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2021.07.07

勉強することリストは逆効果!?夏休みの宿題をスムーズに終わらせるコツ



もうすぐ、子どもたちが待ちに待った夏休みが始まります。しかし、働くママにとって夏休みは、学校がある時と違って子どもの過ごし方やお昼ごはんに気を配らなければいけない上に、夏休みの宿題のサポートまで発生する、苦労の多い季節ともいえます。
今年の夏休みこそ、親子バトルすることなく、子どもが自らやる気を出して宿題を進めて欲しいですね。この記事では、わが子の実体験とともに勉強のやる気を引き出す方法と、夏休みの宿題のサポート方法を紹介します。

体験談・勉強することリストをやめてみたら


夏休みの宿題をスムーズに終わらせるためには、まずはその日にやるべき宿題を書き出すことから始めると思っていませんか。実は、私もそうでした。

その日にやるべき勉強することのリストを、中学生の我が子のために私がつい最近まで作成していました。自分で何を勉強すべきか考えられるようになることを目指して、私は勉強することリストをせっせと準備していたのです。

そんなある日、目から鱗のYouTubeを発見します。そのタイトルは受験指導専門家のにしむら先生というチャンネルにあった「【逆効果】勉強することリストがやる気を下げる」というもの。

確かに、毎日「早く始めなさい」「全部終わってないじゃない!!」と親子バトルの繰り返しでした。「勉強することリストを作成していたから、我が子はやる気が出なかったのか」と私は愕然とします。

早速その日から、勉強することリストの作成はストップです。しかし、これ幸いと我が子が勉強しなくなるのではと心配でなりません。私がお勧めしたい勉強内容を一覧にして、「お母さんのお勧めはこれよ。何を勉強したか後で教えてね」と伝え、選択・決定はわが子に任せました。

すると、なんということでしょう。その日はわが子が自ら勉強して、「これをやったよ」と教えてくれたのです。毎日言い争いが絶えなかったのに、びっくりです。

それ以来、私は勉強することリストを作成していません。その日に勉強したことを我が子が私に伝えることにしています。丸つけを忘れていたり早くゲームを始めたいとズルしたり、実際には完璧とはいえず、私が頭を抱えることも正直ありました。しかし、わが子は毎日自ら勉強を続けているのも事実です

この「勉強することリストを止めたら、子どもが自ら勉強を始めた」体験から、夏休みの宿題をスムーズに終わらせるための方法を、BRAVAを読むママのお子さんに多い小学校低学年向けに紹介します。

1.「今日はこれだけできた」と達成感を感じて、やる気を引き出す


家庭で勉強することリストをつくらないと決意しても、実際には小学校から宿題一覧表や夏休みの予定表が配布されて、宿題を進める計画を立てるように指導されるでしょう。学校で子どもが作成した宿題計画などは、せっかくなので活用します。しかし、見方を変えます。

宿題一覧表、予定表、宿題計画は、「今日は宿題をこれだけ進められた」と成果を確認するために使います。できたことに着目して、子どもが達成感を感じることで、やる気を引き出すためです。

その日にどれだけ宿題を進めたか確認できるように書き出す方法は、なるべく手間がかからないようにします。宿題一覧表、予定表、宿題計画などにページ番号を書きだす、1ページごとにシールを貼る、チェック印や×印をつけるなど、続けやすくて好みにあった方法を選びましょう。

ママがパソコンを得意な場合や、ちょっと手間をかけてもいいと思えるなら、会社によくある営業成績の棒線グラフのようなものを準備して、やった項目に印やシールを付けるのもいいですね。

いつでも見る・チェックできる、自然と目に入るところにこれらを置いて、「今日も進んだね」「毎日がんばっているね」とママが子どもに伝えます。

私もですが、ママはつい「これが終わってない」「全然進んでいないものがある」とできていないことばかり注目してしまいがちです。ネガティブなことを言わずに、発想を転換して「こっちはこんなに進んだのだから、それもすぐにできるわよ」と、できたことを認める声がけを心がけましょう。夏休みを過ごすうちに、ママは改善して欲しいことがたくさん出てくると思いますが、まずは勉強した事実を認めて、今日昨日一昨日と積み重ねたことをほめます。

子どもが勉強で達成感を味わうための秘訣が「連続記録」です。●日連続で問題集を解いた、●ページ連続で合格したなど、連続するとうれしくて続けたい、やめてはいけないと思います。ゲームで●日連続プレイとなると、続けたくなる心理を参考にしてください。

 

2 子どもが選んで決める


今日はどの宿題をどれだけ進めるか、子ども自身が選んで決めます。他者に言われるのではなく、自分で選んで決めると「やらなくては」と使命感を持ちやすいからです。なかなかやる気が出ないときにも自分で選べば、使命感から宿題を始めなくてはと感じやすくなります。

「うちの子、選べるかしら」と心配なら、「まずは国語か算数をやったら」など選択肢を提案しましょう。ママに押し付けられたと思わずに、子どもが自分で選んだと感じることができるように心がけてください。

なかなか宿題に手をつけないときにも、効果があります。

例えば、
「今日は宿題を自分のダイニングテーブルでやる? それとも和室のテーブルにする?」
「ストライプの鉛筆で宿題をする? それともキャラキターの鉛筆?」
など、子どもが選びやすい提案をしてみませんか。子どもは自分で選んだから宿題をやらなくてはと、自然に気分が切り替わる効果が期待できます。ママが「早く始めなさい」と怒鳴るよりも、子どもは宿題をやる気になるでしょう。

夏休みの宿題がスムーズに終わらせることができるか心配なママには、予備日を多くとることをお勧めします。「土日は宿題をしない」「夏休み最終日の2週間前に宿題が終わらせよう」などのゆとりを確保すれば、うまくいかなくても立て直すチャンスがあるから安心です。

今年の夏休みこそ、宿題をスムーズに終わらせよう

夏休みの宿題も毎日の勉強も、子どもがやる気を出して進めるのが理想です。「勉強しなさい」と毎日言い続けるのはママもしんどいですし、親子バトルはできるだけ避けたいですね。

今年の夏休みの宿題をスムーズに終わらせるために、今回ご紹介した勉強することリストをつくらずに、子どもが選んで決めた宿題を進めて達成感を味わう方法を試してみませんか。

 

大沢有貴子

大沢有貴子

家庭学習サポート専門家、ライター

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