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2022.02.18

<ピアノの習い事>何歳から?習って感じるメリット、デメリットや気になる疑問にお答え!



日本トレンドリサーチ青山ラジュボークリニックによる調査」によると女の子に習わせたい習い事ランキングで1位となっているピアノ。
我が家の双子もピアノを習っていますがピアノを習わせたいけれどどのくらいからやればいい?親が大変なのでは?といろいろな質問をされます。これからピアノを習わせたいと考える方へ、ここでは、実際に子どもにピアノを習わせている筆者が感じた体験をもとに、ピアノの習い事の疑問を解決できたらと思います。

2歳10カ月からピアノを習いだした我が子の変化


まずは実際にピアノを習っている我が子がどのように変化していったかをご紹介します。

習い始めはただ何となくやっているだけだった
我が子は2歳10カ月にピアノの習い事をスタート。個別レッスンのところですが、先生のご厚意で双子一緒にレッスンをさせてもらっています。
親である自分自身がピアノをやったことがないので、自宅でピアノに触れさせた経験もなく、ピアノの習い事は初体験。
子どもたちは当初ノリノリで受けているというわけではなく、ただ習い事の日だから行くという感じで練習も主体的にはやっていませんでした。

 

大舞台で「できる」を実感してピアノ大好きに
双子に大きな変化があったのはピアノを初めてから6か月後に行われたピアノの発表会。
大舞台で毎日練習した曲をステキなドレスを着て弾く、多くの人から褒められる、何よりも毎日練習をしたことによって「できるようになった」など、多くの経験によってピアノ大好きになりました。現在ピアノをはじめて約1年が経ちました。今では主体的に練習をして習慣化しています。練習をして「できるようになる」という過程を楽しんでいるようです。

いろいろな方針があって悩む!ピアノ教室の選び方は?


ピアノ教室は先生あるいは教室の方針でさまざまなカリキュラムが組まれており、どの教室を選ぶべきかで悩む方も多いようです。ピアノ教室の傾向はいくつかの種類に分類されます。まずは、ピアノ教室の種類について知っていきましょう。
 
個別か集団か
ピアノ教室を選ぶ時に最初に選択するのが個別指導が集団指導課という点。集団は大手のピアノ教室が行っていることが多く、さらには未就園児から年少児が対象として多い傾向にあります。個別は、未就園から就学まで幅広い年代で対象とされ、個人でされている教室の場合に多い傾向にあります。
そのため、まずは集団レッスンを受けさせたいということであれば大手のピアノ教室、大人数が苦手という場合には個別レッスンをしている個人のピアノ教室を探すと良いでしょう。

ピアノを習う目的別に選ぶ
何を目的にピアノの習い事をスタートさせるかも、教室選びに大きくかかわります。まだ、ピアノを弾くまでには至らないけれど、音感やリズム感をつけたいと考えた時には、ピアノを弾くというよりも音やリズムを学ぶことに特化したところを選ぶのがおすすめです。
こちらも未就園から年少児向けに多く、まずは音に慣れ親しむことを目的にいろいろな楽器を使ったり、ピアノに合わせて歌ったり、ピアノの譜面を使わずに好きなようにピアノの音を出したりします。

ワークブックがあって音譜に色塗りをしたりもできるのでとにかくまずは楽しく、音楽に親しむことができるといえます。
ピアノを弾けるようになることが目的であれば実際に譜面を見ながらピアノを弾かせてくれる教室を選びましょう。子ども用の楽譜を渡してもらい、実際に数週間かけて1曲を弾けるように練習します。

発表会などもあり、大勢の人のまでピアノを弾く等さまざまな経験をさせてあげることができます。
なぜピアノを習わせたいか、どうなってほしいかなど目的に合わせて選んでみましょう。我が家は、いくつかの種類のピアノ教室の見学に行きましたが、未就園で団体行動が苦手であったことと、そもそも双子姉が「ピアノを弾けるようになりたい」という思いがあったので個別の、ピアノを譜面通りに弾くところへ入れています。

 
我が家の双子のレッスンスケジュール
我が家の双子は2人で30分のコースで受講。前日に宿題が2曲出ているのでその曲を先生の前で弾いて、出来をチェックしてもらい、できていないところを先生と練習します。その後新しい曲を1曲練習し、音符の読み方や、音当てゲームをし、指の体操をしておしまいです。
3歳児ということもあり特に物足りなさを感じることが無く集中して取り組めています。

 

未就園、未就学でピアノを習うのは大変って聞くけど…実際どう?


