2022.05.26
小学生におすすめ!子どもが飽きない無料で見られる学習動画5選
「ヒマさえあれば、スマホやタブレットでゲームしているか動画見ている!」と憤慨するママ・パパたちの声は止まりません!
だったらその動画をうまく家庭学習に利用してみませんか?
なぜ小学生に「動画で学習」がおすすめなのか?
・子どもが飽きない
・遊び感覚でとっつきやすい
・どうせ動画を見るなら学習時間も確保してしまう!
デジタルネイティブ世代である子どもたちは、幼児期からスマホやタブレットで動画を見るのが当たり前で育っています。長すぎず、適度な刺激もあり、飽きずに見られるようにさまざまな工夫がされている動画は、子どもにとって「とっつきやすい」のですね。
とはいえYouTubeでも子どもに見せたくない動画が多いのは事実。それならば、親子で一緒に楽しめる、あるいは子どもひとりで見ていても安心でき、なおかつ「ちょっとは勉強に役立つ」動画を選びましょう。
動画で興味をもったら、そこから関連する本をすすめたり、新聞やニュースでチェックしたり、親子で話し合ったりすることで学習も広がります。
ここでは小学生向けに安全・安心の学習動画を5つご紹介します。
小学生向け「動画で学ぶ」王道はこれ!
「おうちで学ぼう」NHK for School
・小1~中学生まで幅広く網羅
・NHKの運営で安心して利用できる
・SDGsやプログラミングなど思考を刺激するカリキュラムも!
幅広く小1から中学、特別支援向けなど学習動画を網羅しているNHKによる学習動画サイトです。“ばんぐみ一覧”から学年や興味のある科目をいれて検索すると、該当する番組が出てきます。また、「先生がえらんだプレイリスト」も、各学年が学んでいる内容に合わせて選んでいるので便利です。
おすすめ小学生向け「楽しく&かしこく学ぶ」動画はこれ!
小島よしおのおっぱっぴー小学校
引用:おっぱっぴー小学校
・早稲田大学教育学部卒の小島よしおさんによる学習動画
・時計の読み方は特に大人気
・お笑い要素を交えて子どもの興味をひきつける
小島よしおさんらしい「体を張った」わかりやすい授業内容が話題になったサイトです。学習ジャンルも多岐にわたるので、ちょっとしたスキマ時間に親子で一緒に視聴するのも楽しそうです。
うちの子はなぜか大好きで「面白い」と言って見ています(Nさん/子ども・小2)
芸人さんで話も面白いし、けっこう食いついて見ています。いろいろなジャンルもあるので、学校の宿題をやってから気分転換がわりに1つか2つ見ている間に夕飯の時間になるのがちょうどいいです(Kさん/子ども・小1と小4)
ミキラボ・キッズ
引用:ミキラボ★キッズ
・「科学のおねえさん」五十嵐美樹さんのサイト
・実験を中心としたサイエンスや工作動画が人気
・おもしろ実験から中学入試問題まで幅広い
子どもたちが大好きな実験を行いながら解説。基本的に10分から15分前後の動画が多く、子どもが飽きない工夫がされています。
家でも簡単にできる実験があるので特に夏休みなどは助かる>(Sさん/子ども・4歳と小5)
私自身も見ていて面白いと思うし、短めでサクッと終わるのがいい。女の子だが理系に進んでほしいと漠然と思っているので、こうした動画で関心を高めてくれたらいいなと期待(Tさん/子ども・小3)
「安心して子どもに見させられる」小学生向け学習動画はこれ!
とある男が授業をしてみた
引用:とある男が授業をしてみた
・小3~小6の算数をわかりやすく解説
・ホワイトボードを使ったスタイルで落ち着いて見られる
・穏やかな話し方で安心して子どもに見せられる
複雑になってくる小学校高学年の算数を非常にわかりやすく解説しています。優しいお兄さんから教わるような感覚で、「勉強を教えようとすると、ついつい怒鳴ってしまい親子喧嘩になってしまう」そんなご家庭にもおすすめです。
中高生向けの動画がメインですが、算数の動画(その他の科目も多少はある)はかなり揃っているので要チェックです。
とにかく授業内容がわかりやすい。もっと小学生向けの動画を増やしてほしい(Eさん/子ども・小5)
一緒に見たことがあるが、まるで塾で教わっているような感覚。優しい語り口でYouTubeにありがちがガチャガチャした感じではないのがよいです。長女は中学生ですが、学校の授業よりわかりやすいと言っています(Yさん/子ども・小6と中2)
KADOKAWA児童図書チャンネル
・角川学習まんがシリーズの動画が人気
・児童書を中心とした関連動画
・「どっちが強い」など子どもに人気のシリーズも公開中
株式会社KADOKAWAが運営する児童向け図書チャンネルサイトです。日本や世界の歴史「学習まんが」や、科学シリーズで人気の「どっちが強い!?」の動画を公開しています。
理科や社会の分野は教えづらいので、こうした動画はありがたい(Nさん/子ども・小4)
動画の「まんが人物伝」が好きになり、日本史に興味を持つようになりました。今は本も読むようになりましたが、最初のとっかかりにベストです(Oさん/子ども・2歳と小3)
どうせ動画を見るなら上手に活用しよう!
上記は小学校高学年の動画視聴時間の調査結果です。
平日でも最も多い動画視聴時間は「1時間」、休日ともなると「3時間」です。せっかくなら、動画視聴時間の一部分でも学習に紐付けたいですね。
授業内容の解説動画だけでなく、科学や社会など幅広いジャンルから子どもの知的好奇心をくすぐる内容を選べば、子どもも何かしら興味を持つかもしれません。
「何を見ているかよくわからない」と放置するのはよくありません。とはいえ、「絶対に動画は見ちゃダメ!」と禁止するのも、難しい時代です。実際に親も動画を見ているのですから、あまり説得力がありません。
こうした学習動画をうまく活用していきたいですね。
出典:ゲーム・動画の視聴時間が気になる!?調査でわかった意外な傾向/ベネッセ教育情報サイト
大橋 礼
ライター
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。