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2020.05.12

「自粛生活中の買い物」どんな工夫をしている?ママたちの買い物事情!



小池都知事の「スーパーに買い物に行くのは3日に1度程度に」発言は記憶に新しいですが、「そんなの無理!」「どうしてもちょこちょこ買わなきゃやっていけない」という方も多いのではないでしょうか。
数日に1回程度、あるいは宅配やネットスーパーなど組み合わせて買い物にはなるべく行かないなど工夫している。いや、私は毎日コンビニに行っている。家族の人数や生活スタイルによって、自粛生活の中での買い物事情もさまざまなようです。
今回は、食材や日用品をどのようにどこで買い求めているのか、ママたちの買い物事情を緊急アンケートしてみました。

毎日近所のスーパーやコンビニに行ってます


家族の食事を1日3食作る。どうしても毎日ちょいちょい足りないものが出てきますよね。近所のスーパーやコンビニに毎日足を運んでいるというママも多いと思います。

・子供が寝た後の遅い時間に
子ども3人、1人は食べ盛りの高1男子なので、すぐに食料が底をつきます。余分に買っても食べられてしまので、毎日ちょいちょい買い足さないといけない。
下2人が寝た後の10時過ぎくらいに、近所のミニスーパーやコンビニに買い出しに行きます。ちょこちょこ買いのうえに、面倒くさくてレシートはすぐ捨ててしまうので、食費にいくら使っているのか把握していません。最近はインスタントラーメンや冷凍食品を多めに買うようになったかな。
家族全員分3食作っているので、食費は跳ね上がっているはず。怖い…
〔Tさん、子ども15歳、12歳、5歳〕

・買い物は旦那に託す
保育園も休園、マスクをしたがらない1歳児を連れての買い物はちょっと怖いので、今は通勤している夫に買い物を託しています(夫はリモートワークできない職種)。
なんやかんや足りなくなったり買い忘れを思い出したり、毎日お願いしています。買い物内容はLINEで連絡。休園になってから、子どもが好きなパンを大量に買っているかな。
いつも利用していた駅中のスーパーは混んでいるので、近所の小さいスーパーで済ませています。入り口に消毒液が置いてあるし、比較的空いているので何となく安心。
たまに夫が帰宅後、子どもを見ててもらって私が買いに行くこともあります。20分足らずの買い物とはいえ、唯一子どもと離れて外出できる時間になっています。
〔Uさん、子ども1歳〕

子どもが寝た後、空いている時間を狙う、毎日買い物に行くにしても、なるべく人込みを避ける工夫をされていますね。時間や人込みを気にせず、サクッと買い物に行ける毎日が早く戻りように…

3日に1度を守っているわけではないけど、数日に1回程度


数日分の献立を考え、食材はある程度ストック。買い物は2~3日に1回にとどめようにしている、というママたちを紹介します。

・冷凍庫の大きい冷蔵庫に買い替えた
子どもも夫も家にいる毎日。仕事をしながら「昼ご飯、夕飯なにしよう…」と考えて集中できない。コロナ自粛生活になる前から、朝ごはんや夕飯はストックした冷凍モノや冷凍食品を出すことが多かったので、常に冷凍庫はパンパン。
これに昼ご飯も加わるし、冷蔵庫も16年使ってるし…という勝手な理由で、冷凍庫の容量が大きい冷蔵庫に買い替えました!
今は3日に1度程度、主人と夜中に車で買い出しに行き、主に冷凍の食材を買っています。食べ盛りの男児が2人いるので、冷凍の牛丼の素やパスタ類、フライものは必ず買いますね。1回で10,000円オーバーすることもしばしば。作る面でも、金銭面でも、給食のありがたみをひしひしと感じています。〔Hさん、子ども13歳、11歳〕

・買い物要員は1店1人で2日に1度程度
魚と肉はここ、野菜とパンはここ、という感じでお店を2~3か所にわけて、毎回はしご状態で買い物をしていました。
今は、主人、私、高校生の息子の3人で店を分担(?)して買い物をしています。2日分の昼食・夕食に何を食べたいか、ほぼ強制的に決めさせ(朝ごはんは超適当)、食材を各携帯のLINEに送って、2日に1回ほどそれぞれ買い物に行く。最初は誰かが文句を言ったり、「なんでそんなに買ってくるの?」というトラブルもありましたが、今はルーティーンワークとして定着しています。
買い物で食材をよく手に取るようになったからか、簡単なものなら主人や息子が作ってくれるようにもなりましたね。〔Sさん、子ども16歳〕

