2022.03.10
小学校の学校行事は何があるの?どれくらい参加すべき?保護者参加のチェックポイント
小学生になると学校行事が増えるため、「学校行事ってどんなもの?」「親はどれくらい参加するの?」など疑問に思うママも多いのではないでしょうか?平日に行われる行事も少なくないため、働くママはお仕事の調整が必要になり、楽しみな反面、不安に感じることも。
そこで今回は前向きに学校行事に参加するために、小学校の学校行事についてのポイントや注意点をご紹介します。
小学校の学校行事
学校行事は学校で行われる行事、イベントのことです。
文部科学省によると、望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図ること。
また集団や社会の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるとしています。
つまりは学校行事の体験を通して、子どもたちの健やかな成長やいい人間関係、集団の一員としての自主的な行動を目指しているようです。
保護者参加の主な学校行事
保護者参加型の学校行事は、入学式、保護者会、個人面談、運動会、学芸会、学校公開、卒業式などがあります。
何をどの時期にやるかは学校によって違いがありますが、季節に応じた内容の学校行事が多いようです。
子どもだけが参加する行事は、避難訓練や校外学習、夏のプール、学習発表会、大掃除などさまざま。
子どもだけが参加する行事の中にも、遠足や修学旅行、林間学校などは、お弁当や着替えなど持ち物に関して、親のサポートが必要になるものがあります。
知っておきたい学校行事のポイント
年間予定表でスケジュール調整を
年間予定表でスケジュールを確認しておきましょう。平日の昼間に行われる学校行事もあるため、働くママは仕事の調整が必要になってきます。
年間予定表は4月の保護者会などで配布する学校が多く、学校のホームページに4月上旬に掲載する場合もあります。
4月に決定している予定が記載されていますが、新型コロナウイルス感染症の影響によって、中止や変更されるケースも増えているようです。
月間予定表や毎月の学校だよりで変更をお知らせする場合が多いため、毎月のチェックは必要です。
年間予定表は、コピーをリビングに張っておいたり、スケジュール帳にはさんでおいたり、スマートフォンで撮影したりしておくと、管理しやすく見やすいためおすすめです。
学校行事は交流のチャンス
学校行事は保護者同士での交流を深めるいいチャンスでもあります。
仕事を持つ保護者にとって、平日の学校行事は億劫に感じることもありますが、普段なかなか話す機会もないため、コミュニケーションをとっておくと安心な面もあります。
親睦を深めておくことで、学校生活や子どものことなど知っておきたい情報交換にもなり、後々の学校でのトラブル解決にも役立つことも。
子どもの様子を話したり、地域の活動について聞いたりなど、保護者同士は気になる話題が多くあります。人づきあいが苦手な方は簡単な自己紹介や、あいさつするだけでも気がラクになるかもしれません。
保護者同士では無理のない、程よい距離感を心がけましょう。
学校行事で気をつけたいこと
欠席したい場合
学校行事を欠席したい場合は、担任の先生に連絡帳で伝えるのもひとつの方法です。
連絡帳で伝える場合は、欠席理由を簡潔にわかりやすく伝えましょう。
伝える場合のポイントを知りたい方は、こちらの記事「小学生の連絡帳はどう使用する?知っておきたい活用法や注意点」を参考にしてみてください。
キャンセル料などが発生する修学旅行への不参加の連絡は、なるべく早めに行いましょう。
不参加により費用がかかる行事に関しては、誤解や行き違いを防ぐために、直接電話した方がいいケースがあるので注意が必要です。
学校行事に適した服装
学校行事の内容によって、最適な服装を検討しましょう。たとえば運動会はカジュアルで動きやすい服装が、授業参観や学校公開では清潔感のあるオフィスカジュアルの服装の方が多いようです。ママ同士が初めて会う場所では派手すぎる、服が透けているなどの服装は浮いてしまうかもしれません。
また校舎に入る際に、靴を脱いで上履きやスリッパに履き替える必要があるため、脱ぎやすい靴がおすすめです。
学校行事に参加すると、子どもの成長を実感できたり、保護者同士の交流が深まることもあります。いつもとは違う体験を通して、子どもは興味のあるものを自分で見つけるかもしれません。年間予定表などを上手に活用して、前向きに親子で参加してみましょう。
参考/文部科学省
蒔田てっら
webライター