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2020.06.02

学級崩壊とは?小学校の学級崩壊しやすいクラス担任(先生)の特徴をママたちにも聞いてみた!



休校期間が終わり、学校再開で改めて「新学期」を迎えているご家庭も多いことでしょう。特に新小1のお子さんを持つ親御さんは不安も大きいのではないでしょうか。

また、クラス替えなどもあり、新しい学級になると気になるのが「学級崩壊」という言葉です。

今回の記事では多くの保護者にとって気になる「小学校の学級崩壊」についてと親の対応についてをわかりやすくまとめました。実際に学級崩壊のクラスだったというママたちによる「こんな先生は学級崩壊しやすい!」という体験談も掲載していますので、親の実感として参考になればと思います。

学級崩壊とは

いわゆる学級崩壊とは、子どもたちが教室内で勝手な行動をして教師の指導に従わず、授業が成立しない、集団教育という学校の機能が成立しない学級の状態が一定期間継続し、学級担任の通常の方法では問題解決ができない状態にいたっている場合
引用:文部科学省

文部科学省では「いわゆる」と前置きしている通り〝学級崩壊〟とは呼ばず「学級がうまく機能しない状況」と表現しています。崩壊、という言葉は、ガラガラと崩れ落ちるような印象がありますから、ちょっと激しすぎるからでしょうか。

・・・とはいえ、親からすれば学級崩壊は学級崩壊なんですね。

授業もままならない状態では、学習面の遅れや子ども同士のトラブルなど親の不安は募るばかりです。最初に低学年の学級崩壊についてお話しましょう。

低学年の学級崩壊

・小1の最初はみんな落ち着かないもの
・親が不安になると子どもの不安は倍増しやすい

学級崩壊の低学年化はかなり前から話題にのぼっていました。特に小学校1年生は保育園や幼稚園からあがってきて、なかなか最初は学校の習慣になじめない子が目立ちます。

ひとりふたりならともかく、学級によっては30人からなる子ども達を、ひとりの先生が見守りながら授業も進めていくわけで、こうした子たちの世話をするあまり、他のことができなくなり、一種の学級崩壊に近い形になることはあります。

ただし、1年生のはじめは多くの子どもたちがまだ「席について先生の話を聞く」学校の約束に慣れていません。また、低学年の子どもたちは環境の変化に大きな不安を抱くと共に、興奮もしやすく、どうしてもクラスが落ち着かない状態になりやすいものです。

今年度はいきなり休校になった学校も多く、特に子どもたちも不安を抱えています。学校再開後1〜2ヶ月の間は、少々学級が落ち着かず、子どもが不安定な様子を見せても、親が神経質になりすぎずないようにしたいですね。

まず親は落ち着いて子どもの話を聞いてあげましょう。小1や小2では子どもの話もあちこちにとび、よくわからないかもしれません。そこで真顔になってあれこれと問い詰めると、よけいに子どもは「何か悪いことが起きているかも」と心配になります。

「いろいろあるよね〜」
「大丈夫だよ」
「困ったらママに話してね」

と両手をひらいて大きく受け止めるイメージで話を聞いてあげたいですね。

では、何度か話を聞くうちに「これはちょっとまずいんじゃないの? まさか学級崩壊?」と思ったら、親はどうするべきでしょうか。次では低学年だけでなく高学年にも共通する「学級崩壊かなと思ったら親はどう行動すべきか」をお話します。

学級崩壊かなと思ったら

・子どもの話をよく聞く
・周囲の状況を見極める
・必要に応じて学校や先生に連絡をする
・あくまで「心配です」のスタンスで相談すること
・対処してくれない場合は強く学校にアピールすることも必要

