2020.05.19
家計簿が続かない!今日からできる簡単「お金管理」のアイデア
お金の収支を管理するうえで欠かせないのが「家計簿」ですよね。
家計簿は、計画的にお金を管理できるアイテムである一方、「途中で面倒になり続かない」といった声が少なくありません。
筆者は何度も家計簿に挑戦したものの、1週間と続かず、長い間どんぶり勘定で生活していました。
そこで、今回は家計簿が続かないママに向けて、筆者が実際に実践し、なおかつ続けられたお手軽なお金管理アイデアをご紹介します。
カレンダーに収支を記入
家計簿が続かないママにおすすめな、お金管理のアイデアが「カレンダーに収支を記入する」です。
リビングやキッチンなど、普段過ごすことの多い場所にカレンダーを置き、その日の収支をその日のうちに記入しましょう。ペン類もすぐ近くに置いておくか、挟めるタイプの筆記用具をカレンダーに引っかけておくことで、その場ですぐに書き込むことができます。
ちなみに筆者は、毎日必ず使う「冷蔵庫」に磁石でカレンダーを貼り付けて、クリップ式のボールペンを挟んでいます。キッチンに立ったタイミングですぐ書き込めるので、意外にも数年この管理方法が継続できています。
カレンダーなら、ノートのように「テーブルに広げる手間」「書き込むページを探す手間」がありませんので、思い立ったらすぐに実践できます。
スマホのアプリを活用
最近は「レシートを撮影するだけで記録できる」「クレジットカードや口座と連携して記録できる」など、便利な家計簿アプリが登場しています。
お買い物が終わったらレシートを撮影するだけで項目ごとに収支を記入できますし、クレジットカードなどと連携すれば、カードを使うたびに自動的にアプリにも収支が記録されるのです。
ワンアクション、もしくは一切の手間がなくアプリにお金の動きを記録できますので、どんな面倒くさがりでも続くでしょう。
筆者の場合は、水道光熱費や家賃など、引き落としでの支払いや、クレジットカードで支払ったものを「連携機能」を使って記録しています。
アプリに記録した内容を見ながら、カレンダーへの記入漏れがないかチェックしたり、時間が空いた時にまとめてカレンダーに書くためにカレンダーとアプリを併用しています。
アプリを展開しているクレジットカードを利用する
アプリを展開しているクレジットカートを利用することで、専用アプリから月ごとの支出を確認できます。
クレジットカードの利用歴が明確になっているので、見たまま家計簿やカレンダーに記入できるのでとても便利です。そのうえ、貯まっているポイントもこまめにチェックできますので、うっかり有効期限が切れてポイントが失効してしまう…と頭を抱えることもありません
家計簿が面倒、カレンダーに書くのも面倒…という場合は、利用歴をスクショして保存し、管理するだけでも、お金の動きを把握できますので「ズボラ家計管理」としておすすめの方法です。
項目ごとにお金を袋分け
簡単でありながら分かりやすく、使いすぎ予防にもなるのが「項目ごとにお金を袋分けする」です。
食費や日用品、レジャー費など、項目ごとに袋を準備し、その中にそれぞれの予算を入れておきましょう。毎月、袋の中に入れたお金だけでやりくりをするように心がけるだけですので、非常に簡単です。
そのうえ、袋分けでお金を管理することで、支出と使える残りのお金が一目で分かりますので、使いすぎを防ぐことにもつながります。
筆者はレジャー費や趣味のお金を主に袋分けで管理しています。特に、趣味のものはついつい買いすぎてしまいますので、袋分け管理がピッタリでした。
お金の管理は「簡単に」でOK
お金の管理は重要です。しかし、お金の管理が手間となったり、負担になってしまうと、なかなか続けられないもの。だからこそ、管理は「簡単に」で問題ありません。もし、今回ご紹介した中に実践できそうなものがあれば、ぜひ試してみてください。
粕谷麻衣
フリーライター、記者