特に頂くことの多い質問です。未就学児までは親が主体的に関わらなければならないので親側の負担も多く、習わせる時の検討要因となるようです。未就園児で習ってみて実際にどうなのかをお伝えします。

練習の誘導が大変
未就園でピアノを習っているママたちからよく聞かれるお話しです。ピアノが楽しい、練習したいと思えるようになるまで練習をしたがらないことの方が多いです。ここが1番大変ですが、毎日同じタイミングで練習をさせ、習慣化するようになれば自分からやりたがるようになるので親の負担も少なくなるといえます。

特に弾くタイプのお教室は家出の負担が大きい
弾くタイプの教室は家次回教室で弾く曲を宿題として渡されるので家で練習をすることが、圧倒的に多いです。また、新しい曲だけでなく前回教室で練習した曲も宿題として出されます。
親がある程度のピアノの知識がないと練習に付き添うのが大変ですし、練習のための時間も確保しなけれならず、親の負担になるといえるでしょう。
ちなみに筆者はピアノを習ったことがないので教室で先生に教える時のポイントを聞いたり、YouTubeで宿題の曲がどんなものかををチェックしながら練習に付き添ったりしています。

 

ピアノを習って感じたメリットとデメリットは?


ここでは実際にピアノを習わせてみて親が感じたメリットとデメリットについてご紹介します。

ピアノを習わせて感じたメリット
1番のメリットは音や音楽への興味が出てきたことです。今までは反応しなかった商業施設の館内音楽やテレビから流れてくる曲にすごく反応し、曲名を聞いてくるようになりました。
また、歌を歌っているときも以前はびっくりするほど音が外れていたのですが、音程がしっかりしてきました。
さらにピアノは手をたくさん動かすので、手先が器用になったようにも感じます。
細かい遊びや細かい動きができるようになり、他の人からも手先が器用だといわれることが増え、ここは、成長をしていくうえでのメリットになっていると感じています。

ピアノを習わせて感じたデメリット
未就園児は気分にむらがある時期ですので、自ら弾きたいと練習を始めたわりには、できないことが悔しくて泣きながら弾いたりかんしゃくを起こしたりするので関わりが面倒に感じることがあります。ただ、これはピアノだけでなくすべての習い事に精通する部分かもしれません。
また、練習のために親がスケジュールを調整する必要があります。我が家はリモートで仕事をしているのですが、ピアノのための練習時間を捻出することがとても大変です。
さらに、ピアノを用意するというのもデメリットに感じる方もいます。いつまで続けるかわからないから高い買い物はできずに悩んでいる、置き場所に困る、家で練習すると隣から騒音としてクレームが来るなど、自宅での練習環境について悩むママも多いようです。
ちなみに我が家は、電子ピアノにしており昼間はボリュームを最小限にして練習、夜になってしまう時には娘と1つずつイヤホンをシェアして練習しています。

 

ピアノを習ったことで大きく成長!子どもがやりたいと思ったらまずは体験!

ピアノを習ったことで、我が家の子どもたちは精神的にも、音程や手先の器用さの面でも大きく成長しました。2歳代からの習い事で周りからは早いのでは?といわれることもありましたが、今の成長を見ると早すぎたと感じることはありません。
年齢が幼いと親が大変な部分もたくさんありますが他の習い事も同じかなと感じます。もしも、お子さんがピアノを習いたいと思った、あるいは我が子にピアノを習わせたいと思ったら、まずはいろいろなところに体験に行き、我が子に合うところを見つけてみてはいかがでしょうか。

ふう

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