小学校は毎日保護者がお迎えに行くわけではありません。クラスの様子もわからないですし、少し大きくなると子どもも学級内のことについて口をつぐみます。

それでも子どもが

「○ちゃんも○君もいつもどっか行っちゃう」
「みんな授業中にしゃべってるよ」
「休み時間じゃないのに校庭へ出ちゃうんだ」

こんな話を繰り返すようなら、意識して子どもも話を聞いたほうがいいですね。また、

・ノートやプリントを見ても授業が進んでいる様子がない
・宿題もでない
・宿題を提出しても先生が見た形跡がない

といった勉強の気配が見えなくなってくる場合。あるいは

・モノがなくなる
・休み時間以外に友だちと遊んでいる様子がある
・ケンカしてたという話が毎日のようにでる
・学校が怖い、つまらないといった話をする
・先生をバカにしたような態度や言動をする

こんなことが度重なり、「おかしいな?」と思ったら、クラスの状況についてより注意深く見守ったほうがいいと思います。

だいたい、学級崩壊の一歩手前までいっていると、周囲から「○組って大丈夫なの?」といった声が聞こえてきます。また、別のクラスの子たちが「うちの先生、隣のクラスがうるさくて大変だから、今日もそっちに途中から行っちゃった」なんて話が出てきて、クラスの違うママたちから「だいぶ荒れてるらしいわね」と言われたりもします。

良いか悪いかは別にして、学校へ行く機会をつくり、授業の様子をこっそりのぞいてみた、というママの体験談もありました。子どもの話は子どもの視点でいいように変わりますが、その辺も踏まえて「実際にどんな感じなのか」見極めていく必要がでてきます。

このような状況になったら、親として学校に問い合わせをしたり、先生にお話をしてもいいと思いますが、いきなり「どうなってるんですか!」と詰め寄っても解決策にはつながりません。大切なのはクラスが落ち着き、きちんと学習ができる環境になることです。

親が無関心ではなく、学校運営について気にしていることをアピールすることによって、学校側もより強い体制で学級の立て直しに動くという面は実際にあります。クレームをつけるのではなく、なるべく具体的に「宿題もまったく出なくなったけどどうしたんでしょうか」「うちの子だけかと思ったら、他の子もノートに何も書いてきてない様子で授業がどうなのかなと心配です」と、学年主任や教頭先生(副校長)に相談という形で話をしてみましょう。

小学校学級崩壊の立て直し


学級崩壊の立て直しは、それなりの人数がいる規模の小学校であれば、先生のひとりやふたりは経験しています。親が気づく前に、だいたい、教頭先生や校長先生といった管理職、学年主任の先生がたが状況を把握して、なんらかの手立てを打っているはずです。

ただ、学級崩壊の難しいところは、こうしたベテランの先生が教室にいる間は秩序が保たれているのですが、先生が出ていったとたんに元通りになってしまう点です。

学級は子どもたちと先生で成り立っています。先生の指導力が問われるのはもちろんですが、では子どもたちはどうでしょうか。残念なことに子どもの学校に関心のない親もときおりいます。逆に過干渉というか、なんでもかんでもクレームをつける、いわゆるモンスターペアレントもいるかもしれません。

学級崩壊の立て直しは「学校のことだから学校に責任があり、学校に任せておけばよい」とまるきり無関心ではすまされません。なぜなら、わが子が通う学校だからです。

もし深刻な状態の学級崩壊であれば、別途に保護者会が開かれたり、先生からの説明があるでしょう。仕事の都合もあるでしょうが、なるべく参加し、クラスの状況を親もきちんと理解して、先生がどう対応していくのかを聞きましょう。

そしてわが子に対しても、たとえば「ちゃんと座って先生の話を聞こうよ」と話してみましょう。「えー、だって他の子だって歩いてるし〜。先生の声、ちっちゃくて何言ってるかわかんない!」・・・小3や小4くらいになると、これくらいのことは反論してきます。

でも、こうして「みんながうるさいから、わたしもうるさくしていいだろう」が学級崩壊の原因のひとつです。まず、子どもがなぜ「ベチャクチャ話しているのか」本人の理由もきちんと聞いてあげましょう。たとえ間違った理由であっても、言い分は聞きます。言い分を聞くと、クラスの様子がよりリアルにわかることも多いです。そしてき聞いた上で、諭すことが大切です。

