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2022.04.27

小学生の「子ども同士の約束」で親が意識したい3つのこと



小学校に子どもが入学してしばらくたつと、お友達ができた様子にひと安心したのもつかの間。「明日お友達と約束した!」など急に子ども同士の遊ぶ約束を伝えられて、とまどう親も多いのではないでしょうか。子ども同士で決める約束は曖昧な内容が多いため、実際に約束の場所に出かけてみると誰もいなかったりする場合もあるようです。
そこで今回は、子ども同士のお約束のときに親が意識したいポイントやママ達の体験談をご紹介します。

子ども同士のお約束は微妙?ママ達に聞きました!


子ども同士のお約束は、時間や場所、誰と遊ぶのかが不明なものが多いようです。子どもはしっかりお約束したようでも、確認手段がないため当日誰もいなく、一人で帰ってきたといったママの声もよく聞きます。曖昧な子ども同士のお約束に、どのように対応しているのかママ達に聞きました。

小学校2年生の頃からクラスの友達と約束してきて、週末や放課後に近くの公園で遊ぶようになりました。
自立を感じられて嬉しいのですが、友達とのお約束は集合時間や場所をしっかりと決めない内容が多く、当日来ないなんてことも頻繁にありました。今ではお友達との約束前に集合時間などはママにしっかり教えてほしいと伝えています。
(Tさん 子ども8歳)

平日は習い事があるので遊ぶのは難しいのですが、週末は子ども同士で遊ぶお約束をしてくることがよくあります。
口頭でお約束できなかったときは、子ども同士でラインを使ってお約束していますね。
それを見守っています。(Mさん 子ども9歳 、7歳)

コロナ渦で週末に外遊びできるのは、親としても嬉しいです。
ただ、子ども同士のお約束はかなり微妙!間違えてお誕生日の次の日にお友達が家にきたこともあります。そこで低学年の時は何時にどこで集合と書かれたお約束の内容をメモにしてお友達とお友達のママに渡すことにしました。ママ同士でラインの交換をしたり、お話したり、よく遊ぶ予定のママとはできるだけ連絡を取り合える関係を築けるようにしています。(Sさん 子ども9歳 、11歳)

親が意識したい3つのポイント

いつ、どこで、だれとを確認
何時にどこで誰と遊ぶのかを子どもに確認しておきましょう。子どもはお約束のために、何が必要かを分かっていないことが多いようです。
低学年のうちは、時間を決めたり、場所を指定したりすることが難しいため、親のフォローも大切。曖昧な内容のお約束の場合は、子どもと一緒に遊ぶ予定の場所に行き、どんな結果になるかを見守りましょう。
お友達と会えなかった場合は、何の情報が足らなかったのか、子ども自身で考えられるようにフォローできるといいですね。
またよく遊ぶお友達のママとは連絡先を交換しておくと、ママも安心して見送ることができます。

ルールをチェック
子ども同士で遊ぶ場合は、事前に危険な場所に入らないことや交通ルールを守って移動することを親子でチェックしておきましょう。
子どもは夢中になると、まわりが見えなくなることが多くなるため注意が必要です。低学年のうちはしっかりとルールを守っているか親が様子を見て、危険な行動をしている場合はその場で教えてあげましょう。日ごろから帰宅後の子どもの話をじっくり聞いて、ルールを守っているかもチェックするのも大切です。

避難場所や連絡方法を確認
危険を感じた場合の一時的な避難場所や、連絡方法を親子で確認しておきましょう。大きな災害時には特定の地域に電話が集中するために、携帯電話や家の電話はつながりにくくなります。事前に非常時のお互いの連絡方法を確認したり、待ち合わせ場所を決めておいたりすることが大切です。低学年の場合は、自分の名前や住所を言えるように練習したり、親の住所、電話番号を書いたメモを持たせておくと安心ですね。

子どもとの連絡に役立つアイテム


子どもが友達と外出している際に役立つのが、キッズケータイや腕時計です。
キッズケータイは子どもの居場所を確認できるGPS機能や、通話、メールなど各社のさまざまな機能があるのでチェックしてみてください。
子どもに携帯を持たせるのはまだ早いとお考えの方には、アラーム付き腕時計もおすすめ。
お出かけ前に予定時間をセットしておけば、遊びに夢中な子どもに帰る時間をお知らせしてくれるため便利です。

子どもが成長するにつれ、子ども同士のお約束はどんどん増えてきます。
まずはお友達同士のお約束に必要なことは何かを理解し、身につけていくことが大切です。
子どもが成功を積み重ねていけるように、ゆっくりと見守っていきましょう。

 

蒔田てっら

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