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2022.02.15

小学生の連絡帳はどう使用する?知っておきたい活用法や注意点



小学校に入ると保護者と先生の間で、頻繁に連絡帳を利用する機会が増えてきます。
進級する際にも担任の先生にご挨拶したり、学校生活でのトラブルの相談をしたりなど連絡帳の使い方はさまざま。
先生とのコミュニケーションに役立つ連絡帳ですが、「どんな時に使う?この場合どう伝えたらいいの?」とお悩みのママも多いようです。
そこで今回は連絡帳の活用法や注意点、導入が進んでいる保護者連絡システムについてもご紹介します。

連絡帳の目的


連絡帳は学校と保護者が、円滑にコミュニケーションをとるためのツールです。欠席や遅刻などの届け出に利用するケースが多く、子どもが、翌日の時間割や宿題や持ち物を忘れないように書く際にも使われます。保護者が担任の先生に子どもの健康状態を伝えたり、トラブルを相談したりする時にも利用されます。学校によって使い方はさまざまですが、担任と保護者との連絡手段として利用されるのが一般的です。

連絡帳の活用法


欠席や遅刻の届け出
連絡帳は主に、欠席や遅刻、早退、体育の見学などの届け出に利用します。ただ、最近ではアプリやメールを利用する学校が増えてきており、連絡方法は学校によって異なるようです。欠席や遅刻の届け出をする際は、簡潔に連絡帳に理由や登校予定の日時を書くといいでしょう。
学校にもよりますが、前もって欠席する予定があれば、連絡帳に書いて伝えておくことも可能です。
また感染症に感染した場合に連絡帳を利用する際は、病名や医師からの診断を学校に連絡しておきましょう。
詳しく書く必要はありませんが、報告内容によっては学校の対応が必要な場合もあり、必要な情報を伝えておくことで、学校との意思疎通がスムーズになります。

トラブルの相談
学校でのお友達とのトラブルや、子どもの健康状態についての報告や相談も連絡帳で伝えることができます。ただし詳しく説明や確認する必要があったり、複雑な内容だったりする場合は、電話か直接先生に会って相談した方がいいケースもあります。特別に会って相談したい場合、まずは先生のご都合のよい日を確認しておきましょう。子どものトラブルとなると保護者としては、感情的になるかもしれませんよね。ですがなるべく落ち着いて、連絡帳に「相談にのっていただけませんか」といった丁寧なお願いをおすすめします。

先生へのお願い
学校生活での特別な配慮や、個人面談の日程変更などのお願いにも連絡帳を利用できます。
連絡帳では短すぎたり、上から目線だったりするような文章は好印象を与えなません。先生にお願いする場合は「ご指導いただき感謝しております。」など日ごろの感謝の言葉を添えて伝えてはいかがでしょうか。「〇〇お願いいたします。」「〇〇していただけないでしょうか?」などの敬語や簡潔な文章を心がけましょう。

注意したい連絡帳の使い方


連絡帳でトラブルの報告や相談などを伝える際は、感情的な表現に気をつけましょう。事実確認をする前に、個人を非難したり、強めの言葉を使ったりすることは避けた方が無難です。ママが子どもから聞いた話や見た事実を伝えて、「心配しています。」「お気づきの点はないでしょうか?」といった相談しているという姿勢も必要です。
また込み入った事情や特別な問題がある場合は、電話か直接会う機会を設けて相談しましょう。

保護者連絡システムとは


保護者連絡システムは、学校と保護者の間で情報共有することができるシステムです。
学校によってはアプリを利用したり、システムを利用したりして、基本的にはスマートフォンやパソコンを使って、保護者と学校との連絡をスムーズにしています。
保護者からの欠席などの連絡する際や、学校からの学級閉鎖や休校などの緊急連絡にも利用されています。
文部科学省では連絡方法のデジタル化によって、情報共有がより速くなり、保護者と学校の双方にメリットがあるとし推進しているようです。
まだ保護者連絡システムやアプリが導入されていない学校でも、今後はどんどん進んでいくかもしれませんね。

 

ある日連絡帳に、子どものトラブルが先生から書き込まれていて、筆者は最初はびっくりしました。子どもから話を聞いた話だけでは、実際のところよくわからない場合も多いですよね。先生が気づいたことや、アドバイスなども連絡帳で伝えてくれることもあります。
連絡帳は情報共有だけでなく、先生と交流を深めるいい機会にもなるので、前向きに連絡帳を活用してみてください。

参考/文部科学省

 

蒔田てっら

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