2020.03.11
働くママたちの貴重な時間!「ランチタイム」どう過ごす?
ワーキングマザーにとって、自由な時間はのどから手が出るほど欲しいもの。
ですが、子どもがいる週末はなかなかまとまった自由時間をつくるのは難しいですよね。
その点、仕事のある日のランチタイムは考えようによっては自分だけの貴重な自由時間です。
ワーママのランチタイムの過ごし方いろいろ、ご紹介します!
おしゃべりで癒される
同僚と会議室でランチしたり、外に食べに行ったり。
これが一番多いパターンではないでしょうか。
気分転換にもなりますし、なにより女性は「共感」で元気になる生き物です。
新しいお店の情報交換や、テレビドラマの話題など、たいして内容のないことほど癒されるときってありますよね。
人事部で働くSさんは、ランチタイムまで仕事の話をしたくないので、部署の異なる同期とのランチをすることが多いそうです。
ときには愚痴を言ったり、聞いたりすることが何よりのストレス解消ということでした。
ランチタイムくらい自由にさせて!
かたや、ひとりのランチタイムを好むママもいます。
職場によっては単独行動が許されない雰囲気のところもあるのだとか。
NPO法人に勤め始めたNさんの部署は、女性が多め。
特に人間関係は悪くないものの、ランチタイムには不思議な同調圧力が働いていることに、入社間もなく気づいたそうです。
ほとんどの人がランチ持参か、買ってきたものを会議室で食べます。
ここまではいいのですが、問題は次です。
みんなが揃うとおもむろに会議室の電気が消され、プロジェクターのスクリーンが明るくなります。Nさんが入った当初は、星野源さん、新垣唯さん主演の某人気ドラマのDVDが発売されたばかりでした。そう、そのDVDを暗くした会議室でお弁当を食べながら黙々と見る、というランチタイムだったのです。
ちょっとすごいな、と思ったNさんでしたが、なかなか抜け出すことができず、現在に至るそうです。
今はなんのドラマを見ているのでしょうね。
ランチタイム1人派
自由には代えられない、とひとりランチを決行するママも何人かいました。
その内容は人それぞれ。
TOEIC受験を目指しているIさんは、ランチタイムはお弁当もそこそこに、勉強する時間にあてています。
せいぜい40分ほどですが、家だと家事などが気になって集中できないので、会社の休み時間は貴重なのだと話してくれました。
ひとりランチ、2人目はHさん。
ランチタイムになると、シューズに履き替えて外に出かけます。日課のウォーキングを済ませると、社食でお昼ご飯を食べるそうです。
食べる時間をずらすと食堂も空いているし、このスタイルが気に入って、このところ続けているそうです。
最後のGさん。
とにかく時間が足りないから、と早起きして朝にまとめて家事をやっているGさんは、お昼になると少し眠くなってしまいます。
そこで、昼休みは昼寝、最近で言うところの「パワーナップ」を取ることにしました。
長すぎると逆効果ということなので、20分と決めて実行するようになって以来、午後眠くなることもなく、パフォーマンスも上がったのだとか。
こうしていろんな人のランチタイムを並べてみると、たかがランチタイム、されどランチタイムと言えそうですね。
時短勤務でランチタイム返上派も?
ママたちのなかには、時短勤務をしている人もいますよね。
Fさんは介護の仕事を時短でしていますが、仕事柄、ランチタイムの時間はまちまちです。
一応6時間以上の勤務から1時間ランチタイムはもらえるそうですが、ゆっくりしている時間はあまりないのだとか。
とはいえ、短い時間のなかで買い物したり、公園でボーッとしたり、ギャラリーで絵を見たり、リフレッシュの意味合いも大きいということでした。
時短で勤務している人のなかには、ランチタイム返上で働いている人もいるかもしれませんね。また、在宅勤務をしている人も、ランチタイムと勤務時間の境界線を引くのが難しいと言っていました。
働きながら子育てしていると、自分だけの時間がいかに貴重かわかりますよね。
ランチタイムを有効に活用することが、午後の仕事、帰宅後の子どもの相手をするためのワーママのパワーチャージになります。
皆さんは、どんなランチタイムをお過ごしですか?
ランチタイムが自分を取り戻せる時間になるといいですね。
冬木丹花
ライター