この自粛生活の中で、冷凍ストックを増やす、買い物を家族で分担するなど、さまざまな作戦を立てているママも。でも皆さん、一様に食費が跳ね上がっているようです。トホホ…

ネットスーパーや生協を組み合わせて利用、店には行かない


ソーシャルディスタンスは保たれているものの、やっぱりお店で並ぶのはちょっと…などの理由から、ネットスーパーや生協などの宅配に頼るママたちを紹介します。

・大物は生協、小物はネットスーパー
生協は週一宅配、ネットスーパーは朝注文すればその日の夕方に届きます。
生協ではお米やオムツ、ティッシュなどの持ち運ぶには重い大物、ネットスーパーでは食料品全般を買ってきます。
ネットスーパーは2日に1度程度使っていましたが、今はコロナの影響で利用者が増え、配達に3日くらいかかることも。とはいえ、3日に1度は届くので、今のところお店に行かずにまかなえています。生協は1回5〜6千円、ネットスーパーは1回3〜4000円に抑えるようにしています。超えちゃうこともしばしばですが…〔Yさん、子ども8歳、2歳〕

・それぞれ強みのある宅配を使い分け
野菜や日用品が充実している宅配と、料理セットが充実している宅配を使い分けています。
子どもがコロナの影響で休校に入ったのをきっかけに、今まで利用していた宅配に加え、料理セットが充実している宅配サービスに加入しました。
料理セットは家族3人分で1セット800円前後。材料(ちゃんとカットされている!)も調味料も揃っていて、作り方も割と簡単、時短でできるものが多いんです。「献立を考えて、材料をそろえて、切ったり刻んだりして…」という工程がないのは、ものすごくありがたくストレスレス!1週間で10セットくらい買っています。あとは野菜と日用品の宅配で、お店に足を運ばなくてもだいたいのものは揃えられます。混んでいるスーパーやコンビニに並ぶのは、今はまだ少し抵抗があるので…
〔Fさん、子ども10歳〕

働くママにとって、宅配サービスは強い味方です。買い物になかなか行きづらい状況の中で、食材や日用品を玄関先まで届けてくれるのは、本当にありがたい!

お昼はほぼ毎日テイクアウトorデリバリー


買い物とはちょっと違うけど、食材を買いに行かずに済む方法の一つとして、昼ご飯をテイクアウトやデリバリーに頼るママも多いようです。1食作らなくていいって、やっぱり楽!

・頼りになる! カフェのテイクアウト弁当
近所のカフェが、コロナの影響でお弁当のテイクアウトのみの営業に。しかも500円ワンコイン弁当、容器や中身もちょっとおしゃれで、副菜も多めで栄養バランスもいい。日替わり弁当なので、昼ご飯は週4回くらい買ってますね。「このおかずはちょっと子どもは苦手かも…」という時は、親の分だけ買って、子どもは冷凍チャーハンというパターンも。
主人は普通に通勤なので、子ども2人と私の3食分で1,500円。外でランチすると1人で1,500円使ってしまうこともあるので、それを考えたら安くあがっている、と思っています。
〔Kさん、子ども10歳、6歳〕

・ウーバーイーツさまさま
休園・休校で給食がなくなって、子どもに「何食べたい?」と聞くと、「マクドナルド!」「ケンタッキー!」という答えばかり。今はお店も混んでいて並ぶのは抵抗があるので、初めてウーバーイーツを利用してみました。商品合計額に対して3割ほど手数料がかかりますが、子どもが食べたい!食べたい!と騒いで「今はダメ」と諭したり、作る労力を考えたら、安いもんだと思うようにしています。
ファーストフードだけでなく、「前から気になっていたけど子連れでは行けそうにない」と諦めていた店のご飯をデリバリーできる。大げさですが、今はそうやって美味しいものを食べられるのが生きがいです(笑)〔Yさん、子ども7歳、4歳〕

「人に作ってもらうご飯」って、なんでこんなに美味しいのでしょう(笑)テイクアウトや低価格のデリバリーは利用してみる価値大のようです!

緊急事態宣言が5月末まで延期され、「まだ続くのか…」と鬱々してしまう毎日。普通に出勤したり、自由に外出できるのがどんなに贅沢なことだったか、改めて考えさせられます。
でも、3食しっかり口にできること、少しの買い物や家の中なら比較的いつもどおりの生活が送れること、これって十分幸せなのかもしれません。
とはいえ、やっぱり悶々としてしまう日々が続きますが、あともう少し!(だと信じたい!) 今は買い物に行く時が外に出るチャンス(宅配中心の方は散歩など)。マスク越しですが外の空気をたっぷり吸いこんで、なんとか乗り越えていきましょう。

田崎美穂子

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