きになることもしばしば・・・。タッパーを洗うのもけっこう大変だし(食洗機に入れられないし)、洗ったタッパーはかさばるから収納も面倒。少し使わないでいると、ベタベタするし。一応2つくらい残しておきましたが、後は捨てたらスッキリさっぱりしました。お弁当に使えそうな夕飯の残りがあれば小皿でラップでも充分です(Kさん/子ども 5歳)

「誰かの探し物を探すこと」
家族、私以外のすべての人が、ハサミどこ? かゆみ止めってどこだっけ? エアコンの取説は? お名前ペンなかったっけ? コレいれるのにちょうどいい大きさの紙袋ない?・・・こうしたリクエストに一切お応えするのをやめました。「自分で探せ!」一度、耐えきれずに叫んだ瞬間、うわーコレだ、コレが私の大嫌いな家事だったんだ!と思いました。私が探さなければ、ブツブツ言いつつも、自分であっちこっち探してます。ま、ヒントくらい(iPod? なんか玄関の方で見たな〜とか)あげますけどねw(Hさん/子ども 6歳)

「ゴミ箱をひとつにした」
それぞれの部屋にゴミ箱を置いていたのを撤去、キッチンに大きなものと分別用のゴミ箱を用意。脱衣所にゴミ箱ないと不便かなと思ったけど、なければないで、みんな仕方ないから、ゴミ持ってキッチンにあるゴミ箱まで捨てにくる。子ども部屋なんてゴミ箱を置いていても、デスクやフローリングの上に平気でティッシュや食べたお菓子の袋が落ちてるし、どうせそれを拾ってゴミ箱いれて、そのゴミ箱を回収する手間考えたら、もういっそゴミ箱はひとつでいい。たいしたことではないが、たいしたことじゃない家事の積み重ねが大変になるのだから、ひとつでも減らしていくのが大事!(Aさん/子ども 5歳・9歳)

回数減らしただけでも負担は激減!の家事

「掃除機出すの、減らしました」
掃除機をかけて雑巾がけ、が、いつものパターンでしたが、最近雑巾がけをやめました。掃除機がけの回数も減らしました。よくよく考えたら平日は夕方帰宅するまで家に誰もいないのですから、そうそう汚れないんです。夕飯時に子どもがこぼしたものだけ、もう手づかみ(笑)でポイポイして、ウェットティッシュで拭くだけ〜(Yさん/子ども 3歳)

「アイロンがけ→クリーニングへ(夫持ち)」
仕事柄、夫は毎日スーツでシャツもアイロンがけしていました。これが数枚ためてからやるんだけどけっこう時間もかかって大変。そこで夫に家事分担しないなら、お金分担してくれ!と迫り、夫のお小遣いでクリーニング代を捻出。しかも回収・配達してくれる業者を選んだので行く手間もありません(Iさん/子ども 7歳・11歳)

「スーパー通いを減らしました」
ネットスーパーを使うようになりました。最初はちょっと手間がかかったけど、私なりのやり方を決めたらすごいラクに。それは、まず頼む前日の昼休みに、3日〜5日分くらいのざっくり献立を考える。帰宅したら冷蔵庫をのぞいたりして、なくなりそうな調味料とか、あとはティッシュとか雑貨類もチェックしてメモ。で夜、子どもが寝た後に注文、だいたい買う物を決めてあるから、30分もかかりません。これで、あとは足りないものは目の前にあるコンビニで充分。会社帰りのスーパーは総菜を買うには便利だけど、あれこれ買うと大変だし、重いし。保育園お迎えしてからの子連れスーパーはさらに大変。最近は足りない1品くらいならコンビニの総菜も充実してるし。ルーティーンにしてしまえば、かなりラクです。時々週末に家族で大きなスーパーへ行き、ネットスーパーにない外国製の缶詰めとかビール購入したり、お菓子を選んだりするのが楽しいイベントになったのは意外な効果!(Oさん/子ども 3歳)

