2021.10.05
親子で楽しむ「芸術の秋」芸術体験は子どもの想像力を高める!!おすすめ施設も紹介
秋といえば芸術の秋。過ごしやすい秋には気軽に楽しめる美術館で芸術の世界を楽しんでみませんか?芸術は子どもの想像力を豊かにし、忙しい日常から離れてアートに触れ合うことでリフレッシュの効果も。今回は芸術体験のメリットや親子で楽しめるオススメの施設をご紹介します。
クリエイティブな能力は子どもの未来に必要な力
これからの時代を生き抜くために、想像力は子どもに必要な力だと言われています。
今後はAIやロボットにさまざまな場面で仕事の多くをとって代わられる可能性があり、すでに単純な作業は自動で行う場面も増えています。
どんどん便利になって嬉しい反面、AIが人の代わりに多くの仕事をこなしてしまう可能性があります。
AIはデーターや数字を扱う機械的な作業を得意とし、クリエイティブな分野や複雑な判断を伴う作業を不得意としています。
今こそ人間ならではの能力や、クリエイティブな能力を子どもたちが身につけておく時ではないでしょうか。
芸術のメリット
文化庁は、文化芸術が創造力や想像力、思考力など人間にとって重要な資質を形成するとしています。子どもたちが文化芸術の鑑賞、体験することは、豊かなコミュニケーション能力の育成に効果をもたらすと期待しています。
そのため子どもが邦楽や日本舞踊などの伝統文化体験、鑑賞ができるように支援し、環境を整えることを目指しているようです。
今後は学校などで音楽や演劇などの文化に触れる機会が、増えていくかもしれませんね。
お手軽ママ達のアート体験
芸術といっても、音楽、演劇、美術鑑賞などさまざまなな種類や体験があり、とても広義なものですよね。
コンサートホールや美術館にお出かけもいいですし、お出かけしなくてもお家で塗り絵をしたり、絵を書いたりするお手軽アート体験もオススメです。
実際、ママたちにどのように芸術を楽しんでいるのか聞いてみました。
子どもの頃好きだったアート雑誌や画集を購入して、子どもと一緒に見たり、絵を見てどう感じたかを話し合ったり、絵を切り取って壁に飾ったりしています。料理のイラストが好きなので、今は架空のメニューを考えて、そのイラストを描くのが楽しいようです。
(Mさん 子ども 8歳)
家の庭で育てているお花を使って、簡単なフラワーアレンジメントを子どもと楽しんでいます。自然と触れ合いつつ、ステキに見えるお花の組み合わせを考えてもらっています。完成したフラワーアレンジメントは、お家に飾ったり、お友達にプレゼントしたり。
(Sさん 子ども9歳 、11歳)
子どもと気軽に行ける関東のオススメ3つの美術館
子どもが騒ぐのが心配で、美術館をレジャーの選択肢から外してしまう方も多いでしょう。
最近は気軽に子どもと一緒に作品鑑賞を楽しんでほしいことから、子ども向けの展示や体験が用意されていたり、子ども向け設備を充実させたりする美術館も増えています。
現代アートに触れる!東京都現代美術館のこどもとしょしつ
東京都現代美術館は、2019年3月末に子どもに優しい美術館としてリニューアルオープン。美術館には子ども向けのアートに関連する本が読める「こどもとしょしつ」があります。
海外の子ども向けの本もあり、本屋さんでは見かけない珍しい本に出会えるかも。
地下1階のファミリーレストラン「100本のスプーン」にはアートに触れ合えるおもしろい仕掛けがありオススメです。
ものづくりが楽しい!アンデルセン公園 子ども美術館
「ふなばしアンデルセン公園」の子ども美術館は、年間を通してさまざまな展示やワークショップを開催している体験型の美術館です。
体験型美術館なので、親子で回りに気兼ねすることなくのびのび楽しく過ごせますね。
遊び心満載の美術館 PLAY! MUSEUM
PLAY! MUSEUMは、「絵とことば」をテーマに展示やさまざまな体験を親子で楽しめます。
展示だけでなく、自由に作品を触ったり、作ったりできるユニークな美術館。
併設のカフェでは企画展にちなんだカフェメニューを楽しめるのも嬉しいですね。
芸術にふれることは、子どもが想像力を豊かにし、感じたことを表現するいい機会になります。
作品を鑑賞したり、自由に作品を作ったりすることで、いつもとは違った子どもの一面が見られるかもしれません。
この週末は親子で芸術の秋を楽しんでみませんか?
蒔田てっら
webライター