授業中に歩き回ったり、好き勝手に遊んでいいわけがないのですから、しっかり家庭でも子どもに言い聞かせる必要はあります。「学校とは何をするところか」を子どもに理解させるのは親の責任のひとつではないでしょうか。

【ママたちの体験から】学級崩壊する先生・教師の特徴は

ズバリ、毅然としていない先生。子どもに対してはきちんと怒ることができない。保護者会などにでると親の発言や態度に萎縮しまくっている。子どもはしっかり様子を見ているから、この先生なら大丈夫と思えばどんどんうるさくなるし、親も先生のことバカにしてるから平気と思う。悪循環(Nさん)

次女のクラスは学級崩壊していました。数人、落ち着きのない子や問題を起こしやすいタイプの子がいて、先生はその子たちにかかりきり。保護者会で「補助の先生にひとり入って頂いて、先生は授業に専念できませんか」と指摘したが、先生は「そういうお子さんを見捨てるような教育はしない」と。確かに正論だし、その熱意は正しいとは思いますが、そのために他の何十人の生徒が授業中に何もせず、そのうちみんな隣の子と話し出すのでは本末転倒です。クレームばかり言う親が問題なのはわかりますが、本当に心配したり不安なために発言する親も多いのです。学校は保護者の意見もある程度は耳を傾けて、冷静に考えてほしいです(Kさん)

大学を卒業したばかりの先生が担任になったのですが、最初からクラス運営ができてない感じでした。「すごい怒鳴りまくって、そのあと、急に泣きながら、みんなどうしてできないのって言うんだよ」と子どもから聞いて、これはまずいな、と。挫折を経験したことがない先生なのかな、と思いました。途中から理想通りにいかないことに失望したのか、学校も休みがちになり、その都度、いろいろな先生がクラスで授業をやるので、宿題の出し方などもみんな違い大変でした。若くて経験のない先生にいきなり担任を持たせるのではなく、もっといろいろ経験させてあげてください!それから担任を持つのでは遅いのですか? 先生が足りないって学校に言われましたが、はいそうですか、しょうがないですね、と親が納得できるわけがありません・・・(Mさん)

みんなが思うほどわかるような「えこひいき」をする先生。授業の進め方が本当にヘタ(授業参観で見ていて親がざわつくほどだった)。そんな先生でも慕う(そぶりを見せているだけだと思う)子たちだけをやたらかわいがり、そうでない子たちの親を呼んでは「精神的に落ち着きがありません」「ちょっとカウンセラーさんに相談したらどうですか」などと言い(うちも呼ばれました)、結果、複数の親が学校へ押しかけてしまった。クラスの半数以上の親が先生に対して反感を持ち、だから子どもは「最低の先生にあたったよね」となり、平気で先生に反抗し、言うことをきかなくなり・・・と、どんどん悪い状況になっていきました。学級崩壊ってこういうふうになっていくんだ、と間近で見た1年でした(Sさん)

親も先生も学校も「子どものために」

後から考えると、学級崩壊は先生の指導力や性格ももちろん大きく影響するわけですが、そこに親がからんで悪化することが多いのだな、と。その先生は今でも「良い先生だった」とは思いませんが、なんていうか保護者に対しての対応法など、先生にアドバイスできる上司がいたら、あそこまでひどくはならなかったのかな、とか思います

途中から親vs担任の先生みたいな図式が出来上がってしまった。一番大切な子どもの存在をみんな忘れて熱くなっていた。今は当時の自分の行動をちょっと反省もしています。子どものためにクラスの雰囲気が良くなるように、学校と先生と親がみんなで協力しましょうと冷静になって、子どものためにと一致団結するべきだったのかな、と・・・

Sさんは、自らの体験について話してくれたあと、こう語ってくれました。

学級崩壊はさまざまな要因が重なり、どんどん悪い状況におちいるケースが多いようです。その途中で大抵は親なり学校なり気づくわけですが、それぞれの立場を守るのではなく、常に「子どものために」という姿勢を保ちながら、原因をひとつずつ取り除いていくことが、学級崩壊の立て直しには必要なのかな、と感じました。

 

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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