ラクそう!便利そう!と思ったけれど・・・

「洗濯物をカゴにポイはラクだけど」
洗濯物を取り込んで畳むのをやめるとラク、というのを見て、これだ!と思い早速やってみました。でも、ダメなんですよね。カゴにいれるとクシャクシャと折りじわがつくし、ひっくり返して着たい服や下着を見つけるのも案外と面倒。夫婦に子ども2人、4つのカゴを廊下に置いているのですが、目に入ると落ち着かないし、子どもが蹴飛ばして遊んだりもするし。友だちはこの方法にしてから「すごい手間が減った」って言うんだけど、やっぱり人それぞれというか、家庭によるんだと思う。私は料理は手抜きだし、スーパーのお総菜コーナーが我が家のキッチンくらいに思ってますが、どうも色とりどりの洗濯物がドカンと山になって、廊下でホコリかぶってると思うとダメ。結局、元通りに畳むようになりました(Uさん/子ども 4歳・10歳)

「ルンバ買っても片付ける手間は一緒」
ルンバ買ったんだけど、結局、掃除してますね。うまく利用している人はとてもラクになるって言うけど、うちでは、まずルンバが動けるよう、散らかったものを片付ける作業がある。で、床に散財してるモノを戻してしまえば、後はクィックルワイパーかけるほうが、パパっときれいになった感じがする。掃除する前の、「片付ける」っていう作業は結局やらなくてはならないなら、もう手間は一緒って感じです(Wさん/子ども 6歳)

「この家事やめました」は人それぞれのやり方がある

「夫の家事分担、やめてもらいました」

あるママのこのご意見には、筆者も「え?」となりました。家事といえば分担する、というのが共働き家庭の鉄則です。夫に家事を手伝ってもらうのやめたら、ママの負担増えるいっぽうなのに、と思ったのですが。でも、ちょっと違うみたいです。

「まず、家事分担について話し合うのが面倒。夫が担当の家事をなかなかやらないので、いつ催促するかとイライラするのも気分が悪い。夫が不機嫌になって、こっちも不機嫌になって、いやぁ〜な雰囲気になると余計にストレスたまるし。家事をした夫がドヤ顔するのを見るのは、もっとイヤ! もはや夫の家事分担に期待するのをやめた

このママ、案外とさっぱりした表情で「自分でした方がラクだからとやっていると、いつまでたっても夫が家事を手伝わないって言われるのよね、でも私は夫に指示を出したり、アレコレ言うのが苦手だし、言ったところでスグにやるわけでもなくて、例えば洗い物頼めば、わざとガシャガシャ音たててお皿洗ったりする、微妙な不機嫌アピール、あれがホントに嫌なのよ。それなら私がやってしまったほうがいい。それで私の方が不機嫌な顔して、夫が気遣うぐらいでちょうどいい」と言うではありませんか。

・・・なるほど、そういう考えもあるんですね。

性格によっては、他人に任せることがストレスになる場合もあります。人によって、その家事が面倒かどうか、好き嫌いもからみますし、性格も関係してくるので、それぞれ違って当たり前。イライラ・モヤモヤするポイントは様々です。何でもかんでも家事をやめれば、ママがラクというわけでもないのですね。

ちなみに私が最近やめた家事は

「夫の洋服は畳むが、しわまない」

こと。ご本人が決まった場所にしまわないと「アレどこだっけ?」「お前、どこに入れたの?」とウルサイウルサイ! しまう手間より、聞かれることが面倒だし、思い出せなかったり見つからなかったりすると、夫が苛立ちつつ、チラチラと私を見て小声で「どこ、しまったのか、わからないのかよ」って、んもう!これ、最もカチンとくる! というわけで、今は畳んでテーブルの上に積み上げ、帰宅した夫は最初にそれを自分なりの方法で引き出しやタンスにしまう方法になりました。

あなたなりの「家事の取捨選択」、自分にあった「ラクな家事のやり方」夫婦の形にあった「家事分担」、試行錯誤しながら見つけていきましょう!

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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